フェルメール展を見るために上野へ

先週の平日、上野のフェルメール展に行ってきました。

https://www.vermeer.jp/

東京会場は昨年の10月から始まって、本日2月4日まで。

開始以来、ずっと「行きたいな・・・」と心の奥底に喉の刺さった魚の骨のよう引っかかっていたのですが、ギリギリまで行動を起こせず、、、でしたが、念願をかなえることが出来てよかったです。

フェルメール「牛乳を注ぐ女」の衝撃

私は美術の教養が大きく凹んでおりで、中学校までの美術では5段階評価で大体3か2。課題を自分なりに真剣にやってもそんなものなので、学校の美術という教科は大嫌いで苦痛でしかなかったし、当然美術に興味を持つことも無く、いわゆる名画などお茶漬けの名画コレクションでちらりと見ていたくらいなものです。

20代前半くらいまでの北海道にいた頃は「人間が作った絵や彫刻なんて自然が作った風景にかなうわけがないわい。」と真面目に思っていました。

そして約10年前の2007年、”フェルメールの絵が日本伊来ているから見に行こう”と誘われて、半分お付き合いな気分で美術館に行きました。多分美術館に入ったのはその時が生涯初めてで、恥ずかしながら当時の私は”フェルメール”という超メジャーな画家の名前すら知らなかったので、フェルメールってなんじゃい??という気分で見に行ったものです。

今検索してみましたが、↓の展示を見に行ったのだと思います。http://www.nact.jp/exhibition_special/2007/vermeer/

前座のように展示されている絵たちを、美術に全く触れてこなかったこともあり、何を見ても新鮮で「思ったより楽しいなー」くらいで眺めていたのですが、展示の最後に控えていたのがフェルメールの牛乳を注ぐ女

牛乳を注ぐ女 - ヨハネス・フェルメール - Google Arts & Culture
女中が牛乳を注ぐ作業に集中している様子が描かれています。穏やかな静けさを感じさせる画面構成で、流れ落ちる牛乳の流れだけが唯一の動きとして表現されています。本作品の最も優れた特徴は、光の描写だと言えるでしょう。光の反射を表現した小さな点、特にテーブルの上にあるパンなどには、フェルメールの典型的な絵画技法が表れていま...

美術的素養が無い私でも「他の絵と次元が違うことがわかる」くらいの圧倒的な存在感で、これは大きな衝撃を受けました。それ以降、もともとの美術的素養は大して変わっていないと思いますが、フェルメールは気になる画家となり、先日ロンドンに行った時もフェルメールの絵を眺めに行くくらいになりました。

ナショナル・ギャラリーでフェルメールの絵を独占してトラファルガー広場で大道芸を眺める~ロンドン旅④~
ロンドン滞在初日、昼飯を食べたあと、トラファルガー広場のナショナル・ギャラリーに入ります。 ここではロンドンでやりたいことリストの5番を果たします。 ロンドンでやりたい事リスト ①ビートルズ関連(アビーロードの横断歩道やルーフトップコンサートを行ったビルとか。これがロンドンで一番見てみたい。) ②トラファルガー広場(沢木耕太郎氏の深夜特急...

「牛乳を注ぐ女」はこの2007年の時が初来日で、2018年10月からの展示が2回目の来日のようです。いつかは「牛乳を注ぐ女」を所蔵するアムステルダム国立美術館で実物を見たいと思いつつも、日本に来るならやはり10年ぶりに見ておきたいですし、それに今回の東京展はフェルメールの作品が世界各地から9点もやってくるということもあり、これは行かねば、、、と思いつつもなんやかんや1月末になってしまいました。

上野へ。まずは腹ごなし。

いよいよ切羽詰ったフェルメール展の最終週、比較的仕事が少ない平日の午前中に休みを取って、行ってきました。

このフェルメール展は時間指定制の前売り制が取られており(ある程度ですが当日券も売っている)、私が手に入れたのは入場時間が11:00~の券。早く着いてしまったので最近の趣味である立ち食い蕎麦屋めぐりへ。常にかばんに入れている↓を参考にして

駅からも至近の「つるや」さんへ。

つるや (上野/そば)
★★★☆☆3.26 ■種類豊富な天ぷらはどれも自信作。サクサクの食感をご賞味あれ! ■予算(夜):~¥999

ガード下の蕎麦屋さん、良いですね。

場所柄外国人も多く、英語メニュー完備。店頭の蕎麦が踊っているディスプレイは目を引きます。

そしてメニューのディスプレイが良かった。
ワンカップ大関!さすが上野。朝から立ち食い蕎麦にワンカップの冷酒。隙が無い組み合わせ。何も無ければ絶対に頼むのですが、残念なことにこの日は午後からは仕事ですし、絵を見に行かなければということで、辞退です。無念。


初見のお店で、特に気になるものが無ければかき揚げ蕎麦を頼むのが常です。この日も迷わずかき揚げ蕎麦に。

上野の森美術館へ

蕎麦を食べて、ぶらぶら歩きながら上野公園の中の上野の森美術館を目指します。

街頭にもフェルメール展の横断幕が掲げられています。

そういや、この辺は初めて父親と上越新幹線で東京に来た際に(その時は新幹線の終着駅はまだ上野駅だったような・・・)上野公園の入口に圧倒的な数のイラン人がたむろして偽造テレホンカードを売っているのを見て、東京にそこはかとない恐れを持ちました。私の東京を生で触れた最初の記憶はイラン人なのです。あの時のイラン人達はどこに行ったのかな?もう30年くらい前の話になると思いますが。。。

上野公園内の西郷さんの銅像。ちゃんと見るのは初めてかな。思っていたより顔が大きくてびっくり。

西郷さんの銅像を過ぎて少し歩くと、上野の森美術館に到着です。予想しておりましたが、ものすごい行列をしている。

前売り券・当日券を持っている人が長蛇の列です。ゆっくり見るというより、お祭りの雰囲気を味わいにきたようなものですから。

↓今回来たフェルメールの絵画たちの主要人物たち。
列に並んで20分くらいで中へ。キャッチコピーが「それは、このうえもなく優雅な事件」

フェルメール展感想と娘へのおみやげ

美術展内は撮影禁止なので、絵画そのものや内部の写真はありません。

美術館内部はものすごく混雑していて、平日の昼間というせいもあったのか客の7~8割は女性で、7~8割は50代以上の方という感じでしょうか。フェルメール自体は男より女性の方に受けるのではないかと思いますし。

「牛乳を注ぐ女」はあいかわらずの存在感でした。楽しみにしていた絵の一つの「取り持ち女」はフェルメールの自画像といわれる左上の人物の顔が照明の反射で見難かったのが残念。

会場で配布された音声ガイドの中に「これほど多くのフェルメール作品を並べてみるのは、フェルメール本人ですら体験したことがなかったであろう」という趣旨の説明があり、まさにこの展示会の価値はそこ一つに尽きるといっても過言ではない、と思います。

またフェルメール以外の絵画も面白く、ヤンウェーニクス作の「野ウサギと狩りの獲物」に描かれたウサギのふわふわ感やシモン・デ・フリーヘル作の「海上のニシン船」の描く浜辺の空気感も感動しました。

いつかはそれぞれの絵を収蔵する美術館で見てみたいものです。

 

さて展示の最後の出口にはしっかりとミュージアムショップが。図録をはじめいろんなグッズが飛ぶように売れてました。

私が買ったの「おなまえはんこ」。娘の名前がちょうどあったので・・・


物はこんなものです。結構いい値段ですが、お祭りなので。娘の保育園グッズとかに押して行こうかなと思います。

このはんこ、女の子の名前の方が214種、男は36種ということからも、この手のものが誰に売れるかわかりやすいです(^^; 確かに自分の名前だったら別に欲しくないなーと思いますもんね。

コメント