マカオに到着し歩き回っていた我々ですが、マカオの象徴・聖ポール天主堂跡に向かう前に疲れて腹が減ったので昼食をとることに。
食い物屋の選択は全て妻に任せていたところ、ガイドブックを取り出し、3軒の食い物屋をハシゴすると言い出しました。。
まず一店目として向かったのは、マカオ料理の沙利文餐廳(Restaurante Solmar)へ。観光の拠点のセナド広場からも歩いていける距離にあるレストラン。
マカオ料理は地理的な見方から中華系なのかな?と思ったのですが、中国・宗主国のポルトガルはもちろん、ポルトガルから中国の途中にあるアフリカや南アジアの影響を受けた多国籍な料理がマカオ料理のようです。
この皿のものは看板メニューのアフリカンチキン。
スパイシーなソースが掛かった鳥足。なかなかのボリュームです。
2軒目に行くことが決まっているので、ここではあまり飛ばさずにアフリカンチキンともう一品くらいを頼んで、デザートへ。
デザートも独特の沙度娜(Serrdura)(セラドゥーラ)というもの。セラドゥーラはビスケットとクリームが折り重なっているポルトガルのお菓子のようです。ソルマーのものはビスケットとアイスクリームが交互に重なっているものでした。一口目はびっくりするくらい美味しい!が、なかなか重いですし、甘いものはそれほど私は食べたいと思わないので、嬉しそうに食べている相方にあげて、大半は妻の腹に収まりました。
ソルマーの次は、エッグタルトを食べるとのこと。私は知らなかったのですが、エッグタルトは香港やマカオ辺りに行ったら女子が食べたいものリストの上位に入っているらしいです。
エッグタルトは名の知られた店らしい”Cafe e Nata Margaret’s(瑪嘉烈蛋撻店)”へ。
混んでいますが、回転も早いのでそれほど待たされなくて済みそう。購入は妻に任せて、私は店の前の外で↑の写真を撮ったりしながら待ちます。
それにしても、、、エッグタルトのお店の前もこんな雰囲気。
街に欧州の雰囲気も色濃く残っています。さすが街中が世界文化遺産に登録される街。
2~3分ほど物思いに耽っていると、焼き立てのエッグタルトを入手した妻が満面の笑みで店から出てきました。
さくさくのパイに濃厚なカスタードクリーム!焼けたカラメルも良いですね。甘さもそれほどきつくなく、これは確かに評判になる味です。なお↑写真は私が撮影したものではなく妻が撮影したもの。対象物に愛情が深い人が撮った写真のほうがやはり美味しそうな写真になります。
3軒目は、中華っぽいお店に行くようです。文句を言わず着いていきますが、アフリカンチキン→セラドゥーラ→エッグタルト→中華って組み立てがおかしくないだろうか、妻よ。。。
向かった先はエッグタルトやさんから歩いて3分くらいの”老記海鮮粥麵菜館”。
なかなか雰囲気のある店構え。店名からすると魚介物を使った粥や麺類が食べられるのかな???
頼んだのは雲吞蝦子労麺、乾燥エビの卵入りやきそばとエビが入っているワンタンですね。
これも美味しい。。。しっかり中華なんだけど、油も強くなく、↑で紹介したとおり重いものを食べてきたのですが、それでもするするっと食べられてしまう美味しさ。そして中国茶とよく合いますね。
お店の客層も学生・おっさん・おばちゃんではなく、小奇麗なサラリーマンとOLがメイン。彼らが昼休みに昼飯を食いに来るような雰囲気で、怪しすぎず、高すぎず、観光客にはちょうど良い店。
飯のルートはこんな具合です↓ セナド広場からのルート
腹がはちきれんばかりになった後は、いよいよ聖ポール天主堂跡に向かうことにします。あまり動きたくないくらいの腹具合ですが。。。
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