我が家の居間の片隅には私の2畳ほどのワークスペースが設けられています。
居間はこちらに書いたとおり畳敷で、
ワークスペースの入り口も障子の引き戸です。また居間に面した壁にも換気用の室内小窓が付いています。これも障子窓。
、、、なのですが、これらの建具は古建具屋さんで仕入れたもの。リノベーション工事によって建具は入れてもらいましたが、障子は貼られていない状態で引き渡されています。
既に入居しており、障子がない状態で一ヶ月ほど経ってしまいました。ようやくまとまった時間が取れたので夫婦で障子張りを行うことにしました。
居間の畳の上に倒された引き戸。この桟のみの状態で一ヶ月経ってしまいました。。。
こっちがワークスペースの小窓の建具。手に持っている枠が一つの引き戸でこれ二つで窓を構成します。
障子張りは実家で母や婆さんがなんかやってたなぁ、、、くらいの記憶で、自分ではやったこともないのですが、まずはホームセンターに行って材料を仕入れてきました。
といっても大層なものではなく材料はチューブ入りのデンプン糊と障子紙だけです。障子紙はたいした面積を貼るわけでもないので、ちょっと値段が張る楮100%の和紙っぽい質感での紙で。漂白された白ではなく自然な色見の障子紙にしました。障子紙と言ってもいろいろ種類があって紙を交換するだけで雰囲気を変えられるのが面白いです。
物はこんなのと
こんなの
早速施工です!
障子や糊のパッケージの裏に施工法が書いてありますから、これを参考にすれば、特に難しいこともない。
まずは桟にデンプン糊を乗せます。母や婆さんは水に糊を溶いて刷毛で塗っていたような記憶がありますが、今回は先端が鏝のような形状になっていて、直接桟に塗れるチューブ入りの糊を使います。今の時代は便利なもんです。
端をテープで仮固定し、
シワがつかないように障子紙を転がしながら張っていきます。
ざっくりと引き戸枠より大きめに裁断したのち、放置。乾燥します。
糊が乾いたら、枠に沿って定規を当てて鋭利なカッターでキレイに切ります。
これで出来上がり。妻が器用で初めての割りはにすんなりと張れました。
やっぱり障子が入るとかっこいいなぁ。
障子張り自体も思っていたより簡単&単純に終わりました。障子張りも引き戸一枚、小窓二枚くらいなら楽しみながら出来るくらいの分量でした。施工は小一時間程度。
障子戸は昼も素敵なのですが、実は明かりが入る夜はさらに良い。次は我が家の夜の障子戸の様子を紹介したいと思います。
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