今月は阿寒出張に来ているので、ここを拠点に週末は道東のアザラシスポットを巡っていま す。今回訪問したのは釧路市の郊外にある釧路市動物園です。釧路市動 物園は釧路市街を抜けて元湿原だったであろう原野の中を10kmほど走ってたどり着きます。ですから湿原の中の動物園という印象ですね。園内の池には白鳥 の渡りの中継地としてして利用されていますし、野生のアオサギの営巣地があったり、飼育されているタンチョウに野生のタンチョウが求愛しに来るなんてこともあるようです。さすが道東の動物園です。
アザラシに関してはゼニガタアザラシ主体の飼育をしています。飼育しているアザラシは大人ゼニガタが5頭、子供ゼニガタが4頭、子供ゴマフアザラシが1 頭という珍しい構成です。大人のプールと子供のプールは離れた位置にあるので訪れる際には注意ですね。
動物園の正門です。
釧路動物園は2005年で開園30年を迎えたようです。
ではでは早速親愛なるアザラシたちを紹介していきましょう。
子供アザラシプール
子供のアザラシたちが暮らすプールは浅いプールでした。それでも元気よく泳ぎ回っていました。釧路の子供アザラシは動きもたくさんあって楽しかったで す。プールに落ちてる落ち葉をくわえて泳いだり、気が狂ったように猛スピードで泳いでみたりいきなりお客さんの前に打ちあがってみたりと見ていてあきませ んでした。人間でもアザラシでも子供というのは好奇心が豊富ですね。
子供プールはこんな形です。
眠そうにしていたゼニガタの子供。
動画(2.0MB)
ゼニガタの子供達の様子。
動画(2.2MB)
葉っぱをくわえて泳ぐゼニガタの子供です。
動画(7.9MB)
のんびり口であうあうしながら泳ぐゴマフの子供の横でゼニガタアザラシの子供が狂ったように猛烈なスピードで泳いでいました。普段はのんびりしているアザラシも水中本気を出すと速いです。
動画(4.8MB)
ゼニガタの子供が一頭しかいないゴマフアザラシを追っかけまわしていました。
動画(0.5MB)
仰向けで打ちあがっているゴマフアザラシの子供です。
前足をぴよぴよさせながら打ちあがっている様子が素敵でした。
動画(1.1MB)
これも気持ちよさそうに転がっているゴマフアザラシの子供です。鼻を開いたり閉じたりしていました。
動画(4.0MB)
前二つの動画ではのんびりしていたゴマフの子供ですが、
この動画では活発です。この子も本気を出すと速く泳いでいます。
一頭だけいるゴマフアザラシの説明パネルです。
4/9に保護されたということはそれ以前は釧路動物園にゴマフは一頭もいなかったのかな。
これもゴマフですね。結構いかつい顔です。
男の子なのかな?
立ち泳ぎしているゴマフの子供です。
私が持っていたカメラを不審そうに見るゼニガタの子供です。
これもゼニガタの子供。
子供なのに髭が立派ですね。
大あくびするゼニガタの子供です。
大人のゼニガタアザラシプール
大人のゼニガタプールはオタリアと金属の柵で仕切られているプールに暮らしています。たまにオタリアにボーボー吼えられていました。アザラシは基本的には吠えないので吠えられても飄々としている様に見えました。
動画(2.5MB)
大人ゼニガタのプールです。
結構狭いところに多数が暮らしていました。
隣のプールとつながっているのですが、隣に行くには一回上陸し無ければいけないのでみんな狭いところに固まっていました。
動画(3.5MB)
そのうち一頭が柵が開いている所に気付いて恐る恐る隣のプールに行きます…。
が、隣のプールに入ったとたん隣人のオタリアに吠えられていました。
動画中に入っている叫び声は隣のプールのオタリアの物です。
動画(2.0MB)
オタリアに吠えられるゼニガタアザラシです。
このゼニガタは大人ですが、それでもオタリアとの体格差は歴然です。
オタリアのオスはゼニガタの3倍くらいの大きさではないでしょうか。
動画(2.6MB)
オタリアとゼニガタアザラシ急接近です。
ゼニガタアザラシの説明パネルです。
最近設置されたっぽい雰囲気のゼニガタアザラシの説明パネル。ゼニガタという名前からかレトロな雰囲気。
大人のアザラシプールの近くにあったアシカとアザラシの見分け方のパネルです。
ちなみに釧路動物園にはアシカの仲間はオタリアしかいません。北海道近海にいるアシカの仲間の代表であるトドがいなくて南アメリカのオタリアを飼育しているのは意外でした。
コメント