Cabo Polonio国立公園(ポロニオ岬国立公園)にやってきた話の続きです。 ポロニオ岬の集落の海岸から数百m離れた島にSea Lionが群れていましたが、さすがに遠くてまともに写真を撮るのは厳しそうでした。 ちょいとがっかりして、アシカのコロニーが眺められる砂浜をあとにして、ポロニオ岬灯台の裏の岩場に登ったのですが、、、。
何のことは無く、こんな具合に灯台裏の岩場にもたくさんのSea Lionが転がっていました。
ツアー参加者からも歓声があがります。 この岩場に転がっていた海獣ですが、体はプンタ・デル・エステの海獣より小さい印象でした。この海域のアシカ(Sea Lion)の仲間のうちミナミアメリカオットセイの方かと思いました。(以下この項では便宜的にミナミアメリカオットセイとして扱って記載します。)
良いですね、この距離感。なかなか近いです。
起きているも寝ている子も良い表情です。 ざっと百から二百頭くらいのオットセイが転がっておりました。大西洋に面している岩場なため、波が高いとオットセイの群れに海水が降り注ぎます。オットセイは水しぶきなど気にせず寝ていました。
つるつるの岩肌なので比較的寝心地は良さそう。そのせいではないと思いますが、ゴロゴロしているオットセイが多かったです。
たまに吠えているのも。比較的小型の個体が多かったので、メスや子供が多かったのかもしれません。いわゆるハーレムなのかな。
改めてちょっと引いた目線でミナミアメリカオットセイのコロニー。ここまで密集すると壮観です。これだけのオットセイを養えるということは周辺の海は豊かな海なのでしょうね
一応オットセイが寝ていたポロニオ岬の位置を地図で掲載しておきます。岬の沖の島はオットセイが沢山寝ていた島です。
このポロニオ岬、グーグルのストリートビューがあり、その岩場にもミナミアメリカオットセイが写っていました。せっかくなのでこれも載せておきます。
ポロニオ岬灯台の表に咲いていたアロエの花。なかなか日本では見かけない鮮やかな大きな花です。
名残惜しいですがポロニオ岬をあとにして、集落に戻ります。振り返ってポロニオ岬の灯台遠景です。
岬の辺りは荒涼とした土地。鳥の群れが飛び立つのすら、いちいち寂寥感満載です。午後になり陽も傾き、雲も出てきました。
集落の一応のバスターミナル?の脇には屋台のようなものが並んでいますが、ほぼすべて無人でがらんとしています。シーズンオフなせいか営業をやめているようです。。
貝殻細工やオットセイや灯台を型どった土産物があります。改めて写真をみるとオットセイのマグネットが写っています。観光地のマグネットコレクターとしては、これを買ってこなかったのは痛恨のミスです。また買いに行くにはあまりにも遠すぎるし。。。
私はこの店ではオットセイの歯(?)のネックレス(??)があったのでそれを買いました。 日本円で1000円くらいだったような。唯一のお店を開けていた地元のおばちゃんに敬意を表し値切らずに買いました。まぁおばちゃんは日本語を理解できず私はスペイン語が話せないというお互い言葉が通じなかったというのもありますが、、、。
さてそろそろ陽も暮れてきたし、ビジターセンターに戻るオフロードトラックに乗って、帰路につきます。
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