(吹雪 気温-6.9℃ 風速2.7m/s: 稚内 2008年1月15日 9時現在)
5日間に渡った08年新春アザラシ旅行もいよいよ大詰め。行く前はワクワクですが実際来てしまうとあっという間です。11日には抜海港、12日は礼文島、13日は利尻島、14日は再び抜海港と宗谷漁港、そして本日最終15日は再々度の抜海港です。
本日も含め吹雪に見舞われた五日間ですが稚内市街から伸びる道道106号線の抜海港へ向かう角を曲がった瞬間、青空が覗き、ぱーっと、最後の最後にあたりが明るくなりました。 北海道を離れる間際の出来事です。神様が最後に美しい景色を見てくれたと思うか、私が離れるので北海道やアザラシたちが嬉しがっているのかは神本人のみぞ知り ますが、ともかく抜海港の駐車場に車を置きアザラシを見に行きます。
急速に晴れていく抜海港。
写真左側から青空が広がっていきます。
テトラの上のアザラシにも日が差し込みます。
転がるアザラシたち。晴れようが雪が降ろうが転がるのもいれば水の中ではしゃいでいるのもいます。
束の間の晴れ間。真冬の抜海港です。
動画(873KB)
アザラシ。この日は天気が悪くお客さんも少ないのか、訪れた当初は珍しげに見てきました。10秒くらいでいつもの体勢に戻って転がっておりましたが・・・。
晴れ間はほんの束の間。徐々に雪が降ってきました。
空はまだ明るいのに雪が降ってきます。雪は太陽を反射してきらきらしていました。その向こうにアザラシがいるなんとも不思議な光景。
雪が激しくなり、厚い雲に覆われるにつれ、徐々に暗くなってきます。
激しく雪が降る中、抜海港を後にします。
次はいつ来られるかなー。
本日のアザラシは129頭。
昨日に比べ三分の一以下の数。日によってずいぶん変動します。また本日は上陸数に対し遊泳個体数がずいぶん多くなっております。
この辺で時間切れ。雪が激しく振っている抜海港を後にします。
抜海港に来るのはもう何度目でしょう。この日もそうでしたが、今回の旅行は総じて酷い天気の旅行でした。でも、これこそが真冬の日本海、アザラシの国の気候な気もします。
さて、北海道の稚内空港から羽田空港に戻ります。現実に戻って行く瞬間です。この天気で飛行機は30~60分遅れ。少しだけ北海道の滞在時間が延びました。
北海道を離れるこの時、既に私の頭の中は次の遠征計画を立てておりました。次の目的地は道東。流氷シーズンに入ったら紋別~網走~知床の辺りを攻めるつも りでした。結果から言うと2/10前後に道東に行ってきましたがひとまず、ここで2008アザラシ初め新春道北紀行を〆たいと思います。ここまで読んでい ただきありがとうございました(^^)
2008年6月16日作成
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