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コロ、怒る(豊頃町大津港のゼニガタアザラシ)

このサイトでも取り上げている大津港の野生のゼニガタアザラシのコロちゃんですが、ついにやってしまったようです。しかも短期間で相次いで。

2007年6月30日には50代の女性がこのアザラシを触ろうとして、胸をかまれ手足を引っかかれたそうです。

ニュースの記事を見ると「棒でつつくたたく、子供をアザラシの背中に乗せて記念撮影する、首にひもをくくりつけたり、足で体を押したり、犬をけしかける」ような行為をする人がいたとのこと。いや、そんなことをしたらそりゃ噛まれたり怪我しますよね。

私が見に行ったときも触っている人は普通にいました。

こんな記事もありました。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/society/36720.php
「十勝管内豊頃町の大津漁港に出没するゼニガタアザラシ「コロちゃん」が七日、漁港に来た同管内の六十代女性をかんだ。町によると、五日にも同管内の男性がかまれていたことが新たに分かり、最初にかんだ六月三十日以降、被害は三件になった。
町は「三人とも軽傷ですんだが、子どもが大けがでもしたら大変」と話し、早急に道や環境省と、今後の対応を協議する。
 同署は最初の被害が出た後、パトカーが数回、同漁港に行き「かまれた人がいるので気をつけて」と注意。七日午後も、二十人ほどいた釣り客や見物人に呼びかけたが、パトカーが去った五分後にかまれた。」

こういう類の動物と人間の事故ニュースを見ると、不謹慎ながら「自業自得」のような気がします。
北海道に住んでいた時に野生動物に接する人間を見てきましたが、日本人は基本的に野生動物をなめすぎです。特に野生動物のいない都会から来た人たちにこの傾向強いような印象です。アザラシは見た目はあんな感じですが、そんなに油断してよい生物ではないですし(少なくとも私はカワイイ!というよりは畏怖の念の方が強い。。。)、ヒグマに至っては絶対に敵わないですしね。。

野生動物を専門家や研究者だけの物にするべきではなく、市民共有の財産と思うのですが、こういう記事を読むと考えさせられます。
野生動物に名前をつけている時点で妙な気がしますが、とりあえず「コロちゃん」の名前を「殺ちゃん」に改名しとけば少しは近づく人も減るのではないでしょうか。あんまり可愛くないけど。

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