書斎の収納の話の第五回目です。先回の第四回は趣味性の高い一眼レフカメラ関係の収納の話でした。
今回はもっと万人向けの物品の収納工夫の話で、対象はタイトルにあるとおりスマートフォンの充電ケーブルやUSBのケーブルの収納の工夫話です。
書斎の改造前、携帯電話・スマートホンの充電のためのケーブルやPCと周辺機器をつなぐケーブルはぐっちゃぐっちゃになりがちで、我が書斎の使い勝手とオサレ感を著しく下げている悪の親玉みたいな物でした。(再現画像↓)
こんな具合にやる気なさげに机の上をだらんとしているのが何本も転がっていると、こっちのやる気もそがれるというものです。これをどうにかしたくて書斎をDIY改造したくなったのです。
充電ケーブル収納のアイディアにはどのようなものがある?
デジタルカメラなどの充電器の収納紹介コーナーと同様に私の書斎でのケーブル収納の紹介の前に、世間一般で充電器の収納がどんな具合になっているかを紹介します。
googleで「収納 USBケーブル」や「収納 スマホ 充電ケーブル」で検索すると、やはりケーブルのぐちゃぐちゃ問題に悩む方は多いようで、いろいろなアイディアが出てきます。ケーブル部分をボックスに入れてしまう商品やスタンドのような物をおいて綺麗に配線できるような商品などもありますし、ケーブルを束ねるアイテムなどもあります。
理想の充電・USBケーブルのイメージは?
上述したようなケーブル収納アイテムのアイディアは間違っていないと思うのですが、私は機器につなぐ時だけ出しゃばってきて、使用しないときは収納されて目立たなくなって欲しいのです。箱に入っていたとしてもその辺にいるのは避けたい。使用するときは出てきて、使用しないときは机の上から消えて欲しい。文字だと伝わりにくいと思いますが、近いイメージがこれ↓
(資料写真としてわざわざ撮ってきた)ガソリンスタンドのアレです。ガソリンを入れる時は伸びて来て車の給油口に接続され、要らない時は上の写真のように邪魔にならないように収納されるという素晴らしい機能で、スマホ充電用のケーブルもこれが理想だなと。しかもレギュラー、ハイオク、軽油のホースが色で分かれているように、私もスマホ充電用、PCと接続用、HDMIケーブルといったように用途ごとに見ただけでわかるような形にもしたい。
私の書斎でのUSBケーブル収納方法
ということで、私の書斎ではこんな具合になりました。↓真ん中の下部辺りにご注目ください。
下の写真の赤丸部分です。
拡大するとこんな具合↓
手前の白色ケーブル2本はMicroUSBケーブルで接続先はコンセントで常時通電している充電用のケーブル。真ん中の黒色MicroUSBケーブル2本はPCに繋がっており、PCとのデータ交換用。最奥は映像・音声入力用のMicro HDMIケーブルで最終的にはPCモニターに繋がっており、ノートPCやタブレットからデスクトップPCモニターへの映像と音声入力用です。ダボ1個分の間隔をあけたのはケーブルを識別をしやすくするため。
このダボの作り方はとっても簡単。まずは100円ショップで売っている強力マグネット(ネオジム磁石)を買ってきます。私は近所にあるのがSeriaでしたが、DAISOでもCanDoでも同様商品は扱っています。
ノコギリで切り出した短めの木ダボの断面をヤスリ掛で整えて瞬間接着剤で磁石と木ダボを固定して完成。
総工費100円+α。
で、、、完成!
と思ったのですが、ここで結構大きな問題が。。。というのはUSBケーブルのMicroUSB側の端子が磁石でくっつかないケーブルがある。我が家の手持ちのUSBケーブルで試したところ、10本くらいを試して磁石にくっついたのは2本のみでした。今はアルミで端子を作るのが当たり前のなのかな。
磁石にくっつく鉄製端子のMicroUSBケーブルを買おうにもそんな所に着目した商品や売り方をしているお店は無いですし、手当たりしだい買うわけにもいかない。仕方が無いので↑で作った磁石つき木ダボを持って100円ショップのDAISO、Seria、CanDoに繰り出して、MicroUSBケーブル端子に磁石にひっつくかを確認して何本か購入してきました。私の感覚では100円ショップで売られているケーブルの8~9割は磁石にくっつかないようでした。なかなか厳しい戦いです。
まとめ
我が家のUSBケーブルたちは使用しないときは壁際に立っており、だらんと机に寝ていることはなくなりました。すっきりして気持ちいいです。
私の書斎では有孔ボードがあるので木ダボに磁石を固定しましたが、磁石を瞬間接着剤で何かにくっつければ鉄製品をつけておけると考えるといろいろ応用は考えられそうです。
次回は有孔ボードと木ダボを用いた収納の工夫に迫ります。
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