先回までは夏休みのDIYによる改造後の2畳の私の書斎の様子を紹介しました。
今回からはこの小さな書斎に込めた工夫を紹介していきたいと思います。
最初は書斎という空間の重要な役割である「書く」という行為に関連するものたちから紹介したいと思います。
私の書斎でも現代の筆記道具・入力デバイスであり世間への情報発信ツールであるPCと伝統的な文房具であるペン類は、机の正面の最も良い位置に置いてあります。
書斎で最も目立つPCモニター周り
私が書斎で使用頻度がもっとも高い道具は間違いなくPC。このサイトを作ったり、ちょっとした文章を作ったり、撮影してきた写真を編集したり、昔の映画を見たり、モノを買ったり、投資したり、、、。
書斎作りはPCをいかに快適に使える環境に整えられるかということに苦心したようなものかもしれません。
改めて私の書斎の机の正面においてあるPCモニターとキーボード、マウス、スピーカーの様子はこんな具合です。
↓解説。
素敵な書斎を紹介しているサイトを見ると、MacBook Airとコーヒーカップがぽつんと置かれているような大変によく整理された書斎か、PCのモニターも3つくらい並んでいるようなマルチな男心をくすぐるような書斎が多いイメージですが、私の書斎は無骨なWindowsのデスクトップPC+24インチのPCモニターを一つという構成です。
2畳の小さな空間ですし、私の身の丈には必要にして十分かなと。PCは2011年にHPから発売されたデスクトップパソコン。もう7年も経つのですが、これも必要にして十分な物でもあります。この身の丈に合っている感は快適な書斎作りには欠かせませんし、使用するPCにも言えることかもしれません。PC本体や普段触ることも無い周辺機器は机の下に置いてあり、机上の作業スペースを無駄にとることもないです。
PCモニターはモニターアームで机上からは浮かし&可動設置。普段からモニタが机上の天板のスペースを占有することはありません。さらに簡単にモニターの角度や位置を変えられるので、机の上で手書き文書を作るときはモニターを簡単に机の隅に追いやって机を広く使うことも出来ます。また微妙に角度や位置を変えられるので、とてもありがたいです。私が使用しているモニターアームは定番のエルゴトロンLXです。
エルゴトロンはとても頑丈で24インチのモニターをつけてもびくともしないですし、モニターとPCをつなぐ各種ケーブル4本も目立たないようにアーム内に配線できるのも気に入ってます。
マウス・キーボードはロジクールのベーシックでシンプルなワイヤレスのもの。今の時代、この手の入力デバイスはワイヤレスなのが当たり前ですが、おかげで机の上はすっきりします。
PC用スピーカーは空中の壁面収納へ
PC用スピーカーは、2018年夏の書斎改造によって、机上から壁面に移動させました。
↑スピーカーの左に刺さってある木ダボは、スピーカーコードを支えるための木ダボです。机にコードが垂れるのが嫌で・・・。
おかげでスピーカー用の接続ケーブルと電源ケーブルが机上を這うことも無くなり、快適快適。
このPC用スピーカーはELECOMが10年以上前に発売した「木のスピーカー」MS-76MAというモデル。10年くらい使っているので見た目は相当くたびれております。
このスピーカーはアンプも内蔵され、普通のコンセント形状で電源を取ることが出来る点と、穏やかな見た目を気に入って購入しました。
最近では無線のスピーカーも出てきていますが、私はスピーカーは有線派です。私のPCはデスクトップ型の据え置きで書斎から動かすことも無いですし、無線スピーカーとなると充電を適宜しなければならなくなるのを想像すると、とても面倒だなと思いまして。
スピーカーの設置手順は↓の通りシンプルです。
並んだ4つの穴に長さ10㎝ほどに自家加工した木ダボを差し込む。
その上にDIYで使用した有孔ボードの端材で作った10㎝四方の板を乗せて、さらにスピーカー本体を乗せて完成です。
(↑スピーカーの左に刺さってある木ダボは、上にも書いたとおり、スピーカーコードを支えるためのもの)
補助照明としてシンプルなデスクライトを追加
書斎のPC周り、3年前の入居間もない時と現在の比較画像が以下の画像。PCモニター左側にデスクライトを追加しました。
私の書斎の天井照明は白熱球で、手書きの書き物をする時などには若干暗いなと感じたので追加しました。
モノはこんなもので金属むき出しの極々シンプルなデスクライト。
このライトは東京メタル工業さんから出されているアルミ削り出しのデスクライト。私が高校時代に買った物なので20年弱くらいのお付き合い。合計11回の引越しを乗り越えてきた兵で、我が家の家電の最長老です。
3年前の書斎完成時は別のところに置いていたのですが、激戦区の書斎で頑張ってもらおうと思い、連れてきました。スタンド部は写真の通り傷だらけですし、笠もボコボコになっているところもあるのですが、機能は問題ない。これからも頑張ってもらおうと思います。
次は手で書く文房具の収納工夫を紹介したいと思います。
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