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東京の雪。真冬の北海道アザラシ撮影時に履く防寒靴で雪を蹴散らして大はしゃぎ。

2023年2月10日(金)。南岸低気圧が関東地方に接近、、、ということで都心でも降雪の天気予報が出ていました。
こんな日は家でぬくぬく転がっていたいのですが、勤め人の悲しいところで、なんやかんや仕事があって、電車でも止まらない限りは出社かな、という微妙な状況です。鉄道会社も計画運休をするほどではないようでしたし。

会社にはいつも革靴で行くのですが、極めて普通の革靴。関東に来てからは季節で靴は履き分けておらず、雪国のサラリーマンが冬に履く雪道・凍結路仕様の仕事靴は持っていません。

都心の降雪時に無茶な靴で雪の上を歩いてすっ転ぶ人のニュース映像が流れるのはお約束ですが、まともな靴が無ければ、雪国在住25年以上の私でもすっ転ぶ側になってしまいます。靴の冬性能は歩き方でカバーできないです、絶対に。なので、雪上を普通の革靴で歩く愚を知っているのに、あえてその愚に突っ込んでいくのは、嫌だな、、と。

幸いなことにわが社は社員の服装にはうるさくないので、真冬の宗谷やオホーツクのアザラシ撮影などの時に履いていた防寒靴で出勤することにしました。物はコレです。

真冬の北海道のアザラシ撮影で使用していた防寒靴と書くと凄そうなイメージですが、そんなに大したものではありません。北海道のホームセンター(旧ホーマック(現DCM))やワークマンとかそっち系の店で購入したもので、北海道の冬の屋外作業時(道路工事とかガス工事とか)に履くような靴です。値段も4000円位だったような?はっきりとは覚えいませんが、購入時に”案外安いのね”と思った記憶はあります。

アウトドア用品メーカーからも高機能で軽量でカッコよい防寒靴は出ていると思いますが、冬山に登るわけでもない海沿いのアザラシ観察程度ならそれほどの高機能は必要なく、北海道の屋外作業向け防寒靴は実用性とコスパで最強だと思います。ただこの手の作業用靴は軽量化は考慮されておらず、重めなのですが。。。

久しぶりに倉庫から出してきた防寒靴は、金具部分にサビが!何年も使ってなかったのと、アザラシ捜索で海沿いに行くので、基本塩分高めの土地で使用していたのと、あるいは北海道の融雪剤(塩化カルシウム・塩みたいなもの)などの影響もあるのかもしれません。紐を手で引っ張ってみた感じでは、金具が取れたり、紐が飛ぶ気配はなかったのですが。

靴の中はこんな感じ。

内側は化繊の起毛が覆っています。暖かいー。

この防寒靴で通勤です。雪の上でも撮影。

靴の裏の凸凹が描く模様が、周りの他靴ののっぺりした足跡パターンとは異なっていて、えぐいパターンを描いていることが分かると思います。

この防寒靴は雪の上でも滑りにくいのですが、電車の濡れた床とか革靴だと滑りそうな場所でも全く滑る気配がない点は感心しました。

関東に降った数cm程度の半分溶けているような積雪なら、この防寒靴にはオーバースペックも良いところ。頑張って息も絶え絶えに積もった関東の雪を蹴散らしているような感覚になります。

この雪にはうちの娘も含め、子供たちははしゃいでいましたが、おじさんもわざわざ防寒靴を出して、ワクワクしている時点で静かに大はしゃぎ。で、防寒靴の万能感に酔いながら、テンション高めにあえて雪の上を選んで歩いたり。

雪は交通障害を引き起こしたりしますし、雪国では生活をする上でとても厄介なものではありますが、そのような大人の事情は弁えつつ、何歳になっても心の隅では雪が積もったらはしゃぐ大人でいたいものです。

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