抜海港のゴマフアザラシに動きがあった模様です。ソースは北海道宗谷支庁のメールマガジン。
該当部分の一部を引用します。(改行は私が適当に入れました))
◆ 抜海漁港でアザラシをもっと観察しやすくなります
稚内市では、抜海漁港に設けているゴマフアザラシの観察所を岸壁の近くに移設しました。
ゴマフアザラシは岸壁から数十メートル離れた消波ブロック付近で見ることができ、1月18日現在で144頭が確認されています。観察所は、これまで海から約50メートル離れた陸側にあったため、ゴマフアザラシを見るためには観察所から外に出なければなりませんでした。
今回の移設後は、観察所内から肉眼で確認できるようになるため、強い寒風に凍えることなく、ゆっくりと観察ができることになります。
観察所の開設は3月までで、時間は午前9時から午後4時まで。観察用の望遠鏡や双眼鏡の貸し出しはしていないため、持参してください。
また、抜海漁港では海の近くまで行き、アザラシを眺める観光客や市民が多いことから、稚内市、稚内警察署及び稚内開発建設部で協議を実施。
路面凍結や強風による海中転落事故を防止するため、簡易バリケードの設置を決定しました。これにより、岸壁の幅12m、長さ約50mが原則として立ち入り禁止とされました。
各機関では、事故無く安全にアザラシ観察を楽しむよう、注意を呼びかけています。
重要な点は観察所の移設と簡易バリケードの設置。
観察所の移設は確かにありがたいです。私もこの観察所に行ったことがありますが、ちょっと海から離れているので、観察所から直接アザラシを見るには厳しい物がありました。
ですので観光客の面からは歓迎なのですが、変な物が岸壁にできたなぁと、アザラシが驚かないかちょっと心配です。すぐ慣れてしまうような気がしますが…。
もうひとつの簡易バリケードに関して。確かに路面凍結や強風がふくと岸壁に立つのはかなり危険なような気がします。アザラシを見つけてはしゃぐ子供もいそうですし。よってアザラシが見難くならないならばこの処置は歓迎です。
ただ「岸壁の幅12m、長さ約50mが原則として立ち入り禁止」という部分がちょっと気になります。
岸壁から直接アザラシを見ることが出来なくなったのかな?岸壁から見ることができるのは移設された観察所からのみ?観察所の窓越しにしかアザラシがみられないのかな?
メールだけではどのような状況か分かりませんが、現地に行く機会がありましたら確認して報告いたします。
もひとつ宗谷支庁のメールマガジンで小ねたがあったので紹介します。
◆ 「わっかない南極物語」開催
稚内冬季観光振興実行委員会では、冬季イベント事業として2月2日~3月11日まで、稚内青少年科学館及び寒流水族館と合同のイベント、「わっかない南極物語」を開催します。
期間は、2月2日から3月11日までの毎週金・土・日曜日。午後4時~午後6時までの2時間をイベント時間として開放。
(中略)
一方、水族館では、フウセンウオとクリオネの拡大展示や、アザラシ池のライトアップ、アイスキャンドルゲートなどで幻想的なイメージに飾り立てます。
(後略)
アザラシ池のライトアップ。アザラシが闇夜にヌボーっと浮かび上がるのでしょうか。ちょっと見てみたいです(^^)
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