我々は聖ポール天主堂跡の観光地っぽい喧騒を逃れ、なるべく人の少ない下町方面とおぼしき方向へ。地元のおっさんやおばちゃんがふらふら歩いているのを見て安心します。
街角に廟があります。
マカオの習慣と日本の習慣はもちろん異なりますが、地域の信仰の対象となっている廟には何かほっとさせられます。(この廟は康公廟と言います。)
街角には漢方薬屋さんなども。漢方の材料がむき出しで売っている。冷やかしで覗いてみると亀の甲羅やらキクラゲの干物やら。。。亀の甲羅とか何に効くのでしょうかね~。
街角にあった遊具。このようなトレーニング機器?健康機器?は、一昔前の通販で売られていたような気がする。
街をぶらぶらしているうちに気づいたら一巡りして、聖ポール天主堂跡の横に出てしまいました。横から天主堂跡の壁を眺めると、正面から見たときとまた風情が違う。高さに対して壁は薄く頼りない。。。19世紀に消失してからよく残っていたな、と思います。
次は天主堂跡近くのモンテの砦跡に登って、宗主国であるポルトガルの色を濃く残している馬忌士街通りへ。古い軒の低い木造建築は東洋っぽいけど明るい黄色やピンクの壁は南欧のポルトガルっぽい気もします。
さてこの辺でマカオ滞在も切り上げへ。ちょっと慌ただしく名残惜しいところもありますが、港方面へ。
港に出る途中、さっきは竹筋の足場で補修が行われていた大堂の前を通ります。ですが、すっかり足場も片付けられていました。竹筋は撤収も早く、大堂は何事もなかったかのような佇まいに。
帰る前にどうしてもエッグタルトをもう一度食べたいと主張する妻。せっかくマカオに来たので、妻にエッグタルトを食べさせてから、リスボアホテルに向かいます。
せっかくなので深夜特急にも出てきたマカオのカジノをちらっと見てみたい。リスボアのカジノで大小をやっているのを眺めます。これはなかなか面白そうだったのでまたマカオには来ることにしましょう。
リスボアホテルからはタクシーにで香港行き高速船の乗り場へ。 マカオはたった半日強の滞在でしたが、香港よりコンパクトでひなびていて好感が持てる街でした。
マカオから約1時間の航海で夜の香港に到着。マカオから戻ると香港が大都会に見えます。(実際、香港は大都会だけど、、、)香港の夜の街に繰り出して、飯を食って、スターフェリーに乗ってみたいと思います。
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