我が家のリノベーション紹介シリーズ9番目!先回は洗面所を紹介しました。

先回に続いて、同じ水周りの浴室です。
”リノベーション紹介”と謳いながら恐縮ですが、この浴室は我が家のリノベーションの中ではほぼ唯一の手を入れなかった場所。手を入れなかったのは、90年代半ばに前オーナーさんがしっかり浴室設備の更新をしてくれており、ボタン一つでお湯張りから保温までやってくれるお風呂になっていたので、。
カチカチバランス釜のシャワーの流量を調整できないようなクソオンボロゴミ社宅に住んでいた我々にとっては、これは最新鋭も良いところのお風呂。これをリノベーションしてもそれほどお風呂自体の機能が向上することもなさそうですので、綺麗に掃除をしてそのまま使うことにしました。
我が家のお風呂。この写真は購入当初に撮影したので、今の様子とは少し違います。壁面の手すりは必要ないのと色があまり好きではないという妻の意見があり、撤去しました。
照明も交換。元々はプラスチックカバーの丸いあまり気乗りしない照明が設置されていましたが、松本船舶電機製作所製の船舶照明・1号デッキライトに交換しました。
(ただしこのライトは浴室での使用は推奨されていないので、自己責任で設置しています)
上の写真を撮影後に”ランプガード部が最初からこんなにくすんでいたかな・・・”と思い、購入当初の写真を引っ張り出してきました。
やっぱり購入当初は金属がピカピカしています。真鍮製なので、だんだん味わいが出てきているのでしょう。
このライトはガードが金属で、ガラスの透明カバー。見た目なので電球はフィラメントが見える透明玉が欲しかったのです。一方で、船舶照明は防水性が高い、ということはカバー内の密閉度が高い。普通の白熱球では熱が籠ってしまうのではという懸念しました。最終的に選んだのは熱が出にくいLEDの透明玉。今はLEDの透明玉が売っているんですね。
昼間はこんな見た目です。
浴槽部の水栓もあまり面白味がないタイプのものだったので、、、
(写真はリノベーション工事中に浴室が物置きと化している際に撮ったものです。)
ハンドル部だけ洗面所と同じレバーハンドル(三栄水栓製作所製)に交換しました。
我が家のの水栓の基はTOTO製の混合栓。レバーハンドルに付属してくるアジャスターをかませれば三栄水栓製作所のレバーも取り付け可能です。
洗面所では交換した色が異なるスピンドル部分の部品は、交換をサボっています・・・。やっぱり色が違うと目立つかな。余裕が出来たら交換しよう。
↑の写真の左に遠慮がちに写っているのが給湯のパネルスイッチ。ボタン一つで保温はもちろん湯張りも温度調整も出来ます。ボロ社宅バランス釜に比べて優秀すぎる。。。これはこのまま使用しています。
他に変更した箇所は↓写真に写っている壁面の背の高い物置きは撤去しました。
我が家の浴室に置くものは石鹸とシャンプーとカミソリくらいしかないので、大きな物置きは要らないし、この手のものは掃除がめんどくさくなって水垢の巣窟になることが目に見えているのと若干くたびれている雰囲気が出ていたので、、、。
浴室は以上のように物の撤去や交換などのマイナー修正だけで使用しております。浴室をリノベーションすると何十万円コースの予算がかかりそうですが、水周りがぼろいとやはり気持ちが沈みがち(私の旧居のお風呂がボロボロでしたので)。なかなか難しい選択を迫られるところですが、我が家は前オーナーさんの徹底したリノベーションと大切に暮らされていたお陰で浴室のリフォームをしなくても快適なお風呂を手にすることができました。そういう意味でも掘り出し物物件でした。
さてリノベーションシリーズも佳境に迫ってきました。次回は我が家のこだわりの玄関(のタタキ)と廊下の古建具たちを紹介します。

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