単身赴任生活が始まって約一ヶ月。職場の往復や食料・生活物資の調達先も覚えてようやく日常生活のリズムを掴んできました。
赴任前にあまり物を持たない生活を目指そうと「単身生活の道具を考える。物を持たない生活へ」というエントリーを書きました。ここに書いたことはほとんど実現させましたが、大型家電類だけは結局置かなくてもなんとかなるんじゃ??無理ならその時点でレンタルでも購入でもすれば良いし、、、と思い、結局単身赴任の我が家には大型家電を置かない生活をスタートさせました。特に電気冷蔵庫は現在も家に置いてありません。(電気洗濯機はタダで知人から貰った)
冷蔵庫を置かない生活。横浜では考えられなかったですが、結構なんとかなるものです。勘違いして頂きたくないのですが、私はオーガニックでエコでロハスな生活を送ろうとか、ミニマリストになろうとか、原発反対だから節電しようとか、そのような高尚な精神は全くなく、単身赴任前に家電類を購入せずに赴任してしまい、生活を始めているうちになんとなく面白くなってきたのと、買って運んできたり、単身赴任終了時に処分するのがめんどくさく、冷蔵庫を持たない生活を続けられるかチャレンジしてみようか、と思ってるくらいです。なので、そのうち冷蔵庫を購入するかもしれません。。。
電気冷蔵庫の無い生活。全部外食で済ませれば、なんてことは無いかもしれませんが、私はこの一ヶ月で外食したのは職場の歓迎会くらい(出張時は除く)。そしてコンビニなども近くにないので弁当などの出来合いのものは買えないし、そもそもコンビニ弁当は脂っこいし、少ない上に値段が高くあまり好きではないのです。つまりほぼ100%自分で料理する自炊生活を送っています。
主食は米を持ってきたのでそれを炊く(横浜では鍋で炊いていましたが、ここでは学生時代からの相棒の電気炊飯器を持参)か、蕎麦かうどんかラーメンを茹でる毎日。
問題は主に以下の3点で、
・タンパク質(肉や魚)
・野菜
・冷たいビール
原則は購入即消費。その日か次の日くらいまでに食べるだけ購入してその日のうちに消費。計画的に買えば問題ないですし、常温保存ができる食品も今の時代はとても多くいざというときのため、3日分くらいの保存食は家においてあります。
タンパク質は常温でも日持ちする鶏卵は必需。卵かけご飯にラーメンの具にまさに獅子奮迅の活躍。肉や魚は常温ではそれほど長期は持たないので、買ってきたら即調理が原則。煮るか焼くか揚げるか炒めるか、、で保存可能期間を延ばします。幸い車で5分のところに海とスーパーがあるので、新鮮な魚を釣ってくるか、肉を買ってくるかなので、今のところ冷蔵庫が無いという問題はクリアしています。特に魚については家から5分の海そのものが我が家の冷蔵庫で、新鮮な魚が保存されていると思えるのはスケールが大きく幸せな話です。海を見たら我が家の冷蔵庫と思うことにします。
野菜も購入したら即調理が原則ですが、タマネギは常温保存ができるし、キャベツも今の季節の気温なら3日くらいは常温でもいけるので、肉や魚よりハードルは低い。それでも夏はちょっと怖い。気温が高い夏になると死んだ野菜は保存が出来なくなりそうですので、”生きたまま野菜を保存する”ことを目的に家庭菜園に手を出し始めたわけです。夏を凌ぐには苗5本では心許ないので、もう少し苗を植えるか、よく育ち菜園の防虫効果もありそうな小ネギも植えなきゃです。。。
冷たいビールを飲むには、さすがに冷えたビールを買ってきてすぐ飲むしかないですが、6缶パックとか買うのが好きなので、5缶がぬるくなるのはどうしようもない。しかし、案外ぬるいビールのほうがビールそのものの味を楽しめて案外悪くないことに気付きました。あと私の場合は酒はアルコールが入っていれば何でも飲む、要するに意地汚いので、九州らしく本場の麦芋米焼酎も飲んでいるし、日本酒もワインもウィスキーも何でもありです。冷たいビールだけが人生ではないのです。
その他、砂糖、塩、醤油、料理酒、油など調味料の類は常温で保存できますし、にんにくや生姜などの薬味も丸のまま買ってくれば長期保存できるし使う分だけ摩り下ろすので、チューブ入りのものに比べても香り高く旨い。コショウなども常温保存でミルで挽いています。
このように電気冷蔵庫が無くても、気を働かせれば、それほど不便なことは無いのです。これ以上何を求めるのか。。。と思いますが、やはり真夏はきついかなぁ。きつくなったらあっさりと小さい冷蔵庫を買うと思います。
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