【男のチャーハン道】中華ヘラを購入し、空焼きを行いチャーハンの準備を整える

先回、土屋敦氏の著書「男のチャーハン道」を紹介しました。

【読書記録】チャーハンを極めたい!「男のチャーハン道」を読む
私の趣味の一つが、料理。それも何が出てくるかよくわからない外来語・オサレ料理ではなく、チャーハンや焼きそば、カレーとか餃子とか、極日常的なものを追求するのが好きで、家でも作っております。 作るからにはやはり細部や道具には無駄にこだわりたく、形から入るのは大事ということで中華鍋を探しに香港にいったり、先日照会したとおり、ドイツ産まれのクソ重い鉄製フライパ...

この本を読めば、著者の土屋氏がたどり着いたチャーハンレシピを試したくなるのは当然のこと。

本書のチャーハンはシンプルチャーハンなので材料は米・卵・ネギくらいでOKです。あとは塩・油があればできるはず。筆者は油や塩にもこだわってはいるのですが、「本書の方法でパラパラなチャーハンが出来るか否か」の検証程度なら、どこの家庭にあるようなものでも試作できる、、、はず。

問題は材料より道具。この本は家庭の台所で作業出来る前提のチャーハンを目指しているのですが、道具は鉄製の中華鍋、中華おたま、中華ヘラを使用しております。

鉄製中華鍋と中華おたまはこちらで紹介したとおり我が家には常用されている物があるので問題ないのです。

我が家の中華鍋とおたま

問題は中華ヘラです。これは我が家にはありません。

なおチャーハンを作るのになぜ中華おたまと中華ヘラが両方必要なのか、という点について「男のチャーハン道」の著者の土屋氏は以下のように書いていらっしゃいます。(万事この調子なので「男のチャーハン道」が新書で200ページオーバーの厚さの本になるわけです(^^; 以下の長文はこちらにアップされています)

右手にヘラ、左手におたまの二刀流 パラパラへの極意|グルメクラブ|NIKKEI STYLE
日本経済新聞出版社の新書、日経プレミアシリーズ『男のチャーハン道』からの第2回目。著者は試行錯誤を重ね、パラパラチャーハンへの道を突き進んでいる。そこから最終レシピを目指していく奮闘ぶりをお伝えする。◇  ◇  ◇パラパラチャーハンへの道も、…

(↑より引用)
炒め方についても微調整したい。実は、何度も中華ヘラを使っているうち、「ご飯を平らにしにくい」という難点を克服する方法を発見した。

左手に中華鍋を握って、あおってみたり、前後に激しくゆすってみたりしたが、あまり意味はないとわかって却下した。中華鍋はコンロに置いたっきりだから、左手が完全にフリー状態で、なんとも心もとない気分になる。そこで、左手に中華おたまを握ってみたのである。

右手に中華ヘラ、左手に中華おたま、の二刀流だ。中華ヘラは「面で押す」ので、ご飯を鍋肌に押しつけやすいが、薄く広げにくい。一方、中華おたまは「点で押す」ので、ご飯を薄く広げやすいが、鍋肌に押しつけにくい。ならば、両方使えば、どちらの得意技も生かせるではないか。面と点のコラボレーションである。

右手の中華ヘラで混ぜつつ、ときどき左手の中華おたまの底でトントンと叩き、ご飯を平たくしていく。ご飯が平たく薄くなったら、すかさず右手の中華ヘラで、ジューッと音がするまで押しつける。中華ヘラで裏返しつつまた混ぜ、中華おたまで広げ、中華ヘラで押しつける……。という動作をくり返す。鍋をあおらないどころか、鍋にふれもしないでチャーハンを作っていくわけだ。

中華ヘラだけより二刀流のほうが、よく混ざり、手早くパラパラにできるように思う。左手の中華おたまでトントンし、右手の中華ヘラで押しつけて混ぜるだけなので、動きとしては簡単だ。ただ、塩やネギを投入するときに、いったん中華おたまを置かなければならない点だけは少し不便かもしれない。

お皿に移す作業は、中華ヘラのほうが一粒も残さずできるので便利だ。ただ、もし中華料理店のように丸く盛りたいという人がいれば、中華おたまの中に、中華ヘラでチャーハンを押し込めばいい。皿で中華おたまにふたをしてクルリとひっくり返せば、こんもりと丸いチャーハンとなる。二刀流、あなどれない。

問題があるとすれば、作業している自分の姿を想像すると、なんだかバカみたいに思えてくることだろう。右手に中華ヘラ、左手に中華おたまという姿は、なんとも大げさで滑稽に見える。エプロンの代わりにマントをはおれば、まるでヒーローごっこだ。真剣に料理に取り組む姿を、妻や子どもに笑われる覚悟が必要だ。

しかし、そこに非日常感が生まれるからこそ、「特別すごいチャーハンを作ってやる」と気合が入るのだ。

中華ヘラは私もひそかに購入を考えていた調理器具。我が家は中華鍋で週1くらい焼きそばを作るのですが、これは、麺が5玉・もやし4袋くらいの分量がデフォルトでして、「中華おたまでこの量の焼きそばは炒めにくいなー、、、」と思っていたところだったのです。

本書により背中を押されて中華ヘラを購入しました。購入した中華ヘラは新潟県燕市にある若林工業の↓の製品。数百円の出費です。

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¥673(2019/07/23 14:01:34時点 楽天市場調べ-詳細)

LINE Payの20%還元祭中にビックカメラの通販で購入。20%が還元される、、、はず。もともとが数百円(送料込み!)なので、せいぜい100円ちょいくらいの還元だけど。しかし、この製品は新潟で作られて通販で送料込みでこんな値段で良いのかな、という気になるくらいの安さ、、、、と思っているうちに届きました。


箱でかっ!!!

開けてみると、
製品ちいさっ!製品に対して箱が大きいのが気になりますが、いちいち製品に合わせたサイズの箱を用意するほうが手間なんでしょうね。何かもったいない気もするけど。

早速届いた中華ヘラを取り出して、以前からいる中華おたまと並べてみました。

やはり数年先輩の中華おたまのほうが多少の年季が入ってそれっぽい面構え。そして新品の中華ヘラの表面はつるつるしています。錆止めのニスでコーティングされていますね、これ。

なので、使用前に錆止め剤のコーティングを焼き切る必要があります。やり方は↓の中華鍋のときと同じ。

山田工業所・鉄製中華鍋のニスの焼き切りと慣らし
単身生活に備えて合羽橋道具街で買ってきた山田工業所の中華鍋。 やっぱり買ってきたからには、早く使ってみたいのが人情。なので、さっそく鍋を使える状態にして慣らしを行うことにしました。まずはは出荷時に錆び止め用として塗られているニスを焼き切らなければなりません。やることは単純で、鍋をガスコンロで炙り、ニスを焼き切って鍋の鉄を剥き出しにして油...

ガスコンロを点火し、空焚き防止センサーを反応させないように絶妙の距離感を保ちつつ強火で中華ヘラを炙っていきます。

強火で炙ること2分くらい。

高温になった縁のところから色が変わり始めました。変色した部分はニスが焼けて、地金が出てきました。

この地金の面積を増やすように炙り続けます。

ひっくり返して念入りに。

綺麗に焼けました!

ここまで炙りはじめから5分くらいかな?この焼き切りに使った我が家のガスコンロのハーマン・プラス・doの左側コンロは日本の一般家庭用コンロでは最強の火を吐く(4,510kcal/h)のでこの手の作業は比較的楽なはず。今時、ガスのコンロではなくIHコンロのご家庭も多いと思いますが、こういった泥臭い焼き切り作業はIHコンロでも出来るのかな?

再度中華おたまと中華ヘラを並べてみる。

地金になったので、錆止め防止剤のニスが塗っている時より青白い光沢になりました。これに油を塗って準備完了です。中華ヘラも使い込んでいくうちに、隣のおたまのような黒色になっていくと思われます。

さて、男のチャーハン道のチャーハンを作るのにこれで道具もそろいました。次回はいよいよチャーハン作りの結果を紹介したいと思います。

【男のチャーハン道】パラッパラのチャーハンが出来るか検証してみる
さて、2回に渡り書いてきた「男のチャーハン道」もひとまず今回で一区切り。道具もそろいましたし、いよいよチャーハンの試作です。前の会たちはこちら↓ 詳細なレシピや作る手順は、原著「男のチャーハン道」の財産であり、ここに書くわけにはいきません、気になる方は原著をあたってくださいまし、、、となるのですが、出版元の日経新聞の以下サイトで、レシピ...

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