2006年の10月に登別市にあるマリンパークニクスに行ってきました。この文章を打っているのは2007年2月と訪問からかなり経ってしまっておりなすが、訪問の様子を紹介します。
さて、この施設は北海道のアザラシ飼育施設の中で管理人が最後まで訪れなかった施設でした。この施設が最後まで残った理由は特にありません。登別は札幌 からは行きにくい場所では無いですし、実際私は登別に何度も行ったことがありましたし。最後まで残った理由を強いて言えば、いつでも行けるような中 途半端な土地で、かつ道南に位置し、道北・道東といった管理人の食指が動く地方に位置していなかったという理由かな。
何はともあれ訪問の様子をたどっていきましょう。
当日は道央自動車道で登別ICを降りて水族館向かいました。国道36号沿い・登別駅からも近いので迷うことなくたどり着けます。駐車料金500円を払い、さら に入館料・大人2300円を払って入場します。入場した後は正面のお城のような建物が目を引きます。道内の水族館は従来の公営水族館然とした建物が多いの で、道内の他水族館とはずいぶん印象が違います。運営も公営ではなく加森観光株式会社という民間会社の運営になっています。
入場後正面にそびえる城・ニクス城。水族館の本館になります。このお城はデンマークのイーエスコー城をモデルにしたそうです。ちなみにニクスとはドイツ語で「水の精」という意味だそうな。
入場したら目の前に広場が広がっています。
右手の建物から入館します。
アザラシは水族館本館のニクス城内ではなく城に向かって左側の屋外プールにいました。構成はゼニガタアザラシが主で4頭おり、1頭だけゴマフアザラシがいました。
プールの外形。
他の施設でもよくあるタイプのプールです。
ニクス城に比べたら普通の外見です(^^;
動画(1.27MB)
ニクスのアザラシたち。
確かゼニガタが4頭、ゴマフが1頭いたと思います。
ゼニガタアザラシです。
おたる水族館のアザラシっぽい顔でした。
プールには落ち葉が浮いていました。秋ですね(^^)
プールに何やら生えていました。
動画(569KB)
ゼニガタアザラシの尻尾です。
さかさまになってプールに立っていました。
動画(960KB)
こちらは唯一のゴマフアザラシのナビ。
ご覧の通り頭部に傷を負っています。
この傷はナビが保護された子供の時にすでついていたそうです。
傷跡は残っていますが、ナビはすっかり元気になっています。ナビは人間に出会わないままだったら死んでしまっていたかもしれないですね。アザラシのたくましさとニクスの職員さんの手厚い看護に想いを馳せます。
彼女は現在人気者になっています。
動画(9.62MB)
給餌・解説風景
写真はナビ
ゼニガタアザラシの解説板
アシカの生態説明板。
アシカは屋内プールにいました。
アザラシの育児の様子を掲載しています。
アザラシの餌も売っています。
餌やりは人気があり、餌の数も少ないので
餌をやりたい方は素早く餌を確保しましょう。
エサ。イカナゴかな?
切り身になっていました。
1カップ100円。氷入り。
動画(1.99MB)
エサをあげるとこのように勢い良く食べてくれます。
ナビも元気に争奪争いに加わっていました。
餌のねだり方はおたると通じる物があります。
続いてはアザラシ以外の様子も紹介しましょう。
動画(2.19MB)
これはアシカショーのひとコマ。
アシカショーはカリフォルニアアシカが出ていました。
ニクス城・城内でのひとコマ。
屋内をエスカレータで移動するのが
他の道外水族館とは違います。
ふれあいコーナーにいたエイ。
エイは毒を持っているので触れ合っていいのという気もしますが、このエイが毒をもっていない種類だったのか、刺してくる尻尾のほうは触らないでという注意もあったような気もしますが、正確なことは忘れてしまいました(^^;
こちらはカブトガニ。
こいつも触ることができました。
見た目どおり硬かったです。
両生類展コーナーにいたカエル。水槽の中で↑の格好で固まっていました。
水槽。どこの水槽だったかなー。ニクス城内のどこかだとは思うのですが。うーん…。
ニクス初訪問でした。アザラシの数も展示の仕方も標準タイプでしょうか。給餌解説も定期的に行っているようですし、好感を持ちます。
ニクスに行ったのは10月の後半、このコーナーを作っている現在は2月の半ば。この4ヶ月で管理人はおたる、とっかりセンター、宗谷漁港や抜海港などで アザラシを見てきて、正直なところニクスの記憶はあやふやなところもあります。なるべく正確に書いているつもりですが、間違っているところがありましたら すみません。行ってすぐ作らないとダメですね。
2007年2月16日作成
コメント