2022年5月のアザラシ旅行の4日目にして最終日の朝。楽しい北海道滞在もあっという間です。
(前日の記録はこちら↓)
帰路は稚内から陸路で新千歳空港に向かって、羽田空港に飛ぶ予定です。
が、ただ帰るのはもったいない。この日は18時に自宅に着けば良いので、逆算すると稚内周辺に午前8時くらいまで滞在できます。稚内に8時までいて、新千歳経由でも関東で夕方の用事を済ませる。北海道の時間距離は、劇的に変わっており、私が住んでいた頃の常識は覆っており、島が小さくなっているように感じます。
さて、前日の朝は宗谷岬で日の出を見るべく、2時半起きでしたし、その前日は1時半頃に起きていたのですが、
さすがに旅行の4日目となると疲れがたまり寝坊してしまいました。。。それでも午前4時に起きてホテルの外に出ます。すでに日は高く昇っていて、まずは稚内の街を抜け、宗谷岬へ。
最北端の碑とマミリン像は、この日は適当に一枚だけ写真を撮って切り上げます。これらより海獣ファンには気になるものが宗谷岬にはあるからです。
弁天島に上陸するトド!
宗谷岬の日本最北端の碑より気になるのは、岬から数百m沖にある弁天島。宗谷岬より北にある小さな無人島です。(なので弁天島は宗谷岬より少しだけ北にあります)
この弁天島は、トドが集まる地として名を馳せております。トドは大きな漁業被害をもたらすので漁業にとっては迷惑な動物ですが、海獣ファンとしてはやはり気になる存在です。
↓宗谷岬から見た弁天島の全景ですが、島の右側の岩礁に茶色い何かいるのが、おわかりいただけますでしょうか。
この茶色いのがトドです!
望遠レンズで写真を撮るとこんな具合。
大きい個体が2頭います。
大きい個体が岩礁の端っこに移動したら、もう一頭上がってきました。さらに海の中にも頭が見えます。
と、そうこうしているうちに。。。
たくさん上がってきました!6頭上がってきましたし、海の中にもたくさんいるようです。
この写真では岩礁の右側の海の中にはたくさんのトドの頭が見えます。ざっと数えたところ、20頭以上は海の中にいるようです。
しばらく見ていれば、さらに岩場にトドが上がってくるかもしれません。
が、最北端の碑、弁天島のトド以上にさらに気になるものがあるのが、宗谷岬なのです。なのでトド観察もそこそこに移動開始です。
トドを上回るほど何が気になっているのか、、、私が気になるのは、、、当然、アザラシです。
宗谷岬周辺の浅瀬に転がるゴマフアザラシたち
この日も波高く、風は強いのですが、浅瀬に上陸しているアザラシが皆無だった昨日よりは幾分マシ。なので岸からは遠いのですが浅瀬の岩場に転がるアザラシの姿を見ることができました。
宗谷岬近く、宗谷湾の岩礁に転がるゴマフアザラシたち。この日は20~30頭のゴマフアザラシが転がっていました。
尻尾をピンと立てて半身浴みたいになっているのですが、よく寛げるものだな、と感心します。
旅の最終日にようやく浅瀬に転がるアザラシを見られました。やっぱりこの姿ですよねぇ~。
比較的岸近くに転がっていたアザラシ2頭。
岩場に転がるアザラシはいつまでも眺めていたいのですが、この日の稚内滞在のリミットは朝8時。最終日が一番コンディションがよかったです。後ろ髪引かれるように、この旅行最後のアザラシポイントの抜海港へ向けて出発します。
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