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アザラシ猟の映像を見た人々の反応

以前紹介したpya!というサイトで環境保護団体IFAWが作成したアザラシ猟に関する映像が投稿されました。映像にはアザラシが狩られる様子が写っています。結構キツイ映像なのでご覧になる方はそれなりの覚悟を(ただしこの映像が中立的に撮られているかはpya!内でも議論されています。)
今エントリーではアザラシ猟の是非・あるいは映像そのものについては脇に置いておいてそのビデオを見た人々の反応が興味深いので取り上げたいと思います。
映像及びそれを見た人々のディスカッションはこちらから見られます。
映像を見て投稿された意見を見ると「アザラシかわいそう、猟を止めろ」という意見は少数派のようです。
ピックアップ(多くの人に指示されている)されている投稿は以下のもの。(2006年10月26日現在)
「非常にショッキングな映像ですが、実際アザラシを必要としている人間がいる事も事実であって、その為に犠牲になるアザラシがいる事も事実。新鮮な魚をさばく時は生きたままさばきますよね?それは、よりおいしく魚を食べる為で我々人間が望んでしている事。私は人間が食物連鎖の頂点だとは思いませんが人間の糧になる動植物達を、残さず粗末にせず少しでも感謝の気持で接すれば彼らに対する償いにもなるのではないでしょうか。 」
この意見には私も賛成です。
そしてもう一つのピックアップされている投稿が
「環境保護団体が作るものは全部こんなもの。全体の一部、特に見る人の同情や反感を買いそうな部分のみを編集しています。見たことは無いが、捕鯨調査の船にも某環境保護団体の船が立ち入って取材をし、取材中は愛想よく振舞って見せてカメラをまわし、編集する時はクジラを捕らえる瞬間や解体している部分だけになっていたらしい。今回も同じようなものと予想できる。これが全部と考えるのはとても危険ですよ? 」
この投稿が今回の映像に当てはまるかはともかく、この意見が支持されている状況を見ると、かなり多くの方が環境保護団体を胡散臭く感じているのでしょうか。この他にも環境保護団体を胡散臭く感じている意見もちらほら見られます。私も自然保護団体を全面的に支持するのは危険だと思います。
アザラシ猟に関してもなるべく中立な視点で冷静に見ていきたいと思います。
参考)
管理人のアザラシ猟そのものに関する考えはアザラシ掲示板140番、171番以降のスレッド、及びここの過去のエントリーに書いてあります。
在日ノルウェー大使館内「ノルウェー内におけるアザラシ猟」より。(上記動画はカナダで撮影されたもののようです)

「アザラシは、速やかに痛みを伴わない方法で殺すことが規定されています。猟の道具で許可されているのは、ライフル銃と特別なかぎざおのみです。成長したアザラシはライフルで、子アザラシはライフルまたはかぎざおを用いて殺します。かぎざおによる猟は原始的に見えますが、動物を速やかに殺すには最も適しています。また、親から独立していない子アザラシを殺すことは、法律で禁止されています。
生きているアザラシの皮を剥いでいるかに思える映像を見ることありますが、実際にはアザラシは死んでいます。アザラシの場合は特に動物の死後に見られる筋肉の痙攣が長時間におよびます。これはアザラシが水中で過ごす時間が長いために、血液中に多量の酸素を含んでいることが理由です。(酸素の吸入が途絶えても筋肉が機能することがあります。)
アザラシ猟が解禁になる前に、猟師は毎年ライフル銃の訓練と試験を受ける必要があります。船には、獣医もしくは同等の資格を持つ監督官が乗船し、漁業当局に報告します。」

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