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2023年春・卒園と入学の狭間の桜

桜の咲く3月の終わりから4月にかけては、ゴマフアザラシの出産ラッシュの時期でもあり、各地の水族館で出産の知らせがアザラシ界隈では飛び交っています。

赤子アザラシは気になるといえば気になるのですが、この年度末~年度始めは忙しく慌ただしく過ぎる時期になり、特に2023年春は私も仕事が変わるのに加えて、娘が小学校に入学します。3月末まで保育園に通わせて、4月に入ったら学校が始まるまでは学童保育、そして入学式を経て小学校へ、と環境が激変します。

そんな3月は、平日は前職場の残務整理でくたびれ果てて、週末は保育園の卒園式などのイベント、さらに学校・学童保育で使用するものを買いそろえたりなどに追われていました。無理をすれば休みの合間に水族館に行けなくもないのですが、娘に疲れを溜めたくない(というのは言い訳で、私が一番疲れているのかも)ので、水族館の遠征も気乗りせず、自宅周辺で過ごしております。

自宅で過ごしつつも、来るべき日に備えて、一眼カメラ+望遠レンズで訓練は怠りません。娘のアザラシのぬいぐるみを借りて、ビーズクッションの上に転がし、「岩礁に転がるアザラシ」をイメージしています。

2023年の暦では、3/31は金曜日。この日まで娘は保育園へ。そして土日を挟んで4/3(月)から娘は学童保育へ、私は新しい職場へ。

この不安定な時期を残しておこう&散り始めている2023年の桜を撮ろうと思いまして、4/2(日)に娘を連れて近所を散歩してきました。散歩には訓練を兼ねて望遠レンズを持参します。予測不能な動きをする娘は、フィールドで野生のアザラシを撮る訓練にはもってこいの被写体でもあります。

最近入手して、いつも一緒のシマエナガのぬいぐるみにヒヤシンスの花を見せてあげているところ。

私が持ってきているレンズはアザラシ撮影用の望遠レンズなので、かなり離れたところからではないと、娘を撮りにくいのですが、この年頃の女の子をある程度離れて≒親子と分かりにくい場所から望遠レンズで撮る野郎なので、かなりの不審者臭が…。いざとなれば妻や娘本人に私が父親であることを証言させられますが、「野生アザラシ撮影の練習を兼ねて、自分の娘を撮っていました」というのが実態なので、若干微妙(^^;

近所の桜。2023年の桜。報道されているとおり、今年の桜の開花は早く、4/2はすでに花のピークは過ぎている印象でした。それでも木の上の方にまだフレッシュ気味な枝を見つけたので望遠で切り取りました。

日当たりのいい場所では、散り始め。花びらが落ちて、色の濃いガクが目立つ部分もあり、風が吹くと花びらが舞っていました。

もう一枚、花びらが舞う写真。

桜吹雪、、、というほどではないけれども、はかなく舞う桜の花びらには風情があるものです。

飛んできた一枚の花びらを手に取る娘。

保育園に入ったころに比べれば、体も大きくなったし、できることも増えたと思うのですが、まだまだ小さな手。小学校に入っていろいろな物をつかんで、ゆっくり大きくなってほしいものです。

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