さて、2回に渡り書いてきた「男のチャーハン道」もひとまず今回で一区切り。道具もそろいましたし、いよいよチャーハンの試作です。前の会たちはこちら↓
詳細なレシピや作る手順は、原著「男のチャーハン道」の財産であり、ここに書くわけにはいきません、気になる方は原著をあたってくださいまし、、、となるのですが、出版元の日経新聞の以下サイトで、レシピ全部とはいかないのですが、無料でその片鱗は見ることが出来ますので、興味がある方はご覧ください。
私のほうでも試作を進めます。まずは中華鍋をコンロに載せて、上記のサイトにもあるとおり「・コンロの火は最初から最後まで最大火力。」にします。
私の使うガスコンロは先回記事の中華ヘラの錆防止剤の焼き切りにも使った日本の一般家庭用コンロでは最強の火を吐く(4,510kcal/h)ハーマンのプラス・doの左側コンロ。「最強の火」という言葉が男の中二心をくすぐります。
米粒を拡大するとこの通り。
米粒一つ一つに油や卵がくっついて、炒められています。
食べてみると、食感は米粒一つ一つが離れており、ぱりぱりというか固くて、もそもそした印象です。写真を撮りながらの作業で、火から上げるのも多少もたつきもあり、炒めすぎたか、と思います。この点は作業しながらうすうす感じていました。
しかし「男のチャーハン道」レシピで、パラッパラなチャーハンが出来上がるのは私の試作では事実でした。
そして著者の土屋氏がまとめたチャーハン道の教科書のような指南はここまで。これは長いチャーハン道の入口に立ったくらいのものでしょう。
炒め時間を微調整して飯粒のベストコンディションを探ったり、他の具材を追求していったりといった応用の伸び代もありそうです。あんかけチャーハンなどの異分野との交流のようなメニューもあります。目指すのは遥かな高みで、ここから先は自分なりに自分のチャーハン道を追求していかなければなりません。料理は本当に面白いなと思います。完全に自己満足、せいぜい家族くらいを満足させるのが私の目的ではあるけども。それでもYouTubeの本職の中華を仕上げる動画には見入ってしまうのです。
なお、土屋氏はチャーハンのほかにもハンバーグ、パスタで「男の(料理)道」の著書があります。こちらにもディープな世界が拡がっています。
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