夏のお盆、親族が一堂に会するこの季節は故郷の新潟に帰りたくなります。大学の頃のはあんまりそう思わなかったです。やっぱり年をとったということなのかもしれないですね。別に何をするわけでもないですが、庭の木や畑の生き物、田んぼのコシヒカリを観察したり写真撮ったりのんびりしたいものです。
新潟では、私を含む孫たちはいくつになっても子どもでなわけで、(中には息子がいるような私の兄もいますが、)長たちからはひ孫より孫が大事にされているような感じなので(やっぱり思い入れはひ孫より孫のほうが強いのかもしれません。)、ウワバミのように畝単位で好きな野菜、原木単位でキノコを食べても怒られない(と思う)わけです。そこで、夕方畑に出てその日に一番に熟れていると思われる物を適当にとってきて台所に転がしておくと夕飯にそれらが出てきます。子どものころそんな生活なせいか、漫画で野菜(ピーマンとか)が嫌いとかいう主人公が出ると「何で野菜が嫌い?」と不思議に思っていました。少なくとも野菜を食べにくいとかまずいとか思ったことは全く経験がないので。。。
「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので大人になってもかの地に帰ると野菜を肴に一杯やります。あー、でもセロリだけは今でも苦手です。思い返せばじいさんの畑ではセロリを作っていなかったです。今から作るように頼みましょうかね。
(畑のオクラの花にやってきたミツバチ。オクラの花は本当に可憐です)
あそこは人間のテリトリも他の動物のテリトリもあやふやで家の中でも生き物の強さを感じられるところです。石垣は地縁の血縁の濃いところでみんな楽しそうにやっているのを見ると帰りたくなるな…。
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