数エントリーに渡り、DIYによる2畳書斎の改造過程を紹介してきました。
今回はいよい完成形をお披露目です。ここにたどり着くまで長かった(^^;
まずは書斎の改造の目的・ポイントをおさらいです。
- 机上にパソコン関係の機器やカメラなどの機材やケーブル、文房具、工具が散乱し目も当てられない状態を解消する。
- 手を伸ばしたら必要なものをワンアクションで取り出すことができ、しまうこともできるようにしたい。
- 私にとって最も使い勝手が良いようにカスタマイズした書斎を自分の手で作る(←もっとも重要なこだわりポイント)
これらを解決するために有孔ボードを壁面に設置し、オサレで使い勝手の良い壁面収納を設置しようと思い立って、3日間の夏休みで突貫工事をしました。DIYに勤しむ夫に対し、妻からは「せっせと巣作りをするハムスターみたい」という励ましとも嘲笑ともわからぬような言葉を掛けられながらの作業となりました。
私の小さな書斎には障子戸を開けて中に入ります。扉を開けて広がっているのが下に掲載しているDIY工事完了後の書斎です。
机上の風景
改造後の机上の様子を椅子の後ろから撮影。
新たに設置した有孔ボードを活用してパソコン用のスピーカー、時計、文房具、カメラ、充電器、ケーブルなどはすべて壁面へ。
パソコンのキーボードとマウス、PC画面左手のデスクライト以外、机上に常時置いておくような物は無くなり、広いデスクスペースになりました。快適です。
PC用のモニターはエルゴトロンのモニターアームで固定しており、机上配置はすっきりさせています。
今はエルゴトロンが↑のモニターアームをAmazonへOEM供給していて、黒色でしかも安い商品が出ているようです。
↑机のPCの辺りと周辺の解説↓
有孔ボードは国産メーカー・札鶴ベニヤさんのシナ材のものを使っています。私はホームセンターで実際に見て選んで購入したのですが、ネット通販でも同等品が結構安く売られているんですね。
ちなみに3年位前の入居直後に撮影したDIYをする前の書斎と比較したbeforeとafterを載せておきます。
壁面有孔ボードに乗っかっているモノたちはすべて自家生産した木ダボで固定しています。物品の収納は使い勝手が良くなるように一工夫しているので、改めてその辺の細部は紹介したいな思います。
書斎の入り口からの風景
一番最初に掲載した書斎の引き戸入り口の辺りから撮影した写真。机の天板~机上を中心に撮りました。私の書斎は2畳~2畳ほど(正確には縦150cm×横180cm=2.7平方mで京間では2畳、団地間では1.88畳に相当するようです。)です。
見てのとおり、好きな本やカメラ用品、山用品、海用品、その他文房具やPC物品、DIY工具までたくさん詰め込まれた部屋なのですが、これらは書棚と有孔ボードを活用した壁際にモノを吊るす収納のおかげで、圧迫感や狭小感はありません。むしろこのくらいの閉じこもり感のある位の広さが私は作業に集中できます。男性の皆さんには小さい空間に引きこもる楽しさ、小さい頃の秘密基地のような楽しさの感覚は共感いただけるかと(^^)
DIY改造工事前後の比較画像は下の写真の通り。(ちょっと画角は違うけど。。。)
壁面の有孔ボードは自分がよく使う道具の置き場にしてあります。インテリア小物的なやつは有孔ボードには置いてありません。が、気に入った写真はPCのモニター上に渡してある2本の突っ張り棒にクリップ付きフックで吊るして飾っています。
書斎の椅子
私が大好きな「腰にやさしい椅子」を入れて撮影。
椅子の肘置きの高さと机の天板の高さが絶妙だと自画自賛。
こちらの画角でも比較画像を用意しました。左が2015年7月。右が2018年8月。
少し本が増えています。椅子の木部の色や床材・天板の色なども少し濃くなったかな?入居して3年くらいですが床や机の木材の色の深みが増していると改めて思いました。
木材の色の変化といえばこんな写真もあります。
これは今回のDIYに際してPCのモニターアームを外した時に撮った写真。支えの金具があったところがくっきりと新材のままの色でした。時間の経過を感じます。
PCの両脇スペースはよく使う道具たちの吊るす収納スペースに
PCモニターの両脇壁面はぐるりと有孔ボードを張り、道具たちのスペースに。
カメラの周辺機器、スマホの充電器、時計や大工道具まであります。各道具たちの配置は、よく使うものは私が座ったときに手を伸ばして届く位置に。
↑机右方と物の解説↓
なんだか凄い画像になってしまいました。
↑机の左方とその解説↓
最後に
DIYで有孔ボードを設置した後の書斎は使い勝手が良くなりましたし、何より自分で手を入れたので愛着も増しました。
有孔ボードの吊るす収納はご覧のとおり、木ダボをずらすだけで物をぶら下げる位置を変えられて、自由自在。自分がモノを使いやすいようにカスタマイズできるので、設置して本当によかったなと思います。
有孔ボードを設置するDIYの工程の様子は以下にあります。
小さな書斎ですが、小さい空間なりに使い勝手が良くなるよう私なりに収納の一工夫しているので、次回からはその辺の細部を紹介できればな、と思います。
以下、有孔ボードライフ関連商品を何個か、置いておきます。
↓私の書斎で使った有孔ボードと同じシナ材のサブロクサイズ(3尺×6尺・910mm×1820mm)有孔ボードです。)
お試し用でもう少し小さいサイズのシナ材有孔ボード×2枚です。
・有孔ボード(白)
・有孔ボード(黒)
・有孔ボード(木目)
有孔ボードの各種フック詰め合わせ
U字フック・もっともスタンダードなフックです。
ハンガーフック
リングフック
ループフック
書斎・ワークスペースづくりの参考本として↓おすすめです。いろいろな「秘密基地」事例がたくさん掲載されてあります。我が家も掲載頂きました!(^^)
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