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抜海港の野生アザラシの紹介

稚内市の抜海港は野生ゴマフアザラシの越冬場所として最近名が知られてきました。越冬するアザラシは晩秋に抜海港等の北海道の越冬地にやってきて初春に 北に帰って行くといわれております。抜海港のアザラシが最も増えるのは真冬。最盛期には300頭以上のアザラシが港内に入ります。

営業期間・休業日
(2005年度)特になし。冬季には稚内市がアザラシ観察小屋を設置します。

営業時間特になし。

アクセス
抜海駅から2kmですが汽車の本数は少ないです。稚内駅か らタクシーもしくはレンタカーの使用をお勧めします。

 

雑感・感想など

北海道の北にとんがった部分の日本海側にあるのが抜海港です。晴れれば利尻島の利尻富士が 間近に望める漁港です。この抜海港は近年ゴマフアザラシが群れ で越冬する場所として有名になってきました。

北海道には何箇所かゴマフアザラシの越冬場所がありますし、またその辺でひょっこりアザラシを顔を出すことは良くあるのですが、必ず野生のアザラシにあ える場所というのはなかなかないんですよね。その点この抜海港はかなりの確率で野生のアザラシを眺めることができるようです。越冬シーズンになると稚内市 の ホームページに「抜海港でただいま○頭のゴマフアザラシが観察されています」みたいなメッセージが出る欄があるんですよ。時には300頭を超えるアザラシ が現 れることもあるみたいです。

近年では冬期になると、稚内市がアザラシのプレハブ製観察小屋を立てるほどになりました。冬は氷点下の 中、日本海から強風が吹きつけ、吹雪になるかもとい うところですから、この小屋の存在はとてもありがたいものです。そんな場所の屋外で長時間アザラシを観察することは、生半可な覚悟ではできませんか ら(^^;

 


クリックするとアザラシ部分の拡大画像にななります。
寝転ぶアザラシ。


動画(2.6MB)
みんなのんびり転がっていたのであまり動きが無いのですが。。。


抜海港からは利尻島がよく見えます。

 


ちなみに望遠を使わないとこんな感じに写ります。
(レンズは35mm換算で36mm相当)

抜海港は交通には不便な場所ですから、その辺の対策はしっかりしてください。宗谷本線抜海駅から抜海港までは2kmほどですが、厳冬期にこの距離を地元の人以外の方が歩くのは お勧めできません。猛吹雪の場合、方向感覚を失って遭難しかけますし、極端に列車の少ない地域(列車は数時間に一本です。)なので、次の列車が来るまでに凍死しかけるかもです(^^)
おすすめは、稚内駅周辺のレンタカー会社から一台借りるのですが、これも凍った道を運転したことが無い方にはちょっとおっかないかも。安全優先の方は 稚 内駅でタクシーに乗りましょう。最近アザラシ見物の方も多いようなので、運ちゃんに「抜海港のアザラシを見たい」と言えば特に不審がられず連れて行ってくれる と思います。
あや☆さんの情報によると「タクシーを利用するとしたら稚内駅からで、片道7000円程かかります。運転手さんに相談してみると、往復1万円くらいでやって頂ける場合があるようです。アザラシ観測で30分程度なら、待っててくれる。」とのことです。
アザラシは肉眼でも観察できますが結構遠いです。双眼鏡を持っていくことをお勧めします。写真を撮る場合も望遠レンズの使用をお勧めします。

管理人は2006年5月3日のゴールデンウィークに行きましたがまだ40頭くらいはアザラシが残っていました。ここにある写真はすべてその5月に撮ったときの ものです。五月でもアザラシに会えたのは運が良かったな、と思います。また2006年9月23日にも行きましたが港内には3頭のゴマフアザラシが転がっていました。

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