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娘の2歳の誕生日には「図鑑」をプレゼント

先日は我が家の娘の2歳の誕生日でした。

2歳の誕生日プレゼントはなかなか難しい年頃です。まだ自分からアレが欲しい、とねだるような年頃でもありませんし(買い物に行ったら目に入った好物の焼き芋とかミカンとかアンパンマンのお菓子くらいを欲しがるくらいです)、多分誕生日という概念もまだよくわかっていないと思いますが、とはいえそれに胡坐をかいて、何もしないのもなんだかな、、、という親心です。

1歳の誕生日プレゼントは一緒に食卓を囲めるようにという意図と椅子好きな親の趣味で、娘専用の椅子をプレゼントしました。

娘の1歳の誕生日に贈った椅子・UPRIGHT(豊橋木工)の紹介~団地暮らしの椅子探し9~
前回エントリーで紹介した1歳の娘の最初の誕生日プレゼントの椅子、豊橋木工さんのハイチェア・UPRIGHTの紹介です。 我が家にやってきたUPRIGHTはこちら↓...

これはこれで良いプレゼントだったとは思いますが、今は別段娘が使う家具で不足している物もない。1年前より自我が発達してきているので「娘の物」となるものを送りたい。

かといって、どうでもいいキャラクターのおもちゃなどを買ってもな、、、と思います。おもちゃはお正月に従姉妹のお下がりをたくさんもらったばかりですし、

どうせプレゼントを与えるなら、そのプレゼントからもっと何かいろいろな物につながるような、視野を拡げてあげられるような物をプレゼントしたい。そのうちに「あれ買って」とねだってくると思うので、親が好きな物を与えられる残り少ない機会でもあります。

そこで母ちゃんと相談して、「図鑑をあげるのはどうだろう?」という話になりました。生き物の図鑑を贈って、生きものに興味を持ってくれたら嬉しいなと思いますし。これは父ちゃんと母ちゃんの趣味の志向が多分にありますが、、、

父ちゃんが頭に描く2歳児にプレゼントしたい図鑑

父ちゃんが娘にプレゼントしたいなと頭に描いていた図鑑は、まだ2歳児ということもあり、薄くて軽くシンプルな図鑑

本屋で子ども用の図鑑を見ると、父ちゃんが子どもの時より進化していて、飛び出したりめくったりすると飛び出てくるような仕掛けがある図鑑もあります。本の仕掛けは子供は好きかもしれませんが、特にまだ視野が広がっていない幼児には仕掛けに気を取られてしまい、中を見なくなっては意味が無いのではないかな、とも思いますので、まぁ派手さはいらないかな。。。

薄くて軽いのは2歳児でもめくりやすく、そして外にも持っていけるように、と思ったからです。重くて扱いにくい物は2歳児には酷で、結局見なくなると思いまして。また、実際に図鑑を屋外に持っていって物の実物と比べて見せたりしたいなと思います。

最近は映像のDVD付きの図鑑もあったりしますが、まずうちの2歳児が大人しくDVDを見るようなことは想定できなかったので、映像に重点が置かれているものも却下です。

そして字がまだ読めないので、挿し絵が美しく正確で、写真も良いものを使っているものが良いなと。子供向けとはいえ図鑑なので生物をデフォルメしたようなイラスト中心の物は無しです。

また文字の説明は必要最小限で構わないかなと。文字説明は大人が読む用に名前くらいがあれば十分だと思います。「この生物の名前は○○」みたいな知識はひとまず二歳児の段階では要らないと思います。興味が出てくればそのうち自分で調べて覚えるでしょうから。それよりは興味が深化するようなものであって欲しい。

図鑑といってもたくさんの分野のモノがあります。どれを購入するか非常に迷いますが、まずはベーシックで身近な草花の図鑑動物の図鑑がいいかな、と思いました。保育園に通園する途中の公園や道端の花に興味を示しだしているのと、動物園に行くとやはり大喜びするので・・・。

 

難航する図鑑探し

さっそく誕生日に近所の本屋さんに親子で繰り出して図鑑探しです。しかし、あまりピンと来るのが無いのです。

動物図鑑はよくわからないコンセプトの基、ただの動物の羅列だったり、身近にいるような生き物ではなく、外国の珍獣ばかりを集めたものだったり、丈夫さを意識したのか厚紙を使った結果、重いけどページ数が少なく情報量が半端だったり。逆に分厚い図鑑は2歳児にはボリュームも情報量も多すぎるかなと思ったり。薄くて内容が良い図鑑というのはなかなか難しいものです。そしてそもそも図鑑というのは幼児向けの物が本当に少ないことに気づきました。

 

娘の初めての図鑑としてプレゼントした「あそびのおうさまずかん」シリーズ

書店の子供用の書籍の本棚をあらかた見てピンと来るものがなく「購入を見送るかな・・・」と半ばあきらめた時に手に取ったのが、学研から出ている「あそびのおうさまずかん」シリーズの「くさばな」。二歳児でも持てそうな薄くて軽い図鑑なのが良い。そして中を開いて見ると、、、言葉では表現しにくいのですが、「こういうのを探していた!」といった内容でした。冊子中に無駄な立体的な仕掛けも無く、シンプル構成です(強いて言えば中を開くと両面見開きになるページが1~2ページくらいありました。個人的にはこのページも通常ページで構わないと思いました。子どもはこの手のページは破きがちですから、、、)

結局このシリーズのうち、中を見て気に入った「くさばな」「そら」「うみ」を娘のプレゼントとしました。

娘にプレゼントした「あそびのおうさま」図鑑シリーズ

購入した図鑑は2歳の娘が眺めたり扱ったりしやすいように図鑑のカバーや帯は外して、娘がよく活動しているリビングに置いてあります。

 

そら 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)

最近、娘が外に遊びに出たときや保育園の通園時に「くも!」「ひこうき!」と指差したり、「おつきさままんまる!」「おつきさまはんぶん!」とかよく言っています。空に関する事象への興味が出てきているようなので、このテーマの図鑑を買ったら喜ぶのではないかなと思いまして、購入した「そら」の図鑑。

雲の写真を指差して確認する。本を逆さまに見ていますが、そういうのは大きくなってからでいいかなと思います。

これは思った以上に食いついて、いろいろな雲の写真、雨の写真やお月様の写真を飽きもせず眺めています。

この図鑑が大人目線で「面白いな」と感心したところは「空」というテーマで、無主物である雲や雨や夕焼け空、星や月、生物の鳥、無生物の飛行機やロケットまで多岐に渡る事象を取り上げているところです。こどもは生物・無生物などの区分けはしないで見ているでしょうから、子供目線の良い着眼をされていると思いました。

娘は飛行機のページでも興奮していました。先日おばあちゃんの家に行くのに乗ったばかりだったので、、、。おもちゃ箱からANAの機内で貰った風船飛行機を持ち出して、絵本の写真のANAの飛行機の写真と「同じ!」とかやっていました。いろいろな興味が有機的につながりそうだな、と思います。

くさばな 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)

2冊目の「くさばな」は公園にありそうな身近の草花を美しい挿絵中心で紹介しているのが気に入りました。案外このような身近の草花にフォーカスした子ども用の図鑑は少ないのです。なので基調です。美しいイラストも多く、私は植物分野の図鑑は中途半端な写真を使うくらいなら、よく出来た絵の方が特徴がわかると思いますので、こういう図鑑は好きです。「そら」や「うみ」と違って生体のイラストが比較的多めの図鑑です。

今は季節が冬なので屋外に持ち出して使うのは先になりそうですが、実物の草花と比較して見せてあげるのが楽しみです。


そして図鑑の中身も子供用図鑑と馬鹿には出来ません。娘へのプレゼントに購入したのですが、むしろ母ちゃんが夢中になっていました。↑「そら」の図鑑を読んでいた娘が「くさばな」を読む母ちゃんがにちょっかいを出す様子。

うみ 増補改訂 (あそびのおうさまずかん)

そして3冊目に紹介するのが「うみ」。これは父ちゃんの海獣(アザラシ)の英才教育を施すという考えと海の生物を見るのが好きというバイアスの下、選ばれました。

が、この「うみ」図鑑も客観的に見ても非常に良い内容だと思いました。アザラシやクジラ、イルカといった海生ほ乳類、海鳥、ウミガメ、魚類、無脊椎の海生生物といった生き物系テーマが中心で、主な80種の食用魚とサンゴ礁のカラフルな魚、40種の無脊椎海生生物、40種の海鳥のずらっとしたリストはなかなかの見ごたえ。

「うみ」も「そら」と同じく無生物である船の紹介ページなどもあります。

アザラシページを見せるのはお約束か。

まだ娘は海には行ったことはないですが、魚は食べるのは好きで「おさかなさん!」と言って、上々の反応で眺めていました。まずは図鑑を持って水族館に行ったりするところからはじめようかなと思います。

おわりに

今回娘にプレゼントした「あそびのおうさまずかん」シリーズは娘の反応も総じて上々で買ってよかったな、と思います。また各一冊800円程度と、娘が使い倒しても惜しくない値段というのも親の精神衛生上も非常に良い(^^)

ただ「あそびのおうさまずかん」シリーズの図鑑の全てがべた褒めばかりのものでもありません。当初買おうかなと思っていた図鑑の王道テーマでもある「どうぶつ」は購入を見送りました。ピンボケだったり無理やり拡大して苦しくなっていたりするような「なぜこれをここで使うのか?」という写真が比較的多く掲載されていたこと、動物の写真のトリミングもあまり綺麗ではなかったこと、アフリカなどの外国動物が多く日本の動物が弱かったことからです。

動物図鑑はもう少し他の物を見比べてみようかなと思います。

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