居間に敷いた畳の話:団地リノベーション

先日書いた通り、我が家の内装は和風(といっても団地ですので戸建ての日本家屋に比べればなんちゃって和風なので、和風と書くのも少しむず痒い。。。)で居間は畳敷きです。

畳と古建具に囲まれた和室(居間):我が家の団地リノベーション3
我が家のリノベーションシリーズ。先回は間取りを紹介しました。 今回からは個々の部屋を紹介しようかなと。まずは居間から。以前も書きましたが、居間には畳を入れたいですし、それも最近流行の正方形の畳や縁無しの畳が夫婦二人と好みではなかったことから、昔ながらの縁があるタイプの畳を入れることで夫婦間で一致していました。検索サイトで「和室 リノベーション ...

団地の建築当初の1960年代~70年代は畳の部屋があるのが当たり前だった団地ですが、時が経つにつれ、内装の老朽化→リフォーム・リノベーションが進み、そのリノベーション・リフォームの多くのケースで、和室を潰してフローリングにするケースが大半のようです。

私たちが購入した団地の一室も90年代半ばにリフォームされてあり、畳はすべて撤去され、全床がフローリングになっておりました。「団地 リノベーション」でGoogleで画像検索しても、和室の画像はほぼ出てきません。今や集合住宅の和室というのは絶滅の危機に瀕しているのかもしれません。日本全国で見られたメダカが絶滅危惧種になっているように、、、。

さて、私が新居に引っ越す前に住んでいた社宅は、築40年コースで台所(キッチンとは書きたくない。。。)以外は和室が3部屋というtraditionalな団地建造物でした。社宅だけあって一切リフォームしておらず、建築当時のままのひどい建物でしたが、南北に窓があり、風が抜ける団地構造の部屋の畳の上でゴロゴロするのはなかなか心地よく、また畳生活は目線が下がるので、天井の低い団地でも広く見えるというメリットもありました。そんな生活が気に入ってたので、最近のリノベーションの主流とは逆ですが、我が家の新居の居間は和室の畳敷きにすることにしました。

とはいえ「畳」と言ってもいろいろあります。最近の流行は縁の無い正方形の畳(琉球畳含む)。リノベーションでもこの畳をフローリングの一角にいれたり、新築マンションの一部屋や一区画に入れるケースは今でもそれなりに見かけます。

しかし私も妻も縁無しの正方形畳があまり好きではないという点で一致していましたし、さらに妻は縁に金糸?で模様や刺繍も入らない方が良い、ということで、団地間サイズではありますが、横長の昔からある伝統的な見た目の畳が入りました。
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紺色のシンプルな縁で、い草が縁の長方形タイプの畳です。これを八畳敷きにして居間にしました。減農薬栽培のい草で出来た畳です。オーガニックな畳。

縁の色は茶色や濃緑等、何色からか選択可能でしたが、あえて渋めで自然な色に。このような畳を現代のリノベーションに採用する事例はあまり多くないかもしれません。

畳は団地サイズとはいえ、なかなか広く、夫婦でアザラシのように転がっても余裕です。

気になる畳の和室作る上での材料費・施工費ですが、まず材料費。減農薬素材の畳ということもあり高くなるかなと思ったのですが、平米当たりの単価は、我が家の無垢材フローリング床材と比べても畳の方が安めという結果でした。(といってもフローリング材も樹種やグレードがたくさんあるので一概に安いとは言えないと思いますが、、、。ちなみに我が家のフローリング部分は国産の檜の上小節材をメインに使い、杉・節有り材、檜・無節材を部分的に使っています。畳の平米辺り単価はメインの檜材フローリングに比べれば70~80%程度の価格で、比較的安いフローリング材の杉材よりは少し高いくらいの価格になりました。)

施工費も無垢材フローリングと比べて大きく違っているものではありませんでした。

以上のように畳はなかなか快適でかつ、そこまで施工費や材料費がフローリング材と違わない、むしろ若干安いくらいのお得な床材です。もうちょっとリノベーションで畳敷きを選択する家が増えたら良いなと思います。もちろんあらゆる場面で畳敷きが良いわけでは無いと思いますが、検討の材料の一つにもしないのはもったいないと思います。

そして畳の背景に下部分だけちらっと写っている引き戸の古建具は畳と共に和風な雰囲気を出す要素になっており、デザイン的にも機能的にも我が家の「顔」の一つ(妻のこだわりポイントでもあり、私がこの部屋を気に入っている重要なポイント)でもあります。

畳と古建具に囲まれた和室(居間):我が家の団地リノベーション3
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最近の我が家では、居間の畳の上で、職場から戻って力尽きた妻が着替えもせずゴロゴロ転がっているのを日付が変わる頃帰宅した私が発見して、寝室に行くように叱り飛ばす・妻が寝室に転がり込むのが繰り返されています。。。どうも居間の畳の感触が良すぎるのと、家が広くなって微妙に寝室が居間から遠くなったのが、妻の敗因のようです。

 

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