出産予定日を過ぎても我が子が産まれないので、本日も出産を促すために、妻と散歩に出ます。かかりつけの医院からは、出産を促すために身重でも一日3時間くらいの散歩や柔軟体操(?)などを推奨されています。出産間際の妊婦さんがこんなにハードだとは思わなかった。単身赴任先で車生活に慣れ切っている私のほうが先にへばりそう・・・。
本日1月18日の行き先は東京の下町~銀座方面。妻のプランによると谷中や根津神社あたりの下町のお店やオサレカフェを冷やかした後、銀座でパンケーキを食べるそうな。
まずは千代田線の千駄木駅へ。歩いて谷中銀座のお惣菜屋さんや今どき和風オサレカフェに寄ったのち、根津方面へ。
今年はまだ初詣をしていないなー、ということで東京大学の裏にある根津神社に寄ることにしました。
重要文化財の本殿・社殿は赤や金で彩色豊かでした。1600年代の建立とのことですが、きれいに保たれているな、と思います。そして戦災で焼失せず残ってくれて本当によかったと思います。
根津神社は安産の専門の神様ではなさそうでしたが、目下の願いである安産もついでに祈願。須佐之男命から菅原道真公まで幅広く祀ってあるそうですから、どなたかに聞いて頂けるかもしれない。
今年はまだ神籤を引いてなかったので、、、。
私は大吉。妻は中吉。二人ともお産関係は”気を付ければ概ね問題なし”ということなのでよかったよかった。
根津神社からも歩きます。根津から南下し、不忍池側から上野公園に入って東照宮へ。上野動物園には何度も来たことがあるけど、東照宮は初めての参拝。金ピカのお社と外国人の方の多さに驚きつつ、上野駅側に下っていきます。上野駅前のヨドバシカメラに寄って、アメ横の脇を通って上野駅へ。
アメ横に来るのは久しぶり(ちょいと昭和風の画風にしてみました)。そういえば結婚する前に二人でアメ横に来た際に、私が巨大な北海道産マダラの卵(を買いこんだのですが、その際に後の妻となる女性に”そんなものを買ってどうするのか”と半ば呆れられて聞かれたことがありました。見た目は悪いですしね、生のマダラのタラコは。普通のたらこはスケソウダラのほうで作るでしょうし。
確かその時に買い込んだマダラのタラコはバターを塗ったアルミホイルに包んで、醤油を垂らして焼きました。これが購入時の酷評とは裏腹に、彼女の称賛を浴びることができました。
そんなことを妻となって出産間近の人と話しながら上野駅へ。そのあとは山手線・京浜東北線で有楽町に移動です。
有楽町に来たのは、出産前にパンケーキを食べておきたい店が銀座にあるという妻の強いリクエストから。食べ物の決定権はさすがに妻に譲ります。。有楽町の徳島県アンテナショップで出産に備えた徳島県産おやつを購入した後、いざパンケーキ屋さんへ歩いて向かいます。
向かったのは、その筋では有名(と妻が言っていた)なお店の銀座・雪の下さん。
私はあまりパンケーキには興味がない(上の写真も妻から撮影しておくようにとの指示の下、撮影したもの。)のですが、むしろ情熱をもってパンケーキの写真を撮ったり、パンケーキを切り分けたり、味わったりする妻の様子が面白い。これは、子供のころ、天才・たけしの元気が出るテレビ!! を見てゲラゲラ笑っている私を見て、”テレビ番組よりそれを見てはしゃいでいる子供を見ているほうが面白い”と言っていた母の心境に通ずるものがありそうです。
ただ、雪ノ下さんのパンケーキはそんな私でさえ”なるほど、、、”と思うほどのおいしさでした。食欲の塊のような妻をもってしても”食べるのが惜しいくらい。もう出産前の心残りはない”と言わしめていましたし。妻はイチゴの乗っているもの、私は北海道のチーズアイスが乗っているものを食べました。
パンケーキを食べた後は銀座一丁目駅から、地下鉄に乗って帰宅。休み休みとはいえトータルでは3時間ほど歩いたと思います。体も重い中、また出産向けて骨格が変わって痛みがある中、妻はよく頑張ったな、、、と思います。私でさえ最後はへばり気味でした。
子供が大きくなったら”母ちゃん(+父)が君が産まれる前に歩いたところだよー”と同じコースを散歩する、、、という新たな夢もできました。
根津神社(の境内内の駒込稲荷神社)の千本鳥居の中で。北から南へ抜けると邪気が祓われる(妻調べ)ということで、しっかり北から南へ抜けている最中の妻。この写真を撮っている最中に邪気が抜け出ているのかな?
(1/19のAM9:00追記)
、、、、早速の根津神社の御利益か、昨晩遅くから、少しずつ陣痛っぽいのが来ているようです。ついに産まれるのかな!?何はともあれ、子供も母体も無事なことを祈るのみです。
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