未踏の山陰旅行の2日目。一人酒盛りをした鳥取温泉をチェックアウトし、朝の鳥取砂丘へ。
昨夜の訪問とは違う、観光シーズンには早すぎて観光客もいない寂しい雰囲気の砂丘西側(子供の国側)の無料駐車場に車を止め、海まで歩くことに。
足元の砂の上にはちょろちょろと草の新芽が出ております。春です。鳥取砂丘は砂丘の維持のため植物を抜いている作業を行っています。世界的には砂漠化や土地劣化で植生の衰退に喘いでいる中、豊葦原の国は恐ろしいものです。
あまりにも漠として広い風景。現在地がよく分からなくなるのか、たまに地面から生えている道標が頼りです。
歩いてきた道を振り返ると、足跡がずーーーっと残ります。歩いてきた跡がわかる道。
やがて日本海へ。
春浅く、曇天で鉛色の空が広がる日本海。気がめいりそうな空模様ですが、日本海側育ちの身には少し懐かしい気もします。
寂寥とした海と砂の風景を見て満足します。あまり時間もないので車に戻ります。今日は鳥取県をさらに西進し、島根県を経由してさらに山口県までいかねばならないのです。
鳥取市街に戻り、国道9号を西に向かって島根県へ。県境付近にあった道の駅”はわい”
日本のハワイ。漢字では羽合と書くようですが、こういうのは嫌いじゃないです。むしろ好き。春というよりむしろ冬の寒々とした空の下というギャップも、鼻の下がツンと痛くなるようなやるせなさが好き。
道の駅”はわい”を越えて、到達45県目になる島根県を目指してさらに西へ!
2016年の旅なので2016年中にアップを終えたかったのですが、時間切れです。あと一回新年明けにでも。来年もどうぞよろしくお願いいたします!
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