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捨てられた学習机

先週の休日、真冬で寒いけど雪のない近所の山をほっつき歩いていた時のこと。

ウロウロしていた林道沿いに机らしきものが捨てられているのを見つけました。


蛍光灯部分から察するに子ども世代が使ういわゆる学習机の上棚部分。おっさん世代にはコクヨの「くるくるメカ」等々の名前で知られたあの類の机。
周りには家具が捨てられていて、人が頻繁に通るような道沿いではないので、まぁ不法投棄でしょう。

しかし、私も子を持つ親の立場になったせいか、このような子ども用の家具が野ざらしで捨てられているのを見るのはなんとも辛い。確かに捨てた人には必要がなくなったのだろうけど、必要がなくなったからといって、子どものために買った物で机のようなものを寒々した山に捨てられるのは何とも寂しい気分になります。購入された時はきっと子どもの成長を喜んでそして願っえて、喜んで購入された品物でしょうし、買ってもらった子どもも大喜びしただろうに。おじいちゃんおばあちゃんからのプレゼントだったかも?何か他の不法投棄物より想像させるものがあります。

こんなところまで運んで捨てたのは子どもの親なのか。第三者なのか。はたまた捨てたのは子ども自身という可能性も。どんな気分で机を運んで捨てたのか。机を捨てたと知った時に子どもはどんな気持ちになったのか。捨てられたことも知らないこともありうるか。ひたすら悲しくなる想像を訴えかけてくる。

持ち主だった子どもは立派な成人になったのか、また子どもを育てているのか、机を不法投棄するような大人になったのか、、、願わくば幸せに暮らしていて欲しいものです。

 

そして自分も娘を育てるにあたり、たくさんの物資を消耗していくと思います。出来ることならお世話になるものたちには天寿を全うさせたいな、と強く思いました。

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