先週末は京都。今週末は広島。まったく慌しく移動です。人生で初広島。中国地方に行くのは3回目ですが今までのは九州や四国に行くのがメインでかすった程度で、泊まるのは初めてです。
広島といったら、お好み焼き・牡蠣・宮島・原爆ドーム・広島東洋カープくらいの知識しかない。広島出身の友人知人は何人かいるものの申し訳ない。
今回はさすがに新幹線で行きました。広島駅に着いたら駅ビルを出る前に早速お好み焼き。新幹線口名店街を目指します。名店街という響き。昭和ノスタルジーですねぇ。今は駅ビルといったら「atre(品川とか)」「lumine(横浜とか)」「Esta(札幌)」「S-PAL(仙台)」「Cocolo(新潟)」とか訳わかんない名前になっている中、男気を感じました。かつてはちっとも名店じゃない店が名店街に入っているのもご愛嬌でした(*重大な注。広島駅新幹線口名店街がそういう場所ということ。)。
駅も古めかしい感じで新幹線が開業してからずっと使っているのかな?となると築40年になるのでしょうか?広島は全体的に昭和チックな町で路面電車が大手を振って走っているし、どこも金太郎飴のようなこざっぱりした町が増えている中、芯を通している印象で好きでした。
さて、お好み焼き。広島様式のものは初めて食べたかも?キャベツがどっさり入っているもんなんですね。広島駅新幹線口名店街の「みっちゃん総本店」。そば玉ダブル。
季節のもみじ狩りを楽しんだ後、
少し時間があるので原爆ドームへ。原爆ドームの経年劣化等の状況を把握するための調査が行われており、鉄骨に囲まれておりました。建物の焼け焦げ具合などから原爆の破壊力の凄まじさや、ここで亡くなった人の存在を思うと敬虔な気持ちになる一方で、それを伝えるために現代の叡智・技術を投入し保存するために努力をしている様子、一方で原爆ドームの周りは樹木が育ち自然の回復力の強さなどを見つつ、平和とは何か人間とは何かとまで考えつつ、背景の冬空の陰鬱さを見ていると、確かにいろいろな感情が沸いてくるのはさすが世界文化遺産。
原爆ドームのあとは広島城へ。このお城も原爆で倒壊したそうです。復元された天守閣にキャラクターがいました。石落しという上から石を落として敵をやっつけるという個人的には微妙な気分になる仕掛けの前にこの邪悪そうな顔でいるとそれだけで一幅の絵ですね。名前は「もとにゃり」毛利元就から取ったそうでひ○にゃんに通じるものがありますね。
夜は繁華街へ。その街の顔は人が集まるところで出ます。広島っ子の顔を眺めながらぶらぶら歩きます。この手の区画にはよくある類のまばゆいばかりに輝く「優良案内所」ですが、看板に原爆ドームと宮島の厳島神社。強烈に広島っぷりをアピールしてきますが、それで良いのか広島県(^^; 外国の人が見たらどんな店と思うのか興味があります。
今回の旅行はここで時間切れ。牡蠣は食べなかったし厳島神社にも行かなかったしまだまだ行きたい所が残っています。
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