慌しいスイス滞在を終え、ジュネーブ空港からまたパリを経由して帰国です。
さてジュネーブでの搭乗間際、ターミナル内で今回のお供のG12で写真を撮ろうとしていたら、突如動作不良に･･･。レンズが飛び出たまま戻らなくなり、嫌な機械音を響かせ「レンズエラーを検出しました」の表示を残して固まってしまいました。この現象は2014年の初めてのスイス行きにも起こっており、そのときにレンズユニットごと交換しているのです。しかし先日のトルコ旅行のときに再発（この時はすぐに治った）、そして今回のスイスでも発生、、、と海外に来るとこのエラー現象が起こるんですよね。さすがに2011年から海の中、山の上となかなかハードに使ってきているので寿命なのかな。困ります。
最近のスマートホンもずいぶん綺麗な写真が撮れる事は私も知っているのですが、カメラをわざわざ使っているのは写真の画質以外の操作性（例えば動いている鳥の動きに合わせてシャッターを切るなど）やデータの取り回しの簡単さは一眼レフカメラ>>コンパクトデジタルカメラ>>スマートホンと感じているからです。
しかし、カメラが動かなくなるのは操作性もクソもあったもんじゃありません。日本に戻ったらまた点検に出すか新しいのを買うか、、、。どうしたものか思案しているうちにスイスを離陸です。
眼下にはジュネーブの街並みがあり、左側にはジュネーブ名物のレマン湖の噴水が見えました。この噴水も地上でまだまともに見たことはないので次の課題です。ジュネーブの先のアルプスの山は雲の中です。仕方ないのでスマートホン（機内モード）を取り出して撮影。
水平飛行になったらG12のレンズを無理やり手で戻したり、電源の入切を繰り返しているうちに、G12が再度動き出しました。原因が分からないのも再発に怯えることになるので、気持ち悪いところもありますが、何はともあれ良かった。
シャルル・ド・ゴール空港でコンコルドが！治ったG12を構えます。やっぱりG12の撮影の方が手馴れている・・・。しかし音速を超えるスピードで飛んでいたこの飛行機には乗りたかったです。
さて、スイスからの飛行機を降り、改めて日本行きの飛行機に乗るわけですが、３時間ほどの乗り換え待機です。空港外に出るには短い滞在時間なので、空港内をウロウロし、いつもは入らない↓こんな店も覗き込んで胡散臭がられたりします。
それにしてもあまりにも暇なので、手持ちの余ったユーロで昼間酒でも飲むかとぼんやり思いながら、、、2Eターミナル内をウロウロしたところ、売る店によってビールの銘柄や値段が全然違うことが分かりました。暇つぶしを兼ね、2Eターミナルでやっすく酔っ払うにはどこでビールを買うべきか調査することにしました。
これはちょっとした軽食兼売店にあったビール売り場。
下段にビールが並んでいます。左はオーストリアのedelweiss、330mlで5.5ユーロ。真ん中はオランダのHeineken、330mlで4.9ユーロ。一番右がベルギーのaffligem、330mlで5.5ユーロ。いずれも1ユーロ=130円と計算するとかなり高めです。ちなみにその隣がコカコーラですがこれも330mlで4.9ユーロ。コーラが一番割高感が大きい。。。
続いてはこちら。これはフードコートの飲み物売り場。
最上段に缶のHeinekenがいます。500ml缶が6ユーロ。330ml缶が4.1ユーロ。上の店より安いけどまだまだ高いですね。三段目の左にいるのは見慣れている日本のアサヒスーパードライ。これは330mlで3.95ユーロで今のところ一番安い。ヨーロッパから遠い日本のビールがオランダやベルギーのビールより安いと言うのも不思議な気がします。三段目右はイタリアのビールでMORETTI、330mlで4.2ユーロ。
結局、一番安いビールを売っていたのはこちら。
K39番ゲートの前にあるRELAYと書かれた売店。
あまり目立たないように清涼飲料水にまぎれて売られていましたが、私は見逃しませんでした。この棚の最上段一番奥にあります。
これはご当地フランスのビールでKronenbourg社のものと同社の1664。右側は缶のサイズから言って500mlな気がしますが、33CLって書いてあるのが不思議。。。気になるお値段ですが左の赤い缶が2.7ユーロ。右の青い缶が3.0ユーロ。
安いビールを飲んでほろ酔いでいるうちに、搭乗時刻。帰りは羽田行きのエアーフランスです。お、JALのマークの飛行機がある。あっちはこっちの３時間後くらいに同じく羽田を目指して飛ぶらしいです。
夕刻の機内食は肉じゃがご飯定食かフランスっぽい洋食からの選択で私は肉じゃが定食に。付け合せはいろいろ妙な気がしますが、フランスの航空会社が日本人向けに和食を用意しようというその心意気が嬉しいので肉じゃがを頂きました。
肉じゃがとしては”肉じゃが？”という感じの料理でしたが、これはこれでうまいものでした。全然ありです。機内でもシャンパン、ワイン、ビールを飲んで、出張終了のささやかな開放感に浸り、精神的に大騒ぎ。
飛行機は定刻通り翌昼の12時頃羽田に到着・時差ボケの頭を抱えて帰路に着きました。今回は短い滞在だったのと3回目のスイスだったので”帰ってきたなぁ、、”という感もなく、ひたすらたるい感がします。
そしてこの帰国から約10日後、再び出国することになるのですが、それはまた。。。
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