備忘録とiPodのバッテリがヘタってきて自力で交換を目指す方が、キーワード検索を行っていらっしゃった人のためのエントリ。(本来のこのブログで扱うアザラシとか生物とかそういうのとはまったく関係ないエントリです。)
私のiPodはここでも紹介している通り2006年の7月に就職が決まってその勢いで購入したものです。それ以来、故障なく動いていたのですが、さすがにほぼ毎日通勤に使ってきたのでバッテリーがヘタって来ました。満充電しても2時間程度しか電池が持たなくなってきていました。そこでバッテリ交換を思い立ち適当に検索すると、ユーザー自身でバッテリ交換をしているサイトがあり、楽○市場などでサードパーティののバッテリーを別売りしているのを見つけたので、自分もやってみることにしました。で、さっそく私も楽○で純正ではないバッテリーを1000~2000円くらいで購入しました。これが2012年1月のこと。(当然バッテリの自分での交換はappleのサポート対象外なので自己責任で行いました。)
バッテリ交換自体はたいした作業ではなく、ど素人の私でも30分もあれば出来るくらいの作業。バッテリ交換当初は電池も快調で、通勤に使っても一週間に一回くらいの充電で何とかなるくらいの性能のバッテリーでした。当然appleにバッテリ交換を頼むより安く付いたので、我ながらほくそ笑んでいたわけです。
時は流れ、先月末の京都からの帰り道のこと、ふとiPodのフタの一部が外れているのを見ました。もっている方はご存知だと思いますが、iPodのフタは容易には外れません。そんなフタが外れたから異常事態ですね。
我が家についてiPodのフタをこじ開けてiPodの中をこじ開けたら愕然となりました。交換したバッテリが膨張し、フタを押し上げ、さらに基盤を圧迫してしまっていたのです。このエントリでは今後サードパーティのiPodバッテリーを使用する方の参考になるように顛末を掲載しておきます。
左側がサードパーティの膨張したバッテリー。右の青いのは1月に交換した純正バッテリーをとっておいたので参考に並べています。サードパーティの写真下側のビニールの柔らかそうに見える部分もバッテリーの中身が侵入しておりカチカチです。サードパーティのほうが純正より長くなっていることがお分かりいただけるかと思います。
バッテリのお尻の部分。もともと直方体だったものがひしゃげて変な形になっています。左が10ヶ月程度のサードパーティ、右が5年半使った純正。サードの皺が寄っている部分にもバッテリの中身が侵入し?カチカチです。
バッテリの長さもこの通り。サードパーティが膨張した分、長くなっています。
このバッテリの膨張はイヤホンを差し込む部分の基盤を圧迫したのか、この部分の基盤を破壊してしまいました。よって、私のiPodは動くのですがイヤホンで音楽を聴くのは不可能な状態です。写真でも基盤が変に歪んでいるのがわかるかと思います
別角度から。基盤が変に浮いてしまっているのが確認できるかと思います。
サードパーティは確かに安いですし、これを使うのは自己責任ですから私からはなんとも言えませんが、こんな事例もあるということで。。。バッテリ交換当初は確かに性能が回復しますが長く使うとこんなことも起こるのですね。私のiPodはイヤホンの端子部分がいかれただけなので修理をしようと思いますが、もし今後サードパーティを検討している方がこのブログにたどり着いたなら、こんなこともある事を前提に検討いただく材料になれば幸いです。
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