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映画「ホワイトプラネット」を見てきました。

昨日、札幌のスガイシネプレックス札幌劇場で「ホワイトプラネット」という映画を見てきました。
内容は北極圏に生息する生物ドキュメンタリー映画。出てくる生物はホッキョクグマ、カリブー(トナカイ)を中心にセイウチ、ホッキョクギツネ、イッカク、ホッキョククジラ、ザトウクジラ、ジャコウウシなどが出てきます。
そして生物以外の主役は氷。氷原や氷海の氷の表情には圧倒され惹きつけられました。
私が身銭を切って見に行くのですから、アザラシたちも出てきます。
アザラシはタテゴトアザラシ(白い幼獣がポストカードや写真集になっているあのアザラシです)とズキンアザラシが出ていました。
タテゴトは氷の上での育児の様子はもちろん水中の幼獣が泳ぐシーンなどなかなか見られない映像がありました。
ズキンアザラシは鼻から頭の辺り(?)がむくむく膨らむシーンが印象に残っています。なんとも奇妙なアザラシだなーと思いました。私自身はズキンアザラシが動いている映像を始めて見たので衝撃でした。
ホッキョクグマにアザラシ(多分タテゴト)が狩られるシーンもしっかり入っているので、その辺を見たくない方は見ないほうが良いかと思います。
IMG_1705.jpg
↑映画のおまけで貰った卓上カレンダー(左)と映画のパンフレット(右)
卓上カレンダーはCDのジャケットサイズで6枚セット。5月はタテゴトアザラシが担当しています。

この映画は「WATARIDORI」や「ディープブルー」のような作品といえばわかりやすいかな。「皇帝ペンギン」のように動物を擬人化したナレーションがなくて良かったです。
そして最後に「地球温暖化で氷が減っているよ、その影響で北極の氷原はなくなるかもよ」というメッセージを伝えるシーンが出てきて、氷河が豪快に崩れたり、ホッキョクグマが氷の上に上がろうとするのだけど氷が薄くて氷上に上がれずにいるシーンが出ていましたが、なんとなく恣意的に感じました。
データを示されずに衝撃的な映像を押し付けられると逆に疑いの目で見てしまう。ホッキョクグマのシーンはただ氷の薄い季節や場所で撮っただけなのではと。
それでも北極の氷原や氷河が衰退していることは事実でしょうし、もちろん私は二酸化炭素の排出を抑えたり牛のげっぷを削減したりして温暖化を防止していくしてことには賛成です。
映画の公式サイトはこちら。
こちらをご覧になってから見るかどうかを決めるのも良いかと思います。映画情報以外にも壁紙をダウンロードできます。個人的にはタテゴトの壁紙ではなくズキンアザラシの壁紙を用意しているサイト運営者の漢っぷりに拍手を送りたい。
札幌での公開は上記劇場で今週の21日まで。全国的にも今週いっぱいのところが多いようですから興味を持った方はお早めにどうぞ。

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