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このサイトについて

当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。

このサイトは”海に住む獣”が”海獣”なら、人間も海に住めば、いつかは海獣になれる、、、と思いながら、集めたアザラシなどの海獣の情報を幹として、潜った海や見た野鳥などの自然観察の記録を枝としつつ、旅先で見つけたもの、好きな本など心の琴線に触れたもの、日常生活の中で気づいたことを葉のように広げて、小さな書斎からいろんなことを蒸し暑く発信しています。

海獣を含む全ての生物と人間の共存ができる世界が実現すればよいなと思ながら、私ができることは客観的な情報発信かと思います。(2016年1月)

アザラシや海獣に対する狩猟や個体数調整のための捕獲に関する当サイトの立場

当サイトは原理的にアザラシの保護を主張するつもりは無く、適切な管理とその延長上の個体数調整や人間の利用(毛皮や観光資源利用も)も賛成の立場です。アザラシとの共生に関する私の考えはこちらにまとめてあります。

私のこと

プロフィール画像に使用しているこの絵は、自称優しくて可愛い妻が描いた夫の肖像です。
頭には寝癖があり、左手にしゃもじ、右に茶碗を持って、口に米粒をつけたまま、ご飯をねだっている鳥のイメージで描いたそうです。

名前:ぴぃすけ

好きなアザラシ:北海道に生息する大人のゴマフアザラシ。ゴマフアザラシから始まった海獣との付き合いが、海獣全般にひろがり、さらには魚や骨の無い生物も含め、海の生物全般に戦線が拡大しました。

趣味:海の中(ダイビングやスノーケル)/陸の生物観察(野鳥・哺乳類)/旅行(自家用車・電車・船・飛行機。乗り物が好き)/ぬるい登山/料理とお酒

本業:仕事は六本木、巣鴨、表参道、青山あたりのコーヒーショップでmacを拡げてノマドで仕事をしています、、とか、それっぽいことを言いたいところですが、実際は自分を高めず、他力本願の意識低い系サラリーマンをやっています。
表参道や青山より新橋とか赤羽とか新宿でウハウハしていることが多いです。

これまでの当サイトの主な履歴

このサイトは2005年6月頃に開設した”北海道のアザラシたち(←トップページのみ・リンク先は開きません)”というサイトを前身としています。このサイトを開設した当時は、私がまだ北海道に住む学生で、日本にも野生のアザラシが見られる素敵な場所があることや、日本の北端の北海道の、さらにその中心の札幌や新千歳空港から遠く離れた地方部にも、アザラシ飼育で頑張っている素敵な施設がたくさんあり、その魅力を広めたい・・・という蒸し暑い想いからサイトを開設したのでした。

大学卒業後は各地を転々としましたが、一念発起して沖縄県の石垣島に移住し、暖かく美しい南国の海を見て、海への蒸し暑い想いを新たにしました。それまでは北海道とそこに住むアザラシに特化した保守的な頭だったのですが、ダイビングやスノーケルも大事な趣味となり、海なら入るのも眺めるのも船で走るのも好きです。

サイトを取り巻く主な出来事の時間系列

2005年1月12日 エキサイトブログでこのサイトの前身となる北海道のアザラシを扱うブログ”とっかりブログ”を開設。
2005年5月頃ブログ形式ではなく自由度の高いhtml形式のwebサイトへの発展的解消することを決意して、サイト作成に取り掛かる。
2005年6月16日       この日に”北海道のアザラシたち”のトップページをサーバにアップしたので、サイトの開設日とする。当初はxreaさんのサーバを借りていました。とっかりブログは日常的な日記的なものになっていきました。
2005年7月12日Yahoo!Japanの北海道/動物、昆虫、ペットディレクトリに掲載。
2005年月19日Yahoo!Japanのアザラシディレクトリに掲載。
2007年3月就職のため北海道を離れ、本州へ戻る。
2015年10月    サイト開設10年。”北海道のアザラシたち”と”とっかりブログ”を統合し、新サイト”海獣記”として再出発。(新サイト名はサブタイトルが無くてもサイト内容を象徴しつつ、漢字で二字か三字の極めて短いものにしたかったのです。)サーバもStar Serverに移動。(https://seal.dolphin.jp/)で運営開始し、wordpressを導入しました。2015年~2019年の頃のコーナーにアップされた画像の一部にhttps://seal.dolphin.jp/の記載があるのはそのためです。
2019年4月独自ドメイン(https://pixisuke.com/)を取得。

サイト作成に使用している機材(カメラと双眼鏡)

使用している機材は、最新のものより、馴れた物を長く使いたい傾向にあります。まだ使えるもの・手に馴染んだもの・それまでよく働いてくれたもの。特にその働きに不満が無い物を新しいモデルが出たからといって買い換えるのは心情的に寂しいのです。お金に余裕があるなら旅の種銭にしたいという懐事情もありますが。

陸上カメラ

OLYMPUS D-460ZOOM (2001年4月~ 2005年3月)

光学3倍(35mm換算 35mm-105mm)。メディアはスマートメディア32MB×2枚で撮影していました。画素は133万画素。最高画質にすると32MBのスマートメディア1枚で70枚くらいしか撮れなかったのが懐かしいです。
絞りもシャッタースピードも設定できず、オート設定で撮影するのみ。学生時代の金欠期にどうしてもデジタルカメラが必要になった時、札幌のヨドバシカメラで型落ちモデルとして安売りされたのを買ったのです。値段は24800円だったかなー。
それでもサイト掲載可能なレベルのきれいな写真が撮れました。この辺りのコーナーの写真はD-460で撮ったものです。機体は以下に出てくるS3ISを購入する際に下取りで引き取られていきました。今思うえば最初に自分で買ったデジタルカメラだったので、多少の割引の種にすることなく手元に残しておけば良かったな、、、と少し後悔。

Canon PowerShot S1 IS (2005年4月~2007年1月)

光学10倍(35mm換算38mm-380mm)の望遠機能を重視したデジタルカメラで、アザラシを大きく撮りたく、望遠カメラが欲しくなったのです。当時の記事にカメラ選びの話がありました。結局、札幌の手稲区の”カメラのキタムラ”で展示機の本機種が投売りされているという情報を聞きつけ、大学の講義もそこそこに、車で買いに行った記憶があります。お店では本当に安売りされていて、20000円で購入。
S1ISの画素数は320万画素ですが、当時としては画期的なVGA(640×480)画質での動画も撮れました。S1ISのメディアはCF・マイクロドライブ。長時間の動画を撮りたくて6GBのマイクロドライブを29800円くらいで買った記憶があります。学生なのによく買ったな、、、。6GBで静止画は最高画質で3500枚ほど、動画は50分ほど撮影できました。 これに偏光フィルターを付けてみたり、絞りやシャッタースピードの関係を学んだり、カメラの初歩の初歩はこの機種に教わったような気がします。

光学10倍(35mm換算38mm-380mm)のズーム機能は、現在から見ればチープですが(S1ISの後は、S2IS、S3IS、S5IS、SX1IS、SX10IS、SX20IS、SX30IS、SX40HS、SX50HS、SX60HSと10代くらい出ているようで、最新のSX60HSは21~1365mm相当の光学65倍の1610万画素!!)、当時は画期的な性能でとっかりセンターの大人気アザラシ・コムケのアップの表情や、抜海港おたる水族館の裏の野生アザラシの撮影に活躍してくれました。特にとっかりセンターに2005年8月に撮ったコムケの写真は、これ以上の飼育アザラシの写真は撮れていないのではないか、というくらい記憶に残っています。

S1 ISで撮影したコムケの写真

Canon PowerShot S3 IS(2007年2月~ 2008年7月)

名前の通り↑のS1ISの2代後の後継機種。野生アザラシを追いかけることが多くなり、より望遠機能が強化された後継機種を買ったのでした。望遠の倍率は光学12倍(35mm換算36-432mm)になりました。さらに1.7倍のテレコンも購入し、コンデジとはいえ、最大35mm換算732mmで撮影していました。画素も600万画素にアップ。メディアもCF・マイクロドライブからSDカードへ。学生の最後の頃に買ったんですよね。このボディも未だ手元にあります。

Canon EOS 40D(2008年7月~2016年10月)

ここに来てようやく(?)一眼レフに移行です。2008年の4月に仙台に移住し、仙台初ボーナス支給直後の7月頃、”石巻のカメラのキタムラで本機を安売りしている”という情報を得て、12~3万円くらいで購入しました。2016年10月までメインカメラで8年間現役でした。さらに私の40Dはこれまで一度もエラーを出すことなく2022年現在も元気に動いています。日中の屋外なら特に不満は無かったのですが、一度だけ40Dの限界を感じたことがあり、それはこの夜間にシマフクロウを撮影したとき。暗闇の高感度の画質はさすがに最新機種とは雲泥の差だろうな、と思います。

Canon PowerShot  G12(2010年11月~2017年3月)

移住した石垣の海の中をきれいに撮影したくて、水中ハウジングとともに購入したものです。しかしG12はCanonのコンパクトデジタルカメラのフラッグシップという位置づけで世に出た機種。なので海用だけにするのは惜しく、図体のでかい40Dを持って行きにくい海外、山の上、海の上、水の中、日常の気軽な外出、、、などいろいろ連れて行かれています。富士山の日本最高地点剣ヶ峰にも地球の反対側のウルグアイにも防水ケースやカメラ本体が水圧でまともに動かなくなるようなパラオの深い海にも連れていきました。その辺の防水・防塵のアウトドアカメラ並みのハードな使われ方をしているせいか、お疲れ気味のようで2015年くらいからエラーが出るようになってきて、2017年3月についにご臨終しました

Canon EOS 7D Mark2(2016年10月~)

40Dがまだ元気に動いているのですが、夕方~夜~明け方の撮影が辛くなってきたことと、個人的に2017年1月に大きなイベントが予定されていたこともあり2016年10月に購入しました。高感度の画質はあまり良くない、、と言われていましたが、8年前に購入した40Dに比べて高感度域は大進化を遂げていたので、感動しました。

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新旧一眼レフ。奥がCanon EOD40D 手前がEOS 7D Mark2。 撮影はG12。

水中カメラ

PENTAX Optio W60(2009年2月~2010年頃)

水深4mまで防水ケース無しで潜れるのが特徴で、石垣に移住する直前に購入しました。す。海の中で写真を撮るために購入。W60はますし、私が購入した青モデルのデザインはかっこよい。海の中で写真を撮ろうと思って買ったのです。
本機は海に沈めないにしても防水カメラということで、多少の雨や波しぶきなら凌げるので、スコールが来たり、湿度が高い八重山で使うには重宝しました。ただ水深20~30mに行くダイビングには物足りないので、下の防水カメラたちを購入して徐々に出番は減っていきました。

Canon PowerShot S1 IS(2009年9月~2010年11月)

石垣でダイビングを始めて、水深20mの世界も撮影したいぞ、でも上に紹介したW60は4mまでだし、、、。というときに閃いたのが、当時既に防湿庫の肥やしになっていた↑の陸上カメラに出てくるS1ISの活用です。
S1ISはCanonから出された高倍率デジカメのS○ISシリーズの初代にして唯一防水ケースが発売された機種だったのです。S1ISは発売が2003年で、この活用を思い立った2008年では発売から5年が経過し、後継機種もバンバン出ている状態。なので、防水ケースを販売している店は既にありませんでした。仕方が無いので程度の良さそうな防水ケースを5000円くらいでヤフオクで競り落としましました。
S1IS+Canon純正防水ケースの組み合わせは、なかなか強力だったのでこんな文を綴っています。
しかし、さすがの私のS1ISも購入から5年近く経過し、さらに亜熱帯の海に連れていきまくったせいか、徐々に調子を崩し、ピントが合わなくなることが頻発してきました。ので、ヤフオクでS1ISをもう一台買いました。、、、が、このヤフオクS1ISもあまり調子がよくなかったので、下のG12を買うことになるのでした。

Canon PowerShot  G12(2010年11月~2017年3月)

↑のS1ISがまともに動かなくなり、購入した海の中用のカメラがG12。G12を選んだのはこんな観点です。G12も購入から五年経ち、本体もそれを入れる防水ケースWP-DC34も傷だらけになってきました。ケースが傷深いということは中に入っている本体にも見えないダメージを与えているのでしょう。2015年あたりから調子が悪いときがあり、だましだまし使っていましたが、2017年3月に稼働しなくなりCanonに修理に出したところ、修理不可の判断になってしまい、2017年3月についにご臨終しました。水中ハウジングケースより先に本体が逝ってしまいました。。。

Canon PowerShot G1X Mark2(2017年7月~)

↑のG12がまだメーカー修理対応期間内だったのに、部品の関係で修理不可という診断になってしまったので、Canonからそのころの現行モデルPowerShot G1X Mark2の安価な提供を提示されました。G12よりだいぶ大きい図体ですが、やはり進化も感じます。

水中用カメラG1X Mark2と防水ケース。G1Xは購入当時はCanonコンデジのフラッグシップモデル。陸上写真でも時々活躍しています。

双眼鏡

双眼鏡そのものについては、ここで多くを語っておりますが、アザラシ捜索ではカメラ以上に重要なツールだと思います。

PENTAX タンクロー UCF X 8×25(2004年くらい?~2008年11月24日)

学生の頃はペンタックスが作成するベストセラー双眼鏡入門機の”タンクロー”を使っていました。安いのですが性能も申し分なく、小型で携帯性がよくフィールドでも邪魔にならず、とても気に入っていたのですが、2008年11月の礼文島訪問時に海岸に置き忘れてくるという失態で、失われてしまいました。この双眼鏡はそれまでのアザラシ観察時の長年の相棒だったのでとても残念。

PENTAX Papilio6.5×21(2012年2月4日~2022年4月)

上のタンクローを失ったので、購入した双眼鏡。タンクロー喪失(2008年11月)から次の双眼鏡購入までこんなにタイムラグがあったとは我ながらちょっと意外。2009年春に石垣に移住して2011年の暮れに内地に戻ってくるまで、双眼鏡を持っていなかったわけです。確かに石垣では双眼鏡より海の中の撮影などで遊んでいた気がしますし、この間は北海道にアザラシを探しにいくことは無かったですし。新しく購入したのはこのPENTAXのPapilio。ちとマニアックですがおすすめです。野性動物観察でもトキ探し能取岬神威岬で活躍してくれました。倍率はかなり低め&あまり他にない6.5倍ですが、アザラシ捜索程度ならこのくらいがベストです。

PENTAX PapilioⅡ6.5×21(2022年4月~)

Papilioを10年使い倒したのですが、接着剤が剝がれるなどで、さすがに買い替えることにしました。後継機のPapilioⅡです。

左が新品のPapilioⅡで右がPapilio。右のは10年使っていたので、ロゴがかすれたり薄くなったりしています。

買い替えの顛末はこちらで紹介しています。

双眼鏡としては普及機帯のものですが、さすがに使いやすい。。。満足してアザラシ捜索に連れ出しています。

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