先回に引き続きコゴメ(こごみ)料理の話。
食べても食べてもなかなかなくならないくらい父と母からもらったコゴメ。スーパーマーケットの大ぶりの買い物袋満杯です。
どうしてくれようかと思いますが、コゴメは比較的癖が少なく、調理にもアク抜きがいらない山菜なので、ほうれん草や青梗菜などの青菜類と同じ感覚でいろいろ料理に応用できます。もともとコゴメを食べ馴れておらず、自称お子様舌の妻も抵抗無く食べることができるくらいの扱いやすい山菜のコゴメです。
料理前、山菜は野から取ってくるのでごみ取りが大変。家で食べるのは見栄えは悪いですがある程度で割り切るのも大事です。ゴミのようなものが付いていたとしても別に見栄えだけで、食べて害になるものは99%付いていません。
コゴメを1cmくらいに切りそろえ、、、
炒飯の具に。
中華鶏がらスープの具に。
癖が少ない山菜にもかかわらず歯ごたえがいい山菜だからこそできる料理です。
お子様舌の妻もコゴメ料理にチャレンジしました。
妻が作ったまるまるこごめとベーコンと卵の炒め物。ベーコンとコゴメは先に炒めて後からふわふわのコゴメを合せる。
コゴメは脂っぽいベーコンによく合います。植物だけど山菜らしく強い個性を持っているのでベーコンに負けません。なかなかの一品。
脂っぽいベーコンにコゴメを巻いた料理。アスパラのベーコンまきからヒントを得たとのこと。
これもなかなか。むしろ旨い。コゴメの味を少し味わった後は、その情報を頼り、またコゴメの先入観が無いから、シンプルに旨そうだなという調理を追求できるようで見ていて面白いです。
コゴミは今シーズンは終わりですが、まだ山菜シーズンは続きますので、どんな料理が出てくるのか楽しみです。
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