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fauraという雑誌

北海道には「faura」という雑誌があります。まだ創刊して8冊目という新しい雑誌なのですが、雑誌の中で唯一読んだ後も取っておいているものです。北海道の自然が好きな方なら購読している方も結構多いのではと思います。
この雑誌を見たことの無い方のために簡単に紹介すると雑誌名のfauraはflora(英語の植物相の意)とfauna(同じく動物相の意)をあわせた造語で、このことからもわかる通り、動植物を中心として北海道の自然を写真で伝えるという雑誌です。なかなか凝った構成で作られており、また気付きにくいところにも職人のような心意気を感じさせてくれる雑誌です(例えば最新号の編集後記でスクリーン線を175線から230線へと高画質化し、さらに300線を目指すとスタッフさんが書いていたり)
動物の写真が多いので眺めているだけでも楽しい雑誌ですし、写真に添えられている文もなかなか読み応えがあっていろいろ考えさせてくれます。
自然雑誌とはいえ、写真に重点を置いた雑誌なので、自然を撮るカメラマンが多数登場しますし「写真」そのものにかなりの文面を裂いている雑誌です。「写真家探訪」というコーナーでは自然雑誌の切り口で北海道で活躍する写真家にインタビューしています。写真家が北海道の自然にどういう経緯でたどり着いたのか、本人は北海道の自然をどういう風に見ているのか、魅力は何なのかといったことが大いに語られています。同じ北海道を撮影している人でもこれがまぁ多種多様な答えで非常に面白い。自然の写真家とはいえ、山を撮る人もいれば、海を撮る人もいる、植物を撮ればアザラシを撮る人もいるわけで多種の答えがあるのは当然ですが、北海道の多様な自然を改めて思い知らされます。
アザラシ関係では襟裳岬で活躍されている倉沢栄一さんのインタビューもありましたし、寺沢孝毅さんのクラカケアザラシの特集もありましたし、流氷の特集、知床の特集などにもちょこちょこアザラシが出てきましたので、アザラシファンも結構楽しめる雑誌なのではと思います。
まだまだfauraに関しては書きたいことがたくさんあるので、これからこのブログでもちろちろネタにしていこうかなと思っております。

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