一個前の投稿では、雑誌『男の隠れ家』の2018年3月号の特集「小さな秘密基地を造る裏技。」の一例として我が家の書斎が掲載されましたことを紹介しました。
↑2018年3月号(私の書斎が掲載)
本誌には我が家の書斎以外を含めて25の秘密基地の事例が掲載されていますし、このようなスペースを作るコツのような物が紹介されています。他の事例や特集を拝見しまして、思ったことなどを書いてみようかなと思います。
まず何より驚いたのは我が家を除く他の24の秘密基地の事例は全て施工されたリノベーション会社さんの名前や連絡先が掲載されていいること。しかもですね、その施工会社が、この業界人でもなく自分の団地部屋をリノベーションする時にちらちら調べたに過ぎない私ですら知っているメジャーな会社(具体的にはリノベるさん、LOHAS studioさん、ブルースタジオさん、錬さん、スタイル工房さんなどなど、、)ばかり。
我が家だけが唯一施工会社の名前や連絡先が掲載されていなかった。取材を受ける課程で我が家の施工会社さんについては、特に聞かれなかったのです。そして施主さん(住まわれている皆さん)もオサレそうな方ばかり(^^; いや、何か混ざっちゃってスミマセンという気分になります。
そしてこの特集は書斎ではなく”男の秘密基地”のあり方の特集だったのだな、と改めて感じました。我が家の場合はこの空間でPCをしたり本でも読みたいな、ということで、このサイトでも”書斎”という言葉を当てはめていましたが、これは当然、私の嗜好がそっち方面だったから。
男も30代40代になると、秘密基地に何を持ち込むかは様々。今回の特集では5名くらいの方は音楽・楽器のための秘密基地を作り、4名くらいの方は自転車やバイク・車などの屋外直結志向な秘密基地を作られていました。もちろん我が家のようなPCや本のための秘密基地を作られている事例も多い。
さて、気になった事例はマンションの秘密基地を天井の低い2層に分ける事例。PCや読書で座るスペースだから天井が低くても良いと割り切って、上下の空間を作っている事例が3例ほどありました。またロフトを設けて1階はクローゼット、その上に書斎、、、というパターンも何例か載っています。私のような団地暮らしは天井が低いのでこれを2層にするのは難儀ですが、普通のマンションなら可能でしょうか。ちょっとやってみたい。
あとはこのようなミニ書斎・秘密基地を作る際の着眼点なども整理されています。これからリノベーションを考える方にはきっと参考になると思います。が、既に書斎を造ってしまって工事の予定の無い私には指をくわえるばかり。
どんな家を作るか計画を立てている頃は楽しかった!
「そうそう!」と一番共感したのが、以下のリノベーションのフローが説明されているチャートです。地味だけど、、、。
このフロー、だいたい我が家も同様経過を取ったのでちょっと懐かしいなと。我が家の場合、物件探しから住むまでは1年半くらいかかりましたが・・・。
具体事例が載っていない超地味なコーナーなのですが、正直なところ具体事例は設計の段階でいくらでもアイディアが出てくるし考えられるのです。私の実感として具体事例を考えるまでにたどり着くまでが本当に大変で、リノベーションで一番肝となったのは施工会社を見つけることだったな、と思います。そして、施工会社さんは担当者さんを含め自分たちと相性が合うか、とことん相談できるか、が大事だと思いました。
本誌は、なんとなくリノベーションに興味がある、小さな書斎や作業スペースを持ちたいと考えている方にはちょうど良い特集と思いました。専門のリノベーション雑誌やインテリア雑誌ほどいきなりディープな世界に飛び込むものではないですし。
しかし、本誌に掲載されて入る事例で畳がある和風の部屋、畳が写っている写真は我が家だけでした(私が気づいた限りですが・・・)。こんなに畳が減っているというのも少し衝撃。
たたみ床は今のような真冬でも直裸足でもひんやりしないから結構良いんですけどね。書斎となると椅子と机になりがちなので仕方ないとは思うですが、居間や寝室に畳というのは案外快適ですよ(^^)
↑2017年3月号
↑2018年3月号(私の書斎が掲載)
↑2019年3月号
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