北海道旅行も3日目にして早いですが最終日。今日の午後には東京に戻ります。
昨日の長時間活動に疲れて20時に寝こけたところですが、早朝、薄明るくなるくらいに跳ね起きます。ちょうど日の出の頃の時間。
前日の記録はこちら。
出発の用意をしつつ、本日の行動を考えます。思い浮かんだ案は、昨日に引き続き積丹半島先端の神威岬・積丹岬に向かう案が一案。久しぶりにおたる水族館に入館する案が一案、小樽は早々に切り上げ、どこか他のところで時間を使う案が一案です。
積丹半島先端案は昨日の訪問でそれなりにアザラシを堪能し、本日再訪しても時間が経っていないので、あまり昨日と代わりが無いかな、、、と思います。おたる水族館案は一人で行くのも寂しいところ、今回はもう少し野生動物を見たいと思います。3案目が一番魅力的ですが、小樽のあとどこに行くかは決まっていない。。。
旅先の自由で贅沢な悩みを抱えたまま出発!まずは昨日のおたる水族館の裏でアザラシを見ましたので、あのアザラシがどうなっているか見に行こうと思います。
ホテルから10分ほどで水族館のある祝津地区に到着。早速灯台のある高台に上って海の様子を確認します。
海は今日も穏やかで凪。朝の光で綺麗ですね。
昨日、アザラシが寝こけていた岩は空席になっていました。カモメの類がたくさんいますね。
アザラシはいなかったのですが、珍客がいました。2枚上の写真で右側に小島が写っていますがそこに、、、
野生のトド!
しかも何頭かいるようです。
この小島はトド岩と呼ばれておりますが、その名のとおりトドが来るんですね。おたる水族館裏の灯台より祝津パノラマ展望台からの方がトド岩に近いのでそちらに移動。
祝津パノラマ展望台から見たトド岩。向かって左端の岩場にトドが。
朝日を浴びてかっこよいです。
6~8頭くらいの小さな群れ。
と、そこに漁船が近づいてきました。今日はべた凪の海。天気も良く漁日和。この祝津は漁港がありますし、漁船の往来もなかなかあります。
トドの群れは船に向かって吠え出しました。警告と威嚇のつもりかもしれません。寝ているやつもいるようですが。。。
それでも漁船が近づいてきたので一斉に海に飛び込む!
トドが小樽の海で暮らすのもなかなか大変です。
トドは海に入ったあともトド岩周辺や漁船の周辺をヒョコヒョコ頭を出しながら回遊していました。
漁師にとってはトドは魚を食べ、たまに網に引っかかって漁具を壊すこともある厄介者でもあるトド。漁師さんの気持ちからすればどこか行って欲しいと思うのも理解できます。私個人としてはトドと漁業の共生を望むのはもちろんですが、ここでは淡々と見たままを紹介し、個人的な思いを書散らすのみです。
もうしばらくおたる水族館裏の海の様子を観察することにします。
旅の続きはこちら。
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