そろそろ山菜の季節。心がそわそわします。そこでこの週末の土曜は新潟妻有の祖父母の家へ様子を見に行きました。
しかし天気はこんな感じ。私が行く日の前後は晴れていたのにこの日だけは雨。家の近くの山にすら靄がかかっている雨。
天気だけは逆らえません。仕方ないので家で採ってあった山菜を物色して横浜に戻ります。
貰ってきた山菜その1、コゴメ。くるりと巻いた新芽が印象的な山菜。昨年の今頃も食べてました。
若芽の一つが寝癖みたいになっているコゴメ。
山菜その2の山ウド。山にも生えていますが我が家は山から抜いてきたもの(※自分の家の山から抜いたものです。)を田んぼの畦に植えてあるので、食べたくなったら適当に採取します。
下処理。ウドは太い茎は薄皮を剥いて水にさらしてあく抜き。
お昼の食卓。ウドの若芽とコゴミはどちらも草にしては味が強い奴なので、油や肉に負けない。皮の付いた鶏肉とよく合います。
ウドうどん。薬味は生の山ウド。香りが強いからこそ薬味にもなれる。コレはなかなかの一品でした。
コゴミを湯掻いたもの。塩だけでもいけますが、マヨネーズにもよく合います
夜ご飯。祖父さん祖母さんの家のある隣の集落で作られる地酒の天神囃子のアートボトルとともに。
根に近い生ウドの千切り。麹や味噌につけて食べる。
湯がいたウドの芽の胡麻和え。鮮烈なかほり。子供は食べないだろうなぁ。。。私も子ども時代はウドを食べた記憶は皆無です。ゼンマイやワラビくらいは食べてたけど、ウドは酒飲みになってからうまく思うようになりました。
コゴミとソーセージの炒め物。これは子供もいけるかな。コゴミはソーセージにも負けません。油にも熱にも負けずいい歯ごたえを出します。
山菜たちは香りが命ですが、鮮度が落ちるとその香りも急速に失われます。あっという間に食べてしまいました。一年でも春先だけの儚い食べ物です(´・ω・`)
若い芽じゃないと野生の植物どもは食べられません。これからあっという間にたくましく育って、食べられないほど灰汁がきつくなったり硬くなったりして食べられません。そして緑にむせ返るような夏がやってきます。
新潟ではカエルが田んぼで鳴き始め、緑に囲まれる農家の一年がまた始まっていました。
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