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野生アザラシの写真集

これまで蒸し暑い眼差しを注ぎ続けてきた野生アザラシの写真を掲載しています。ここに掲載してある写真はすべて日本の北海道で撮影しました。

写真をクリックすると大きい写真と解説や説明などが見られると思います。

野生アザラシ撮影について

野生アザラシを初めて見たのは2005年。その時に野生アザラシに魅了され、観察・撮影を続けています。

「アザラシの写真」と聞くと、流氷上にいるタテゴトアザラシやゴマフアザラシの真っ白な毛に覆われた赤ちゃんアザラシを想像される方も多いと思いますが、私が撮影対象としているのは、日本の北海道の海に暮らしている野生のアザラシの自然な姿の全てなので、↑に掲載したとおり、おっさんアザラシや無氷期にゴロゴロ転がっているアザラシの写真も含め、いろいろな表情・姿のアザラシの撮影に挑戦しています。
そしてアザラシの暮らす海そのものやそこに暮らす他の生物、人間との関係など、周辺環境も伝わるような写真を撮りたいと願っております。

撮影スタイル・ポリシー

私のアザラシ撮影は陸上からアザラシがいる海や岩場を撮影する”陸撮り”が中心です。アザラシの自然な表情や行動を写すためには、適切な距離感を保つことが最重要で、陸撮りならば海で暮らすアザラシたちのテリトリーに侵入することがないので、彼らの自然な姿を撮影できることが多いからというのが最大の理由です。

また、陸撮り撮影時はアザラシを眺めている人は自分以外にはまずいないので、アザラシたちと一対一で向き合っている孤独感、撮影に集中している感覚も好きですし、セイコーマートのカツ丼を食べながらノンビリとアザラシを観察・撮影していることもあり、そのような自由さも気に入ってます。

こんな理由で、自分とアザラシまでの距離や撮影時間なども自分でコントロールができる陸撮りスタイルが好きです。(↑に掲載している野生アザラシ写真も2~3枚を除いて陸撮り写真です。)

一方で船で洋上に繰り出す、海撮りもたまに行います。ただ、海撮りはアザラシとの距離感の調整はガイドさんや船頭さんにお願いすることになり、この微調整が自分で出来ませんし、同船の方に気を使ったり、時間も限られていたりで、なんとなくの苦手意識があります。場合によってはアザラシ側のテリトリーに深入りしすぎて、アザラシが怯えて緊張した表情の写真を量産することもありますし、最悪、逃げて海に飛び込んでいったりしますし…。

なお、ドローンを使用した野生のアザラシ撮影は行っていません&これからも行うつもりはありません。(ドローンによる野生アザラシ撮影に対する私の考えはこちらにまとめてあります。)

この野生アザラシの写真コーナーを作った背景

このアザラシサイトは2005年くらいから運営をしているのですが、野生アザラシに関しては観察記録のまとめが中心で、写真はその補助目的で掲載してきました。ですので撮影した野生アザラシ写真だけを集めたコーナーは2023年まで作っていなかったのです。

しかし、2022年に開催された”寝ても覚めてもアザラシ展の際に、主催の方から”野生アザラシの写真展示をしてみない?”とのお声がけを頂き、初めて自分の撮影した野生アザラシ写真を他の方にご覧いただく機会を得ました。

↑「写真集を購入したい!」というありがたいご意見を頂きましたが、今のところ頒布予定はないので、すみません。。。

この展示用の野生アザラシ写真を選ぶために、これまで自分が撮ってきた数千(数万?)枚のアザラシ写真を一度整理・俯瞰してみることもできましたし、写真を精選することもできました。また寝ても覚めてもアザラシ展でも、私が思っていた以上に、ご好評をいただき、渋いアザラシ写真が好きな方もいらっしゃるんだ!と思えたのもとても良い経験でした。

上に掲載した写真はこの時の「寝ても覚めてもアザラシ展」で展示した写真や作成した写真集に掲載した写真を基に、改めて選抜しつつ、さらに新たに撮影した写真を加えたものです。あまり大量に載せるのも難しいので、厳選した20枚ほどをこちらに掲載することにしました。

『寝ても覚めてもアザラシ展』における自分の写真の展示は小さな経験ではありましたが、写真展や出版物で写真を見てもらうことがこんなに面白くて刺激的だということがわかりました。またそんな機会が訪れたら嬉しいなと思いつつ、また野生アザラシたちが暮らすフィールドを訪れる計画を立てようと思います。(何か写真の展示とかとかのお話があれば問い合わせフォームからご連絡ください!)

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