「日本のイルカ漁に批判=「残酷で非人道的」-米紙
20日付の米紙ワシントン・ポストは、日本で伝統的に行われているイルカ追い込み漁への批判が海洋学者らの間で強まっているとする記事を1面に掲載した。
記事は、漁が「残酷で非人道的」とする専門家の見方を紹介。環境保護や動物愛護の活動家に加え、「有力な学者や水族館の専門家も一致して漁を非難している」とし、中止を求める反対運動が広がる可能性があると伝えた。
在米日本大使館は同紙に対し、重要な伝統行事だとして漁を擁護。イルカが死ぬまでの時間を短くするなど人道的な取り扱いに努力してきたと反論している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061120-00000085-jij-int&kz=int」
結局こういうのってどうすればいいんでしょうね。アメリカ人が国を上げて日本のイルカ猟に反対しているとは思えませんが…。
日本人でもほとんどの方はイルカを食べたことが無いのではと思います。(私も無い)それどころか日本のイルカ猟という存在そのものを知らない日本人もかなり多いような気がします。
残酷で非人道的なイルカ猟ですか…。動物の狩猟に人道的?という気もしますが、アメリカのイラクへの攻撃は現地のイラクの人々はもちろん、派遣されたアメリカ兵・その他の国の軍にとっても人道的だったのかな?という気がします。またイルカだの鯨だの騒ぐ前に、アメリカには京都議定書に調印してほしいところです。小規模な漁より大国による環境破壊のほうがよほどイルカの生態を脅かすような気がします。
イルカは個人的には苦手な生物です。(あくまで個人的に、です)
野性のバンドウイルカは同じバンドウイルカの子供を激しい集団リンチで殺すそうですし、小さなネズミイルカを襲って殺すこともかなりあるようです。野生の世界では子殺しは珍しくないのでその辺は良いとしても、水族館の人気者のイメージとは違う面をもっています。そしてあの正面から見たときの小さな目の離れ目は何か腹に黒いものを抱えているような気がして私はなじめません(^^;水族館ではアザラシより人気者なのはもちろん認めますが…。
食材としても、目黒の寄生虫博物館で鬼のようにアニサキスに寄生されたイルカの胃の展示を見たり、厚生労働省が有機水銀が大量に濃縮蓄積している可能性があると発表したりしているので、あまり食欲もわかないです。
でも猟が「残酷だから」止めろというのはちょっと違うと思います。
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