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二度目の室蘭水族館の訪問(2005年9月11日)

 衆議院総選挙の日に室蘭水族館に行ってきました。先回の訪問から約1年経ってい ます。先回の訪問では客が私のみという、浮世離れな体験ができた室蘭水族館ですが、あの客が己のみという体験を再び味わいたく再訪してきました。

水族館は大盛況!

さて先回訪問と同様、室蘭水族館前の駐車場に車を止めますが、先回とは様子が違って、駐車場には車がたくさん止まっていました。晴れた日曜日ですからね。

もちろん激込みというほどではないですが、これなら「市民の憩いの場」という名前でも不自然ではないくらいの数の市民が憩っていました。程よい込み具合で、おじいちゃんに手を引かれた子供などが楽しそうにしている雰囲気は悪くないです。子供はアザラシには20秒くらいで飽きてしまい、その後は遊園地に夢中になるので、アザラシ観察の邪魔にはならないですし。

水族館の入場門
水族館本館です
壁にはシンボルフィッシュのアブラボウズが描かれています。黄色いのはクジラを撃つ銛か。

ゼニガタアザラシたち

プールの水はちょうど入れ替え中でとても綺麗な状態で気持ちよく見ることができました。先回見られなかったアザラシの給餌も見ることができました。給餌 は11時頃だったようですが毎日同じ時間なのかはわかりません。ゼニガタの一頭が餌をねだるしぐさをしていて可愛かったです。

公式に給餌時間を知らせ無いのがもったいないくらいでした。餌はイカナゴのような細くて小さい魚を与えていました。

隣のペンギンプールを見るゼニガタアザラシ。
ゼニガタアザラシの説明板です。

ゴマフアザラシプール

 ゴマフアザラシのプールは先回の訪問時と変わらず静かでした。ただ本日は人が多く、周りがにぎやかなので寂しくなることは無かったです。ゴマフのプールの水も入れ替えたばかりのようでとても綺麗でした。
 泳いでいるゴマフアザラシものんびりとゆっくり泳いでいます。先回の訪問時から、さまざまな他のアザラシ施設を見てきました。再び室蘭水族館を見ると、道内のアザラシ飼育施設中でも、のんびりしたアザラシを最ものんびりと眺めることができる施設だということがよくわかります。
 客による給餌や、ショー、解説などはありませんが、逆にこういったものが無いおかげでアザラシものんびりと暮らしているのかもしれませんね。

 ゴマフは4頭いましたがそのうち2頭がプールの角でしゃちほこの様な格好のままじっとしていました。こんな格好しているアザラシは始めて見たので衝撃で した。楽なのかな、あんな格好で…。しかもお客の来る側の角なので、お客さんが下を見てうわっとなります。

しゃちほこのような体勢になって寝ていました。
しゃちほこアザラシ
この写真は真上から撮影したものです。
もう一頭も反対の角でしゃちほこになっていました。
泳ぎ回るゴマフアザラシ
尻尾を排水溝に上げているやつもいました。

トドプール

こっちはトドです。なかなか良い表情のトドがいました。

トドものんびりしています。
この表情
トドショーの案内

室蘭水族館の他の施設の写真

豆汽車の線路
小さな遊園地スペースも。室蘭の象徴の白鳥大橋が背景。
逆さまになっているけど、エントランスにあったシンボルフィッシュのアブラボウズ

市民密着型でアットホームな市立室蘭水族館。広すぎることもないので小さな子供連れでも楽しめる。そして入館料は300円と水族館ではおそらく日本最安クラスなのでは・・・。(アザラシ特化型施設のとっかりセンターは200円だけども)

公営だからこそできる子ども・子供連れファミリー層に優しいターゲットを絞った水族館。このようなやり方もありだと思いますし、末永く続いていってほしいものです。

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