釧路市郊外にある動物園です。アザラシに関しては道内のアザラシ飼育施設では珍し いことにゼニガタアザラシを主体に飼育しております。
管理人によるお勧め度 B
営業期間・休業日
(2005年度)通年(ただし12/24~1/5は休園)
営業時間夏期
(4月10日~10月10日):9:30~16:30 ??? (入園は16:00まで)
冬季(10月11日~4月9日):10:00~15:30 ??? (入園は15:00まで)
アクセス
JR釧路駅から18km 路線バス(阿寒バス)で55分
公式サイト
釧路市動物園 ホームページ
独断による評価
総得点
14点
評価理由
入場料
4点
大人500円中学生以下無料、年間パスポート800円とかなり割安です。隣にある山花温泉の 日帰り入浴 券とセットで890円コースもあります。駐車場は無料。
アザラシ
3点
ゼニガタアザラシ主体の展示で大人プールに5頭、子供プールにゼニガタ4頭、ゴマフアザラシ 1頭が飼育されていました(2005年9月)
展示
3点
一般的なプールですが、子供アザラシがジャンプしたりおとなアザラシが隣のプールのオタリア に吼えられてたりとなかなか面白かったです
企画
1点
解説や給餌は特に何もしてなかったような。
施設
3点
一般的な動物園ですが展示方法に改善の兆しありです。アザラシグッズはあったかな…?
釧路動物園の正門。
新しく設置されたらしいゼニガタアザラシの紹介パネル。
動画(2.6MB)
右の茶色いのがオタリア、左がゼニガタです。
吠えているのはオタリアです。
動画(2.0MB)
オタリアに吼えられてアワワワしているゼニガタアザラシ。
動画(4.7MB)
子供プールではゼニガタアザラシがゴマフアザラシを追いかけたりしていました。
釧路市動物園は2005年に開園30年を迎えた公営の動物園です。入場料は年間パスポート 800円・一般入園料500円と道内でもかなり入場料が安いと感じる動物園です。
?釧路市動物園へ釧路市街から向かうには元湿原であっただろう原野を抜けて到達しま す。街からは結構離れています。
アザラシのほうは子供ゼニガタアザラシ4頭、大人ゼニガタアザラシ5頭、子供ゴマフアザラシが1頭と道内のアザラシ飼育施設には珍しいゼニガタアザラシ 主体の構成です。(2005年9月現在)釧路から近い厚岸町の大黒島には、日本で数箇所しかないゼニガタアザラシの生息地があるのでその影響なのでしょう か。
プールは二つに分かれて、二つのプールは少々離れた位置にあります。一つのプールには大人のゼニガタが、もう一つには子供のゴマフとゼニガタが暮らし ています。
プールは平均的なプールです。大人用のプールは柵が高く少し背の低い子供には見難いようでした。大人のゼニガタプールと金網で仕切られたプールにはオタ リアが暮らしていて、時々ゼニガタに向かって吼えたりしていました。
ゼニガタアザラシとゴマフアザラシの子供は一緒に飼育されていましたが、どうもゴマフの子供が浮いていたような感じでした。ゼニガタの子供が集合してい るのに一頭だけふらふら泳いだり、ゼニガタの一頭に追いかけられたりしていましたし。ちと心配です。
展示の方は平均的な内容ですが、改善の兆しは見られました。というのは新しいアザラシの生態を紹介するようなパネルが何箇所かで見かけました。道内の動 物園は旭川市旭山動物園の成功に触発されてか、展示内容の改善を測っている場面を見かけるようになりました。といっても根本的な飼育施設の改善といった ハード面の抜本的な改善は予算的にもきついでしょうから、まずは生態の解説パネルを改善したりとか手軽にできるところから改善をしているのでしょう。
アザラシ以外の話ですが釧路市動物園で有名なのは何と言ってもシマフクロウでしょう。パンフレットの表紙を飾っているようにこの動物園の目玉です。シマフ クロウは道東に住む世界最大級のフクロウで動物園で飼育しているのは釧路市動物園だけという貴重な鳥です。
その他にも道東の動物園らしくタンチョウやオオワシ、オジロワシなどはもちろん飼育していますし、園内の池は渡り鳥の中継地として利用されるなど湿原近 くの動物園らしいです。
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