さて、やっすい竹ヤスを手に入れた2017年の夏の海。
竹やすの使い勝手について、早速どんなものか、やっすい安で魚を捕らえられるのか試しに行きます。
あまり小さい魚を狙っても仕方ない、、、で、最初に狙いをつけたのはカワハギ。15~20cmくらいの大きさで、手ごろなサイズの魚です。フグ目の魚なので動きは比較的とろくで魚突き初心者にはもってこい。
旨い魚なのでやる気も出ます。
、、、海の中でカワハギを見かけて、一度海面で呼吸を整え、ヤスのゴムを引いて潜行します。体感ではカワハギの50cmくらいに近づいてヤスを発射!一投目で、カワハギを捕らえました!!
この日は結局、見つけたカワハギを全て仕留めました。案外いけるもんですね。動きも遅くカワハギはやはり初心者向けなのでしょう。
カワハギは、身は刺身、そして超美味な肝は醤油と和えます。夏なので肝は小さめだったけども。他のアラや内臓は味噌で煮込んでアラ汁というか煮込みの中間のような物にします。ビールと一緒に頂くと旨い。本当に自分で捕まえた魚は旨い。魚たちの世界の海の中で捕まえたので、人間側の空間に引きずり出す釣りより満足感が大きい。
この結果に気をよくした私は夏の間は連日海へ繰り出すことになったのです。
やはりもう少し難易度が高くでかい魚を獲りたい・・・!!!
で、次に捕らえたのは、、、こいつ。
これはイラという魚。実は捕まえたと時は何という魚かよくわからなず、ブダイの仲間か何かと思ったのですが、イラという魚らしい。私が産まれた東日本ではあまり見ない魚です。(ですが比較的安い魚らしいです)。
まな板の上で記念撮影。30cmを越えているなかなかのサイズ。私がもぐった海では結構イラが泳いでいるのを見かけたのですが、この魚、鱗が分厚く、何度かヤスが弾かれたり刺さりが甘く逃げられたり、を繰り返しました。捕まえたやつは横から頭の辺りを突いて捕らえたやつです。
この結果に気を良くして、再度海へ。
宿敵であるアイゴ(結構でかい)を突いたり、、、
何かよくわかんないシマシマの魚を突いたり、(後ほどタカノハダイと判明。)
アイゴもタカノハダイも磯臭くて美味しくない説が強い魚ですが、この自分で突いた魚は新鮮そのもの。刺身は普通に美味しく食べられました。まぁ夏という季節のもあるのか、そこまで旨い!と絶賛する味ではなかったけど。ただ、確かに内臓は強烈な磯臭さを放っていたので、すぐに捌いて内臓は2重のビニール袋に包んで捨てましたが、、、。
これまでは海の生き物を愛でるのが多かった海遊びですがたまに食べるをやってもいいなぁ、と思った2017年でした。(魚突きをした海は遊漁者の魚突きが認められている海域です。場所によってはゴム付やすの使用が認められていない海域もあるので留意しましょう)
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