せっかくやってきた鹿児島県志布志市。なかなか来れないとこなのでひとまわりします。
駅は微妙に市街地から外れているようで、たらたら歩いて中心部へ。由緒がありそうなお寺があったので境内に入ってみます。
大慈寺という古刹らしいです。境内にソテツ。南国っぽくて素敵。八重山の某寺を思い出す。
この大慈寺、静かなお寺で参拝者の姿も無いのですが、何か凄そうななお寺です。鹿児島ではすべての寺院を焼き払ったというのもなかなかすごい話だな、、、と。
建物の中にも自由に入ってよさそうだし誰もいないし、そっとお寺の中へ。やはり南国らしく、10月末でも緑が濃くて南国です。
暖かくて明るくて素敵な土地です。
大慈寺を後に志手町をウロウロしていると、、、種田山頭火の歌碑。
山頭火が訪れた頃は墓ばかりだったようです、志布志の街。今は整理されてお墓も見当たらない。それにしても単刀直入な歌。さすが。
志布志市役所志布志支所前の看板。これでもかというくらい志布志。
志布志市は旧志布志町と何個かの町が合併して現・志布志市になったようですが、名前は志布志市になったけど市役所は旧志布志町になく、別の町の役場が志布志市役所になって旧志布志町役場は志布志市役所志布志支所になった、ということらしいです。志布志志布志志布志、志布志。
志布志からどこに行くか、鉄道の日南線は志布志が終点のどん詰まり。同じ道を戻るのも芸がないので路線バスで動くことにします。
地元高校生に混じってバスに乗り込む。ローカルバスの地元密着感も素敵。まったくこの土地に関係ない自分が紛れ込むのも楽しいですし、異国の高校生を見て自分の高校時代を懐か出します。車通勤をしていると高校生などみないです。
ローカルバスだけど何気に県境をまたいで運行しています。鹿児島県志布志市から宮崎県都城市へ入ります。
さすがに県境付近は客が少ない。
日が暮れてきたぞ。きれいなうろこ雲。暖かくて忘れていたけど、この旅は10月なのです。秋の雲。
都城からは再び鹿児島県に入って鹿児島県庁所在地の鹿児島へ。今日は鹿児島市で終わり。鹿児島中央駅前に投宿です。
鹿児島はホテルが供給過多なのか駅前の小奇麗なホテルが恐ろしく安い。
ビジネスホテルの一人酒盛りは何でこんなに楽しいのでしょう。酒はメインは薩摩焼酎。その前の露払いは南に下ってもう少しいけば沖縄なのでオリオンビールに。つまみは鹿児島の鳥のたたきや軟骨に馬肉の炭火焼。
明日は4時台初の汽車に乗って日本最南端駅を目指さなければなのですが、ついつい深酒をしてしまいます。まぁ焼酎2号くらいなら何とかなるはず・・・。
コメント