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アザラシ的観点からふるさと納税できないか考えた。

2020年も第4四半期を曲がり、そろそろ年末が見えてきました。

この季節になるとソワソワするのが「ふるさと納税」をどこにしようか、ということです。私もふるさと納税を活用し始めて5年目。あまり欲まみれの返礼品目当ての観点で納税先を選ぶのもなぁ、、、ということで「アザラシな切り口でふるさと納税先の自治体を選んでも良いのでは」と考思いまして、ふるさと納税制度を活用できる自治体を探してみました。

具体的な観点としては、例えば”ふるさと納税の使い道として「アザラシとの共生」や「海洋環境・自然環境の保全」を掲げていたり、アザラシ飼育施設の充実を掲げている自治体が考えられますし、返礼品をやアザラシに関するものにしていることが考えられます。

そんな観点でふるさと納税の情報を漁ると、何個か面白い自治体を見つけました。なお、情報のリサーチに使用したサイトはふるさと納税のポータルサイトのふるさとチョイスさんです。私もふるさと納税時にはお世話になっているサイトです。

ふるさと納税の使い道に「アザラシ保全」を掲げる自治体があった!

ふるさと納税は、自治体によっては、その使用用途を指定できることがあります。「福祉のために使ってほしい」「子供たちの教育に使ってほしい」「環境保全に使ってほしい、、、」とかそんな感じですね。そんな中、指定できる使用目的に「アザラシ保全」を堂々とかげる自治体がありました!

その素敵な自治体は、やっぱりというか当然というか、アザラシ好きな方には知られたあの街。。。

 

北海道紋別市

 

素晴らしいです。ふるさと納税の選べる使い道に「1. アザラシの保護活動などオホーツク海の海洋環境に関する事業」とあります。

https://www.furusato-tax.jp/city/usage/01219

アザラシの専門施設の「とっかりセンター」を抱えて、アザラシの漁業被害も少ないオホーツク地方のオホーツク海側最大の自治体だからこその使用目的かもしれません。

返礼品も面白くて「東京~紋別の航空券(ホテル1泊付き):納税額17万円」紋別観光5施設セット券(オホーツクとっかりセンターも含まれる):納税額7千円」などがありますが、個人的におすすめは「オホーツク海の流氷(5kg程度):納税額1万円」ですかね。ちなみに本物流氷を返礼品で貰えるのは今のところ紋別市だけのようです。

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01219/168249

 

返礼品に「野生のアザラシを見に行く体験」がある自治体

ゼニガタアザラシが定住する襟裳岬を抱えるえりも町の返礼品には、シーカヤックでゼニガタアザラシを見に行く体験がありました。この返礼品を頂くのは納税額は29,000円。

襟裳岬なら船が出航さえできれば遭遇率はほぼ100%のはず。これは私も行きたいなぁ、と思います。

https://www.furusato-tax.jp/product/detail/01609/4628782

漁業が大きな産業地位を占め、またアザラシによる漁業被害なども激しい地域ですから、ふるさと納税の使用目的には産業振興的な物を選べばきっと私たちの納税がえりも町のアザラシのとの共生にもつながるように使われるのかなという期待も持てます。

ふるさと納税の使い道指定に動物園や水族館事業を指定できる自治体

手軽にアザラシを観察しようと思ったら、動物園や水族館。北海道内の自治体でもふるさと納税の使い道に動物園や水族館事業を指定できる自治体があります。これは公営の動物園・水族館ならではのふるさと納税の使い道かもしれません。

北海道で動物園や水族館を抱える以下の自治体では2020年10月現在、選べる使用目的に動物園や水族館事業を明記しているものです。

札幌市円山動物園

旭川市旭山動物園

帯広市おびひろ動物園

釧路市釧路動物園

室蘭市室蘭水族館

今回紹介したのは北海道内の自治体ですが、道外の自治体でも動物園や水族館事業を使用目的に指定できる自治体はまだまだあるはず。気になる方はリサーチしてみてください。

アザラシ飼育施設の入館券を返礼品にしている自治体

一つ上ではふるさと納税の使い道が動物園や水族館ということでしたが、納税者側への返礼品に動物園や水族館の入館券などを返礼品にしているパターンもあります。

紋別市はオホーツクとっかりセンターを含む市内5観光施設の入館券セット(7000円の納税)

・小樽市はおたる水族館入館券×2名分(10,000円の納税額)

・旭川市は旭川まちづくりサポーターズ倶楽部メンバーズカード(5000円の納税額)を返礼品にしています。このカードは旭川市内の5施設(旭山動物園・科学館・博物館・彫刻美術館・井上靖記念館)を1年間無料で利用できる素敵なカードです。これは結構、すごいと思いました。5000円の納税額で5施設の年パスがもらえるようなもんですからね。

北海道内の自治体ならこのくらいのようですが、道外の自治体でもこの手の返礼品をやっている自治体は多いようで、例えば秋田県男鹿市は男鹿水族館GAO、静岡県下田市は下田海中水族館、静岡県沼津市は三津シーパラダイスの入館券を返礼品にしているようで、探せばまだまだありそうな雰囲気です。年パスを手に入れるのにふるさと納税という手もあるかもしれませんね。

まとめ

ふるさと納税は、ピンポイントで応援したい自治体を支援が可能で、その自治体の特産品が届くというのが一番の魅力の制度だと思います。どうせ納めなきゃいけない税金なら好きなところに納税したいものです。それに北海道〇〇町で獲れた魚とか、小売店で狙った自治体の産物を購入するのは相当ハードルが高いですが、ふるさと納税ならあっという間にその応援したい自体のものが手に入る。Amazonギフト券の返礼品などで物議を醸していますが、その是非はともかく、応援したい自治体に真っすぐ納税で応援できるという意味を考えるとなかなか有効な制度だと思います。

私はこのふるさと納税制度を活用するにあたり、

①自分が訪れたことがない自治体には申し込まない。

②受け取る返礼品はその自治体内で生産された物か自治体内のサービスに限る。

という自主ルールを設けています。(②はこれまでに申し込んだ自治体で、特にカニ類はロシア産などの外国産のものをその自治体内の問屋?経由で送付されるという微妙なものがあったので、このタイプのものは以降は敬遠しています。)

幸い海獣が多い北海道の自治体は農林水産物に富む自治体が多いので、海獣の保全を願いつつ、素敵な返礼品を受け取り可能なことが多いので幸せになれます。 2020年のふるさと納税はどこにするか、じっくり考えたいと思いますが紋別は決まりかな。流氷は頂かないけど(^^;

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