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夏は枝豆!「柳さんの枝豆」が2023年も出回り始めました。(購入時注意事項も)

夏になると新潟の人が激しく消費する枝豆。新潟産まれの私もかなりの頻度で茹でて食べております。

これまで関東で気軽に購入できる美味しい枝豆を見つけられずにいたのですが、昨年イトーヨーカドーで取り扱っている新潟県の枝豆農家・柳さん枝豆を見つけまして、これが非常に満足度が高い枝豆で思わず一つ記事書いてしまったのでした。

そして2023年も7月半ばころから、イトーヨーカドーで柳さんの枝豆が売られ始めました!

今年は柳さんの顔写真入りポップを用意したり、

第一回全国えだまめ選手権というものがあるんですね。枝豆業界も発展してるんだなぁ。

柳さんの枝豆が美味しい理由のポップを掲げたりなど、力を入れているようです。

枝豆は収穫後、そのままにしておくと発熱して鮮度が落ちていくので、新潟の農家では「茹で湯を沸かし始めてから畑に採りに行け」と言われているくらいのもの。なので、収穫後すぐに冷やす→一定の温度で店舗まで輸送することで鮮度をキープというのは、理にかなっており、このポップの鮮度をなんとか保とうという工夫には本当に頭が下がり、感謝です。

今年も柳さんの豆を頂きましたが、昨年同様、相変わらずとっても美味しくて今年の夏も満足度の高い枝豆ライフを送れそうです。

、、、と、ここで終われば美しいのですが、私はセブン&アイホールディングスから一円も貰ってないので、ちょっとまずい点を見つけてしまいました。購入時注意点も書いておこうと思います。

柳さんの枝豆とはいえ、収穫から時間がって鮮度は落ちた枝豆はまずい。購入時にはサヤの状態を確認しましょう。

新潟などの産地の人たちはやたら枝豆を食べるのですが、おそらく私が住む関東南部、その他の地方では、そこまでなじみ深いものでもなく、消費量は少なめ、と思います。そして↑柳さんの顔写真入りポップが掲げられた売り場で、枝豆の袋の山が築かれている時に嫌な予感はしたのです。袋の山の枝豆はおそらく一日で売り切れる量ではない。

上に書いたとおり、枝豆は畑で採ってから茹でて食べられるまでいかに時間をかけないか、新鮮さを保つか、という点が食味に大きな影響を与えるたべもの。畑→店舗は温度管理されていても、店舗に並んでからは、単に室温で置かれているだけという状態。そして難しいのが、袋の生豆は味は落ちていったとしても、腐っておらず食べられるか?という観点では数日はもつのです。

なので、関東地方では一度に何日か分の売れる量の枝豆を仕入れて、数日掛けて売り切る、、、という状態ではないかと推測するのですが、当然仕入れから日が経った豆はダメになっていきます。

以下の写真はイトーヨーカドーの柳さんの枝豆ブランドで、おそらく仕入れから日が経っていると推測する枝豆の写真。傷んで茶色く変色したサヤが混じっているのが分かると思います。

濃い茶色に変色したサヤの豆は痛みがかなり進行してます。中の豆がドロドロになっていたら食べないほうが良いですが、この多少茶色くなったくらいの状態ならほぼすべての豆を食べること自体は可能です。

↓まだ新しい柳さんの枝豆の茹でた後の写真。茶色く変色しているようなサヤなど無いことがお分かりいただけるかと。

日が経ったと思われる枝豆のサヤから豆を出すとこんな具合。

たまにポツポツ茶色く変色している箇所がある豆があります。この程度なら腐っているわけでもないので、食べることはできます。が、新鮮な柳さんの枝豆の風味や歯ごたえとは、比ぶべくもなく「ちっとも旨くない枝豆だなー」とぶつくさ言いながら食べることになるので、むしろ買わないほうが良いです。ビールで言えば、キンキンに冷えて注いだばかりの泡立ったビールとグラスに注いで3時間くらい経ったぬるーいビールくらい違います。
このようなサヤが茶色に変色してしまった枝豆は仮に見切り品の半額になっていても買わない方が賢明です。どうしても買いたいなら、枝豆だけでそのまま食べるのではなく、カレーの具や炒め物の材料にするのをおすすめしますが、やっぱりそもそも味の落ちた枝豆を買う必要はない気がします。

ということで、枝豆は購入前に茶色く変色したサヤの豆が混ざってないか確認しましょう。

上の写真の枝豆はブログのネタと思って、傷みかけた商品を購入しました。このような状態の枝豆が売られてしまうのは、関東地方の店舗では枝豆の扱いに慣れていないのかもしれません。味が落ちたものを消費者の方が買って「もう二度と買わん」、「新潟の枝豆は美味しくない」となるのももったいない話だと思いますが。

できれば一日にその店舗で売れる量に見合った量を毎日仕入れて、売りきっていく、、というのが、理想ですが、仕入れ輸送の手間は増えるわけで経費を考えると難しいのかもしれませんね…。単価が上がってそもそも売れない、商品が売れなくなる、仕入れが少なくなるというのも困るしなぁ。何とかコストと味のバランスで折り合いが付くといいのですが。

一個考えたのは、枝豆は新鮮なうちに茹でてしまえば、冷蔵庫に入れても何日かはもつ&生豆で放置ししてから茹でた枝豆ほど味の劣化は無いので、お店側も仕入れてから仕入れてから数日掛けた生豆を売るくらいなら、1~2日で売り切れない生豆は店舗で茹でてしまって冷蔵→総菜として茹でた枝豆を出すなどすればいいのかもしれません。これもコストはかかりそうなのと、ただ私(新潟の人は?)は自分で茹でて、固さや塩分を調整したいので、新鮮な生豆を確保したいので、根本解決にはならないのですが。

悩ましき枝豆ライフは続きそうです。まずは柳さんの枝豆の新鮮なものをスナイプしていこうと思います。

新潟の我が家の枝豆の茹で方などを紹介した記事はこちら。

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