子ども部屋がある膨張したマイホーム信仰からの脱却

この文章を書いているのは子どもがいない夫婦だけど、子供ができたら良いなと思っている夫婦の夫のほうです。

新築の一軒家でもマンションを購入するときも、中古のマンションや一軒家を購入してリノベーションするにしても、あらかじめスペースが確保されることが多い「子供部屋」。戸建てでは二階に二部屋くらい確保されていたり、「将来、部屋を仕切って子供部屋に使えるスペース」があったりするのかな?

今回はこの子ども部屋について考えてみたいと思います。

我が家のリノベーションでは子供部屋の類のスペースは前提に入っていない間取りにしました

我が家は子供用のスペースを確保よりむしろ、ダイニングや台所、居間部分にスペースを割き、小さな自分用の書斎といったものを作りました。

私の両親は私が小学一年のときに今も父母で住んでいる家を建てました。新潟の片田舎なので、父母兄私の4人で暮らすには関東基準から考えると、とても大きな家です。私も兄もそれぞれ部屋を与えられました。いわゆる子供部屋です。私の子供部屋も大いに活躍しました、小学校の高学年~中高の8年間くらい限定でさらに寂しいのは、私も兄も大学進学を機に家を出ているので、新潟の広い家には若干老いた両親が二人で暮らしており、無駄にでかい家も年をとってきて、メンテナンスが徐々に大変になっていることです。とはいえ、実家そのものには愛着がありますし、私が何か荷物を置いておくのをお願いすれば、大抵は私の部屋に放り込んでおいてくれるので、この無駄な広さはありがたいものです。

と、我が身を振り返って、子供が育って家を出ることまでを考えると、一時期のために子供部屋を予め確保するのは無駄も大きい気がするのです。子供が家を出たら、大きな家を売り払って、小さい家に引っ越すという考えもできますが、それはそれでめんどくさそう。なので我が家は最初から夫婦二人生活を前提とした間取りの家にしました。もちろん現実問題として、子どもがいなかったということもありますが。

とはいえ、中学高校生期の子供のためのスペースが必要とも思います。ある程度閉じられた空間で一人で寝る、勉強する、物を整理するなど、空間を管理するというのは、やがて独り立ちするのに有効と思いますし、両親に隠れてエロ本を読むのもそれはそれで男子中高生には必要な儀式ですな。

では、実際に我が家で子供部屋をどうするかですが、私は以下のように考えています。

団地の良いところは、同じ団地内でも売買されていたり賃貸に出されているほかの部屋がごろごろしているところ。なので子供が部屋を欲しがりそうな中高生時代に差し掛かったら、団地の一部屋を追加購入するか、あるいは賃貸に出ている部屋を中~高校生時代くらいの数年間限定で借りる手もあるかと考えています。
子ども「部屋なので多少内装がぼろい物件でも我慢させましょう。気になるならDIYで壁塗りくらいはさせる。便所掃除も子どもの役目。ガスは契約せずインフラは水と電気のみ。なので風呂に入るのとご飯を食べるのは本国の両親が住む団地に来て、ちゃんと家族が集まるようにする。子供に団地の一部屋をまるまる与えると、近隣のクソガキ共のたまり場になって変なことが起こったりご近所の迷惑になったりしてもたまらないので、オヤジの作業スペース兼母ちゃんからの避難先も植民地部屋に移設します。私のダイビング用品やカメラや双眼鏡、防寒具に登山用具も植民地部屋に持ってこよう。

無事に子供が独り立ちしたら、植民地部屋のほうは私の作業部屋兼物置として使ってもいいし、必要がなければ賃貸契約解除or売り払って老妻とともに元々の部屋に収まる(もしくは植民地部屋を残して元の部屋を売ってしまう)ことも考えられます。 問題は団地の老朽化&建替え問題の勃発ですが、わが団地の場合、建替えまであと20年くらいは掛かると踏んでおりますので、何とかなるかなと。そうこうしていると子どもも大学に行くくらいになれば、親の家から放り出してもやっていけるでしょうし。

オンボロの団地を購入して暮らすメリットはそれほど借金を背負わずとも手ごろな価格で家が手にはいるということ。借金を背負わない暮らしは、その経済的な自由自体が財産だと思うのです。莫大な借金を背負って、新築の物件を手にしたその瞬間から資産価値が恐ろしい勢いで減っていく不動産にローンを支払い続ける、そのため辞めたい仕事も辞められない、というのは私には耐えられそうにない。それよりは部屋本体の価格が安い団地を購入してリノベーションするという持ち家はそこそこの手で凌ぎ、その分、旅に出たり、美味しいものを食べたり、趣味にお金を突っ込んだり、余裕がある暮らしがしたい。子供部屋のある膨張したマイホーム信仰から離れて、もっと経済的にも家のあり方にも自由を手にしたいと思い、以上のような考え方で家を買いリノベーションを行いました。

偉そうなことを言っても、そもそも子供がいない上に自分の妻が↑のような考えに賛成してくれるかはあまり自信が無いものですが。。。 (^^;

追伸)我が家にも子どもが出来ました!(2017年1月追記)

産まれた!
タイトル通り、本日未明に無事に子供が産まれました。子供も妻も健康でほっとしております。 単身赴任先から帰ってきて、タイミングよく出産に立ち会えて、子供を産もうと全力で頑張る妻の姿を見ることが出来て、また子供の産声を聞くことができて本当に良かったです。 正直なところ、出産前の私は、出産立会いには消極的でして、産院までは搬送が心配だから付いていくけど、立ち会...

さて、上述していたことを本当に出来るか、どうなることやらです。

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