ブリュッセル三日目。つつがなく仕事は17時に終了し、再びブリュッセル市街へ。昨日はブリュッセルに駐在している知り合いの日本人の方と一緒に回ったのですが(おかげで効率的にいろんなものを見て、かつぼったくられもせずにムール貝を食べられたのです)今日は完全にソロ活動。何があるかわくわくです。
前回のブリュッセルの記録はこちら。
まずはホテルの前の地下鉄の駅に入りますが、いきなり落書きがされており、ホームにはアフリカ系の若者やベールを被ったアラブ系の女性がたくさんいました。写真はホテルの前のROGIER駅の切符の自販機。一回乗るのが2ユーロなのは「地球の歩き方」で学習済みですが、自販機の操作の仕方がわからん。。。この券売機、結論から言うと英語表示が出来ず(私の操作方法が悪かった可能性もあり)、さらに札が使えません。クレジットカードの差込口もあるのですが、どうも要領を得ない。駅員が付近にいるわけではないので、仕方が無いのでホテルに戻って小銭を用意してきました。英語表示が出来なかったので詳細を把握しかねますが(多分フランス語とオランダ語表示)10回券や一日券もあるっぽいですが、何かもうよくわからんので一番安く2ユーロとかいてある1回券を買いました。
これが改札。オレンジの機械に買った切符を差し込みます。イメージとしては日本のJRの改札のようなものというより、タイムレコーダーのようなイメージです。
自動改札口。地元の人は切符を買っていなかったので、日本のSUICA的なやつを持っているのかも?あと上述の通り駅員が配置されているわけではないので、詰まったりエラーがあったらどうするんだろう?そもそも切符を買わなくても開くような雰囲気もあり、もしかしてただ乗りし放題じゃなかろうかと心配になります。
ARTS-LOI駅。日本の地下鉄ならこんな鉄骨むき出しにしたりしないだろうなぁ、、、と思いながら撮りました。薄暗いし、日本の地下鉄に馴れたよそ者にはちょっと微妙な雰囲気です。写真もささっと撮ってカメラはしまいます。そういえば地下鉄の社内でも携帯電話やiPhone、携帯音楽プレイヤーをいじっている人は日本より少なかったような。
地下鉄車内。穏やかそうななときにこそっと撮影。明るく撮れてますが、もっと陰鬱な感じでした。よくわからん独り言を言っているおっさんや、3~4人徒党を組んでいる若いアフリカ系やアラブ系の兄ちゃんたちがいたりしたので、あまり写真も撮らず大人しくしています。
地下鉄を乗って再びグランプラス地区へ。天気はずっと微妙な感じ・・・。
グランプラス地区をほっつき歩きます。これは小便小僧の近くのお店のワッフル。小便小僧がワッフルを食っている像を設置していました。
たしかトッピングによって値段は変わりますがこいつは3ユーロ。店頭の看板には1ユーロとかいてますが、トッピングをすると追加料金を取られて、高いやつは5ユーロくらい。このワッフルがなかなかでかい。私は甘い物は得意でないので持て余し気味。
流しのバイオリンを弾くお姉さん。こういうのが「ヨーロッパ」ってな感じです。20セントをケースに入れきました。道端で座っているだけで前を通るとカップをチャリチャリするだけの人もいましたが、もうちょっとコインをいれたくなるような感じになってほしい。
この二人組みはゴッホの彫像のコスプレをして、じーっと動かず彫像のようにしています。なかなか気合が入っていますが、うっかり写真を撮った人にはお金を請求していました。
昨夜見かけたサンミッシェル大聖堂の近く。これは格の高い教会で王室が結婚式を開催したこともあるそうです。1200年代から作りはじめ完成が1500年代ということですので、日本でいえば源頼朝が作り始め、鎌倉時代・室町時代の間ず~~っと作り続け、織田信長の頃に完成した感じ?ヨーロッパの歴史の重厚さを感じます。
ブリュッセルバト。多分日本のドバトと種類は一緒ですが、色が微妙に濃いような気がします。ヨーロッパの石の背景だと暗色型が生き残ったとか???ワッフルのかけらとかフランスパンを与えられていたので色が違うのかな?
広場の雑誌売りの売店。グランプラスから歩いて3分くらいの広場ですが、落書きまみれのスタンドで堂々とエロ本を売ってました。ベルギーはそういうのにオープンな国かもしれません。
ちゃんと女性用(もしくはゲイの人用)のモノもディスプレーされて売ってます。この手の雑誌販売店はちょっとした駅構内でも見かけました。
イギリスの「Superdry Store(極度乾燥しなさい)」もベルギー進出を果たしています。日本語を見ると反応してしまいます。
地元の食材とかを売っているスーパーとコンビニの中間のようなお店を見つけたので入ってみます。こういうお店に入るのは好き。
壁一面チーズとハム類がずらっと並んでいます。
昨夜食べたエビとトマトのサラダの小エビが売られていました。125gで5.99ユーロ。エビはとても小さいのですが殻はどうやって剥いているのか素朴に疑問に思います。
裏の説明はオランダ語かフランス語かよくわからない言葉。殻はおばちゃんが手作業で剥いているのか、それともケミカルで一気に溶かしているのか。。。ベルギーで手作業で剥いていたらこの値段では売れないような気もします。
この日は一人なので夕飯をレストランで取る気にはならないのと、小便小僧ワッフルが思ったよりヘビーだったのと、手持ちのユーロ残高が怪しくなってきたため、スーパーでベルギービールとハムやソーセージを買い込みホテルで食べることにしました。ベルギービールは日本に比べて濃い味ですが、中でもBUSHは特に独特な味があり、ベルギービール界の白百合かと思いました。アルコール度数も12度でビールというよりワインに近いアルコール度数。食費の高いベルギーですがビールは安い。BUSHの缶が1.79ユーロでPALMは1.02ユーロ。ささやかな打ち上げです。
明日は日本へ帰国ですが夜半、激しい雷雨で起こされます。ホテルの部屋から稲妻が見え、しばらく残ったビールを飲みながらぼんやりしていました。
四日目に続く。
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