自家製の干しゼンマイを戻して炒め物に。
ゼンマイの炒め物は母方の祖母の得意?料理。自分で得意とは言わないものの、数百回くらい一緒にご飯は食べているはずですが、ゼンマイが無い食卓など覚えてないくらいです。
正直なところ、ゼンマイ自体は地味~~~な茶色をしており、子どもの気を引きそうにない見た目をしておりますが、私は子どものころから食べていました。何かの拍子に食べたのを覚えたのでしょう。やっぱり旨いものは子どもでもわかるのでしょうね。記憶にある限り遊びに行くたびに食べていました。祖母は山菜とかの料理よりもっと子どもが好きそうな揚げ物とかを出したかったようですが。。。
話は戻して自分で作ったゼンマイの炒め物。ゼンマイのほかは調味料のみといういたってシンプルな料理。
行儀悪くどんぶり飯にぶかっけて食いました。なかなか贅沢な気分になる旨さですが、微妙に違和感があります。素材は祖母が使っていたものと同じ家の裏山で取れたものですが、やはり何か違う。干し方、戻し方、炒め方、調味料。微妙に違うのでしょう。
よく考えると小さい頃、祖父母の家に遊びに行っても、外でカエルだのセミだのと遊んでばかりいて、食事を作る手伝いはまったくしていなかったことが悔やまれます。次に帰ったら祖母と母のゼンマイの扱いに蒸し暑い眼差しを向けてこようと思いました。
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