ブリュッセル二日目。
旅の前回の記録はこちら。
ホテル近くのカフェで朝食。「continental breakfast」というセットを頼んだら出てきたのがこれ。朝から食べる量ではない気がしますが、さすがコンチネンタル。値段は12ユーロ(1500円くらい?)。写真の移っている皿の他、ホットチョコレート、絞りたてのオレンジジュース、トーストがついてきました。
仕事は17時で終わるのですが、ベルギーは北緯50度にある国ですのでこの季節は日が長い。街に繰り出します。21時過ぎまで明るいのです。
ブリュッセルはヨーロッパ政治の中心でもあり、EU本部があります。
EU本部のすぐそばにあった「SUSHI FACTORY」
街路樹のマロニエの花。この花はヨーロッパに来た感を高めてくれます。
信号待ちの車の前で一芸を披露し、小銭を稼ぐ。
王宮(ですが、王は住んでいない様子)。さすがに庭の手入れが行き届いています。
グランプラスというブリュッセルを訪れた観光客なら必ず行く広場。世界遺産で世界でもっとも美しい広場の一つと言われます。想像通りのヨーロッパ。
グランプラスに面しているシンボリックな建物「市庁舎」。15世紀の建築です。その頃の日本は足利義満や義政が金閣や銀閣を立てていたころと思うと不思議。
市庁舎の脇の彫像。石の文化ですね。荘厳で優美。15世紀によく彫ったなぁという小学生並みの感想・・・。申し訳ない(>_<)
こちらも観光のお約束、欧州最古のアーケード「Galeries St-Hubert(ギャラリーサンテュベール)」
アーケードの入り口にヨーコ・ツノのレリーフが。ヨーコ・ツノって誰だ?(今、調べたらベルギーの漫画のキャラクターらしいです)
このアーケードにはチョコレート屋や高級ブランド?の店が並んでいます。あまりわたしは興味が無い分野ばかりなのですが、土産を命じられたものがあるので、一つのチョコ屋さんに入ります。
チョコレート屋さんのMary。日本のメリーとは全くの別会社だそうな。(私はどっちのメリーも知りませんでしたが・・・)
Maryはベルギー王室御用達で、日本には進出しておらず、お店も少なくブリュッセル空港でも売っていないものだそうな。
↑いかにも日本人が好きそうな感じですよね、私もこう言われるとちょっと買わなくてはと思ってしまう。しかしチョコ屋で100ユーロ以上も使うと思わなかった…。丸っこい大きなチョコが1個1~1.5ユーロなので日本で同内容を買うのに比べたら半額以下かもしれませんが。
Maryの向かいにはNeuhous。これは日本でも売っているそうで、買ってこなくて良いといわれました…。もちろんGODIVAの店もたくさん建っていました。
グランプラスに戻り、有名な小便小僧を見に行きます。その途中で見かけたベルギーのタペストリーのお店。タペストリーよりクッションのような商品の方が多かったような。花や動物の絵を織り込んだものが多かった。
レース編みもベルギーの名産。見ている分には綺麗ですが、日本の我が部屋には置いてあるのは想像できないしあっという間に埃まみれになるんだろうなぁ(+_+)
小便小僧。世界三大がっかり名所とのことですが、そこまでがっかりするかな?
周りにはグランプラスもあり、美しい街並みが広がってますし、そのついで感覚で行けるのであまりがっかり感はなかったのかもしれません。欧米の人々もこの前では記念撮影をしていました。
小便小僧近くのチョコレート屋のLeonidasもこの通り。(この店も日本にあるそうで。。。)
グランプラスへ戻ってきて今度は夕飯屋へ向かいます。
グランプラスからチラッと落書きが見えました。世界遺産からすぐの所もこの有様で日本の感覚ではちょっと意外な感じです。もっともブリュッセルではスリみたいのはどこにもいるそうなので日本の感覚の方が特異なのかも。。
グランプラスの裏手にあり小路沿いにレストランが密集しているイロ・サクレ地区に行きます。客引きがたくさん来ますがボッタクリの店もあるそうで(と「地球の歩き方」に書いてあったが、そう言われてもはじめからぼったくられるかわからないからこそぼったくられるわけなので、事前に見分けるのは難しい・・・(^^;)
客引きも多く、東アジア系の客とわかると「コンニチハ」「ニーハオニーハオ」「アニョハセヨー」と3カ国語が飛び交うインターナショナルな客引きたちです。
飯屋に入る前に行きたかったところがイロ・サクレ地区にあります。ただでさえ狭い小道のさらに枝道みたいなところの奥に観光客が群がっています。
なかにはJeanneke Pis(小便少女)の像。日本を出る前にベルギーを調べて、こいつは見ておかなくてはと思った名所です。なかなか恍惚感があふれた表情。
次は夕飯です。入ったのはシェ・レオンというお店。ベルギー名物のムール貝のお店でベルギーでも有名な店。
メニュー、ムール貝のワイン煮やグラタンやら。ムール貝のワイン煮は22.55ユーロ、グラタンは17ユーロ。安くはないですが、物価の高いベルギーでは高くもないか。ここは観光客にも優しい感じでした。
鍋一杯のムール貝の煮物にグラタン、トマトと小エビのサラダ。ムール貝の旬は秋から冬で今は季節はずれとのこと。ムール貝はやはり日本の貝たちとは違う独特の風味。あまり日本で馴れてないワイン煮にしたせいからかも?今思い出してもなんとも言えない風味でした。日本で食べられる貝(牡蠣、アサリ、ハマグリ、ホッキガイ、ホタテ…等々)とも全く違うし、独特の風味を感じました。私は当初日本の貝たちのほうが旨いなぁと思いましたが、このムール貝も馴れると非常に旨く感じる。単に食べ馴れているか馴れていないか、調理の方向性の差もあるかも?
意外に旨かったのがトマトと小エビのサラダ(写真左下。9.85ユーロ。)小エビの味がしっかり効いていました。
いつもの新橋の居酒屋なら前後不覚になるくらい痛飲するのですが、ここは異国で治安が微妙なホテルに戻らなければなりません。大人しくデザートのワッフル。これもベルギー名物。さくさくで旨い。ただ値段もお高めで6.85ユーロ。
デザート第二弾。暖かいクレープ。これも旨かった。日本のクレープとは全然違い暖かくて、甘さもきつめ。ただ値段も私の感覚では高い。9.95ユーロ。えびサラダより高いとは!
外に出たらすっかり夜になっていました。さすがに22時半くらいになると真っ暗。ほろ酔いで少しうろうろしてホテルに帰ります。
ホテルの帰りがけに見かけたサンミッシェル大聖堂。
良い具合に酔っ払ってホテルに戻り、三日目に備えます。いや、ちゃんと三日目も仕事があるのです。
三日目はこちら。
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